すべてのおすすめ
詩を紡ぐということは
裸にならなくてはいけない
恥ずかしがっていては
心の襞は描けない

素っ裸にはなれない
野暮な言葉を並べたくはない

ええかっこしいが邪魔をする
綺麗な言葉を並 ....
年に二度バラを買う
六月と十月 ほんの数本ずつ
ずっと深紅のバラだったが
ここ何度かピンクだったような気がする

バラほど美しい花はない
見つめているとそう思う
自分のためには決して選ば ....
命を全うするという受動的な態度は嫌いだ
命は全うさせるものだ

命は尊いと決めつけるのは嫌だ
命が尊いと実感できるかは自分次第だ

論理的な思考よりも信念は誇り高く
アクションは概念より ....
大好きな相手がHIV感染者だとして
あなたはその人と
セックスができるだろうか
できないと答える人はきっと
本気で人を愛することが
できないんだろう

何があっても君と一緒にいると決めた ....
とりあえず9人だけれど
そのうち変わるかも知れない

選挙も終わって
自民党の悪口も言えないし
芸能人の不倫にも
飽きて来たところなので
テレビをはじめ
マスコミどもは
超ラッキーと ....
暗い水底から白装束の女、
ひっそり浮かび現れて
水面で溺れかけている狂った魚に
オイデオイデと手招きする

狂った魚は慌てふためき
一気呵成 水底に向かい沈み込む

白装束の女、そのす ....
雨の中に黒い女
傘もささずに佇む

雨の中は深海のように暗く
光を飲み込んで
なにもかもを溺れさす

ソコで待つのは愛しいあなた

女は泡になる前に

揺るがぬ愛を得る為に

 ....
あのこが僕を笑うのをやめて
人生についてちゃんと考えるようになった
そんな苦情が
僕の家のポストに殺到するようになった

素晴らしい兆しだよ!
笑いながらつぶやく
そんなラッキーが君 ....
縁側に転がってみれば
満天の星空
その輝きの一つ一つが
何十年も何百年も前のものだと分かってはいても
今、この星々は
消えてしまっているのかもしれないと分かってはいても
その美しさから目が ....
鏡にわりとかわいいあたしがいるよ

父のニコレットを噛んで見つめてた

なんだか誇らしげに鏡を見つめてた

いつのまにか母の遺骨を見つめてた


学校から帰ってきたら母が死んでた
 ....
もう何も書かなくて良いと神さまがあたまを撫でてくれる夢をみた。 台風のあと散らずにいた
白い小菊の花びらの中に座り
濡れた髪など乾かしながら
やっとひとごこちつく
清涼な香りに
生き返るここちする

草むらで横たわった猫は
生き返らなかった
その ....
ジョン・ケージのような一陣の風が
時折吹き抜ける早朝に
雨は既に止んでいた
誤算を重ねて扉が鳴る
別にゴジラがいるわけでもなかった
父と母が降りて来る
バナナを食べる父
私はバナナを決し ....
大女優が余裕のリハーサルするような君をいとしいと思う

牛乳たすヨーグルトはヤクルトだったっけ

神経質な目をしたりスヌーピーみたいになったり

生きていることすべてがみんなをいい雰囲気に ....
{引用=
ここには昔きよらがわと呼んだ細流(せせらぎ)があった



なにもしらずにおもいつづけた
 あなたには こよない日々があったとしらずに
なにもしらずにさがしつづけた
 あな ....
眠りの底で持続する
調和に充ちた音楽の木霊
命を賦活する脈動のグルーヴが
垂直ノイズの魂を
呼んで揺らして歓喜で貫く

流れ込んでは諧調に生き
魂もまた旋律を奏で
あしたあなたに提案したい
遺言書を書きましょうと
二人の最後の願いだと
信頼できるひとに託せるような

骨を
二人それぞれの最期の時の
ほんのひと欠片ずつでもかまわない
かならず寄り添 ....
投票の後に
プロジェクトAばかりを
見て居た
でも私は
プロジェクトAの見栄や
プロジェクトAのワイルドな間を
厭うので
プロジェクトAそのものを厭う
空と海を見つめると
雨が落ちて ....
台風一過の朝ひかりが秋過ぎて

