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小突いても
何も出てこない
すっからかんな子供…

心の
膿も栄養も
きれいさっぱりなくなった

地獄のような劣等感の海から
誰にも会わない天国の浜辺に

ぷくぷくの満月に照らさ ....
ふりかぶって捨て去った
そんな、あやまちだらけの過去

時間に少しずつ
ゆるされてゆく

ああ、淡い残像
脱気して漂白した
形骸だけ
眺める

あまりに
諦めすぎたのかもしれな ....
大事なガラクタなくなっちゃった
あくまのかけらが霧散した

風船ひゅるひゅる抜けてって

泣き疲れた絶望が
すやすや寝息を立てる頃

諦めという
とろけるほどの優しい吐息をあげよう
 ....
世界は無から「生まれる」という感覚は少し違う
ただある途方もない無がふと区切られるだけのこと
僕がただ目を覚まし、見ると
世界は無から時間や場所や僕が区切られて「在る」になる

世界は何も変 ....
どうなってるんだ訳わからない
あらゆる推察、に付随し続ける仮定、過ぎる、真実が薄まってゆく

あらゆる説明の仕方、は切り取りに過ぎない、無の説明には意味がない

入り口はある、確かにあるある ....
 ある日の隠喩

困り果てた誰かの海は雨が降ってぽこぽこ生まれた
散らばる隠喩の危うさは水中を散らばる針のよう
僕はあるはずの歯がゆさをきっと明日が来ると信じて幸せ色にしたい
しかし言った分 ....
(つづき)
途中国道一号、幹線道路っぽくなって歩道がなくなると、脇道があったりする。
幾人かの自転車旅人とすれ違う。足限界になり、特に暑い時間帯、幹線道路の橋下の陰に座り休憩。結構順調に歩けた。藤 ....
(歩きの旅行の記録のある一日です)
8/5(日)
夜中、ラブホ臭いのが嫌で、タオル、田んぼの水借りて全身を拭く。畔で寝る。起きる。浮浪者と何一つ変わらなくなっていることにも、不快で、みじめで死にそ ....
  藍の葉

夏の勢いのピークは過ぎて

深くなってゆく緑に埋もれながら

もう必然を忘れたのって
泣いた後の脱力のうちに
ふつふつと小さな実をつけている

葉の色はきっと甘い ....
「会うってどういうことだろう
どこいったって変わらないなら
会えただけで幸せじゃないか

「幸せじゃない

「けれども人はいつでも果たされなさに生きている

「本当に会うって何だろう
 ....
  罪

言葉でくっきり
踏み固められる足跡の罪

配慮は尽くされて…転倒

まちがえた
いってきのぼくじゅう

どこに行く日々
死なないのに続く日々

圧縮しなくち ....
20年遅刻して
保育園の大運動会「おゆうぎ大作戦!二番煎じはズタ袋」の
スタートラインに立っていた
多分寒すぎて目が覚めたのだ
鈍感すぎてわかんないけど
雲がどよどよ流れて月も星も全く見えな ....
空丸さんの若乱さんおすすめリスト(12)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
すっからかん- 若乱自由詩419-11-11
魂の休暇届- 若乱自由詩219-10-28
平和な日々- 若乱自由詩319-9-19
若らん!2(思い上がり編)- 若乱自由詩219-1-28
若らん!- 若乱自由詩119-1-28
えんばー4- 若乱自由詩4*19-1-26
ある日のえんばー2- 若乱散文(批評 ...119-1-24
ある日のえんばー1- 若乱散文(批評 ...319-1-24
えんばー3- 若乱自由詩219-1-24
えんばー_2- 若乱散文(批評 ...119-1-22
えんばー- 若乱自由詩119-1-22
ハテハテ- 若乱自由詩419-1-17

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