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ふうと吐く息は
溜息ではなく
それでも重く
涙まで溢れた

こんなことで
自らの疲れを知る
いたたまれない気持ちと
やるせなさが重なる

それは立とうとして
よろけてしまうほどに ....
花が言葉を語る時
世界は感受性の湿度に安堵する
言葉が無い世界
音のリズムが奏でる雰囲気は
電灯の温かさに似ている

君は僕にキスをした
触れ合わないで
その距離感の流れの中で
肌に ....
才能や

理想や

思想や

理念なんかを

本棚にしまう今日

虚しさが部屋を包み込む

ネットワークという名の職場へ

放たれよ!

さすれば、世界の何億分の一さえ ....
旅に出よう
今は汽車が走らない線路を
何処までも 何処までも
歩いて行こう

リュック一つを背負い
身軽なままで
あれこれ考える必要はない
ただ まっすぐ歩けばいい

春は足元の草 ....
胃袋を焼く
少しずつ焼いて往く
脳を殺す
微細な匙の加減
からっぽの冷蔵庫みたいに
ロックンロールが居なくなると
窓と窓の間に挟まった
蛾の身悶えが
耳のすぐ傍から聞こえて来た
嘘だ ....
魔が差したどころではない
走りきった
憂鬱

ポケットに
暴動

個室の空きを探す
とりあえずどこでもいい
このタイミングを逃すな

おパンツが濡れている
曇った空を見上げてはなんと代わり映えがない毎日だと
タメ息吐いて愚痴吐いて

通勤のバスではまるで束の間の夢を見るように下向いて
会社に着き隣に座る同僚に掛ける言葉は挨拶のみ
その後も一言も ....
僕は眠ってる間、羊になって遊ぶ。
夢の中でも人で居続けるのは疲れるから。
世界は夜には闇になる。
光であり続けるのは、世界だって疲れるから。
羊の僕が眠るまで、
夜が崩れて光になるまで、
 ....
目を覚ました
しとしとと音がしている
しずかな朝の、
雨音の音階を調律するひとがいる
誰だ。
調律師は物憂げな顔で指先を動かす
ふと音がなめらかに
なったかと思うと
その指先は ....
流行りの芸人だらけのバラエティ
付け足された笑い声

チャンネルを変えたいのに
発した赤外線はそっぽに飛んでった

盲目の信仰を否定されて
只今の幸福が本物か疑わしい
どちらを信じるべ ....
だてにトンネル迷走してない

くだり坂のトンネルだから

出口どころか地上からも遠ざかる


朝10時、社員がスッと立って退社する

もうスッカラカンのキンタマんなかの精子

夜 ....
霊的なこと以外は、妄想であったりふたしかなものだと痛感しています。
私が彼女と別れたのもそれに気づいたからでしょう。気づいたというか、確信したから。確信というより、思い出したから。
私は女の子が好 ....
東京の真夜中、ど真ん中
パソコンをつけて世の中を覗いてみた

空から、宇宙から、
下を見れば鉛筆くらいの一点で
一点から東京を見渡せば
ただただ拡がる明るいネオン

空っぽになった缶チ ....
相性が悪いの人波かき分けては人並みに
すいすいと泳ぐ週のまんなかに陣取った
赤いあかい〈代休〉のマグネットいつつ
ひぃふぅみぃよぅいつの日からかひとの
いない日を選んで働くハタをラクにする
 ....
きりすと
ひっかき傷
yes.

でも
葡萄の花


帰り道

あいつ

サイダー

本当は

好き

あたたかい
マリア
私の胸に
手を当てて

 ....
うすく欠けた月を
つつく
くちばし
埋もれたはねの
なめらかな湿りを
靡かせた風の
まだ
つめたい季節

いちまいずつ
剥いだら
花も
あめをよぶ
春はさらさら
なが ....
また、書けない日々が続いている。書けないのではなく、書かないのだと、つぶやいてみる。つうか、詩なんて書いたことがないのかも、詩のようなものを書いては、詩かもしれないと、思い込んでいたかっただけかも。誰 .... 周りは見ているものなのだから
生活はきちんとしてねと
忠告ありがとう知ってる