きのうの幸福が嘘のよう

影の長さで測ってみるか

ひとつ幸福でもつねってみるか


あんまり振り幅が

大きいもんだから

失くなることから ....
刀の{ルビ柄=つか}になりたかった
      かつて

 いまは
極小ビキニでありたい

真面目な話です
    詩についての




      《ちょっとだけ:2017年 ....
息子が初めて発した言葉は
ママでも、パパでもなく
はっぱ
    🍂

それでも伝わる
ことのはの世界へようこそ
ようこその
 
  🍂

   🍂
  
     🍂
  ....
夢の奥でチカチカ瞬いているもの
柔軟で可塑的な生き物の浮遊する
その余韻に浸ったまま目が覚めた

    ◇ ◇

夢の奥、
瞬きを
チカチカする瞬きを
感触として察知した
それは ....
くさくさする夜だった
何もかもがうまくゆかない
できたと思った即興のソネットは
書きとめようとした途端に
すべて蒸発してしまった

くさくさするこんな夜に
あなたにはごめんなさいを繰り返 ....
最近 笑うことをしない

たまに笑うと

笑っている自分を
不思議に思う

つい笑ってしまう
 よく晴れた日、木の下に立って空を見上げる。
 くたびれた木の葉が太陽の光を受けてオレンジ色に透けていた。
 これほど美しい情景があろうか。
 溢れた感情がフレームに収まり切れずシャッターは ....
   
満ちていた
哀しみ あるいは痛みのように
煌めいて
昨日を潤し明日を照らす
零れ 滴り 流れ落ち
さらに溢れ
駆り立てる
とどめる術もない力で
押し寄せる波
こみ上げる欲望 ....
春に出会う
あたりまえのように
それが君だった
日々があった

見えるものは見えるもので
見えないものは見えないもので

見えるものを二組の目で見て
二人はたまたま近い気持ちを感じた ....
うす紙には夕陽がのっていて
握ると、あわい音がした
ただわらっていたかった部屋で
むりに言葉をはきだすと
それはすごく汚れみたいで
いそいで手を洗いにきたのだが
石鹸は嘘でできていて、 ....
 
エンドロールの途中に
まさかのどんでん返しが
意表を突いたハッピーエンドが
そんな気がして
なかなか席を立てないでいる
場末の映画館

あるいは
アディッショナルタイムの
カウ ....
まち中で、突然込み上げた。

恥ずかしい。人がたくさんいる。
ひとつの木。が朱く色付き照れてる。

まち中で、込み上げた。

苦渋。隠しきらなきゃ崩れる。
あと1ヶ月で去れ。去れ!
 ....
空丸さんの自由詩おすすめリスト(4633)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
裸になれない- 星丘涙自由詩11*17-11-2
十月の薔薇- ただのみ ...自由詩10*17-11-1
シシャの余韻- 狩心自由詩417-10-31
本気- 狩心自由詩117-10-31
座間9人殺し- 花形新次自由詩117-10-31
狂った魚と水底の女- ひだかた ...自由詩417-10-31
人魚姫- kino125自由詩217-10-31
ランブレッタと協議します- 竜門勇気自由詩3*17-10-31
星を眺めて- 無限上昇 ...自由詩417-10-31
見つめてた- 吉岡ペペ ...自由詩317-10-31
- もっぷ自由詩417-10-31
花暮らし- そらの珊 ...自由詩17*17-10-30
早朝- 間村長自由詩1017-10-30
ずっとずっとね- 吉岡ペペ ...自由詩617-10-30
きよらの賦- 宮内緑自由詩9*17-10-30
天体音楽- ひだかた ...自由詩517-10-29
すみれ日記_2017.10.28_(遺言)- もっぷ自由詩317-10-29
溺死(居る、入る)- 間村長自由詩6*17-10-29
朝のひかりと影の長さ- 吉岡ペペ ...自由詩617-10-28
ちょっとだけ- ただのみ ...自由詩12*17-10-28
うれしい悲鳴- AB(な ...自由詩817-10-28
感触としての像- ひだかた ...自由詩5*17-10-28
存在失格_(真夜中の三叉路)- もっぷ自由詩417-10-28
このごろ- 星丘涙自由詩4*17-10-28
秋の名残り- ヒヤシン ...自由詩8*17-10-28
海が涸れる- Lucy自由詩14*17-10-27
さよなら- もっぷ自由詩417-10-27
うす紙- はるな自由詩617-10-27
エピローグ- Lucy自由詩5*17-10-26
残り1ヶ月の戯言- 水戸 う ...自由詩5*17-10-26

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