良い思い出があたしをぎりぎり締め付けて
真人間の型を取ろうとして
逃げ出したくなった、けど

水に満たさ ....
テレビをみる
みんなでみる
箱にむかってすわる

少し話す
テレビの話題で話す

ちくり
とする

だれのことでもないはずの
話はときどき人を刺す

箱にむかってすわりながら ....
おばはんの口の周りは
地球より青い
━━ 前衛自称詩人 加賀りん

それが、おばはん全体を
ボーイ・ジョージ似に至らしめている
そして、青みが濃くなればなるほど
頬紅は鮮やかになる
 ....
「ミートゥー!」

突然叫んだ僕に
先生も皆も驚いている

卒業間近の川の水は
まだ冷たいけれど何だか
優しい温度に感じた

今日は伝統行事
使用した机椅子を
河で洗い清める日
 ....
あなたの云う、地獄と名のつく場所に連れていってくれと、私がいうのもおかしいので、その方へむかっていく背中を、みていた。煙草の煙にまざって、ゆらゆら幻影、だんだん、見えなくなっていく。私は噛む。爪を、噛 .... お尻に何かが顔を出す

椅子に座ると痛み放つ

これを痔と言わずして

何と言おう!

痔主とはよく言ったもんで

主人としては病寺へ直行

若い看護師天使なる

指先でち ....
 白いシャツには必ず着ていた

 濃紺のVのセーター

 キリッとしまった感じが好きでした

 気づいたのは時計を見た時

 袖口から一本の糸がほつれでている

 この気持ちの ....
誰にも会わなかった休日が過ぎた
もう 僕の部屋の窓は 暗い 
映画だけでも見なければと思っていたが
だけど 今日は少し 寒い日だった


僕が何をしなければならないのかを
時々 僕は ....
寒い夜
床に耳
ドクンドクン
心臓の音

眠る森
静かな切り株
深い虚
地下を流れる川

三十度目の春
onとoff、onとoff
命が点滅してるみたい
破れた頁

3月 ....
今日は午後から
晴れが降り出すでしょうと
テレビの予報官が言った

すぐに雨が降り出すでしょうと
訂正が入った

晴れが降り出すのも
いいかもしれない
想像してみた

晴れが降り ....
退屈な日々の中で、些細なことに幸せを感じながら生きるもんだ
煙草が美味いとか、コーヒーが美味いとかさ
つい最近まで俺は宗教、宗教と、宗教のことばっかり考えていたんだけど
宗教なんて今はどうでもい ....
跳ね上がる、湧き上がる、躍り上がる、
歌う、歌う、歌う、歌う、
躍動感にみちみちた空気、
あちこちに飛び交う音符の羽虫たち、
唐突に鳴るクラッカー、

輝かしい照明は目も眩む、白、
白の ....
悴んでしまったかの様に
何も感じられない 指先
柔らかいのかい 硬いのかい
触れた先に何もない

歯が砕けてしまうかのように
鉄の錆びた味がする唇は
柔らかいのかい 硬いのかい
触れた ....
空丸さんの自由詩おすすめリスト(4633)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
休息- 坂本瞳子自由詩3*18-3-21
- 鷲田自由詩318-3-21
ソーシャルネットワーク- 暁い夕日自由詩4*18-3-21
廃線の旅- 忍野水香自由詩618-3-21
誤謬- ただのみ ...自由詩5*18-3-21
20180321_work0000@poetry- Naúl自由詩118-3-21
一日の始まりと一日の終わりに- 千幸自由詩418-3-21
おやすみ- 水宮うみ自由詩1*18-3-21
雨の日と月曜日は- かんな自由詩10*18-3-21
リモートコントロール- 木村きむ自由詩418-3-21
地上からも- ペペロ自由詩218-3-21
明日のテーゼ- ペペロ自由詩518-3-21
tube- ラムネ自由詩318-3-21
雨の日と月曜日は/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩4*18-3-20
告白- 腰国改修自由詩2*18-3-20
parfum.- むぎのよ ...自由詩518-3-20
誰一人としてその名で私を呼ぶことが永久にないとしても- Lucy自由詩11*18-3-20
OSをアップデートしてください- 日々野い ...自由詩618-3-19
テレビ- 朧月自由詩118-3-19
藍より青く- 花形新次自由詩118-3-19
ミートゥー!- しょだま ...自由詩318-3-19
出涸らしの慕情- 笹子ゆら自由詩11*18-3-19
見え隠れ- 暁い夕日自由詩3*18-3-19
ほつれ- 佐白光自由詩4*18-3-18
折った筆- 番田 自由詩118-3-18
lack- mizunomadoka自由詩218-3-18
晴れ降り模様- イオン自由詩4*18-3-18
だらだらと- moote自由詩118-3-18
黒の下のパーティー- 佐々宝砂自由詩318-3-18
鈍る感覚- ムウ自由詩218-3-18

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