すべてのおすすめ
陽光に花びらが透ける
いずれかの方向から来る花の香り
比較的晴れた日の出来事
雨の日といえば
水たまりの数々の輪
雨音という楽器の音に耳をそばだてる
曇がもたらす
色の変化 ふたつとない ....
聴かなくなったCDが増えて
心のバランスを保つ道具が
音も立てずに崩れてゆく日々

思い出に色を付ける作業で
音楽と共に生きて来たのに
時が止まってしまったかのように
この部屋は静まり返 ....
きみは
すべてのものに
ほんとの社会の窓を開け放つために
生きている


それを抑えつける
真実のない化け物たちよ
XYZ






{引用=即興ゴルコンダより}
О

*痩せ蛙

夜を通し
朝になっても
まだ
痩せ蛙が
啼いている
こうなると
蛙の身が心配で
「そんなに無理しないで
永く生きてくれ」
 と彼は言った

*菫

 ....
左半分、灰桜。

花散らしの雨。

軽くひねり出される、膿。
つまみ出された、愚か者。


さみしがり屋だから火を灯す。

ぼくは
もう
独りじゃない。

火をつけてくれた ....
蛇が川の上を駆け、
葦の草むらへと向かっている。
冷たい小雨をはじき、
さまよう古代の戦士の亡霊たちとともに。

詩人には見えない明るい涙の笑顔が
誰の読み物をも読めな ....
いのちを挽いている
音がする
林檎を剥いたら
もういちど飛べるかもしれない

鳥は
鳥という記号に
耐えているわけではない
人は
人という記号に
耐え続け
そのため
もうながい ....
ふうふうと息を二つ
ナンバー9のコーラを飲む
コーラの色
コーラの味
安心した
娘のTシャツにプリントされた苺に台詞があった
SO SWEET
甘いだけでなく優しい
娘も笑っていた
 ....
今から2ヶ月間で変わる
変われなかったら
死のうと思う
そういう意気込みで
ではなく、
本当にそうする


大気は纏わずに裸になる
醜い傷もさらけ出す
隕石の衝突にも耐える
命 ....
とても快く疲れているのでこのまま眠らせてください
このまま死んでしまうかもしれない
このまま死んでしまえたらいいのに
疲れに救われて

雨に撃たれ
陽射しに焼かれ
粉末になって風に融けだ ....
赤 白 黄

細い指のその先で
無色の命が息をする

わたし 眼鏡はかけないの
あなたの前では 絶対

制服の下に隠した
透明な臓器

みせられないよ
あなたのためじゃない ....
○「防災無線」
放送による情報伝達にも
田舎では限界が来ている
放送しても
まだ寝ている
放送しても
もう出かけている
放送しても
録音してない
放送しても
耳が遠くて聴こえない
 ....
席を移動しまーす 前任が死んだから
席を移動しまーす 席が移動するから
席が移動しまーす 乗り物だから
席が移動しまーす 病気だから
咳が移動しまーす 伝染するから
咳を移動しまーす 分離し ....
新緑がどうしようもなく

(人口減少で、じっさい人手、集まらなくて)

煙みたいに幽霊みたいに

(プログラム、文句も言わず、動いてくれる、)

5月の街道を彩っている

(教えた ....
小便をしたい時には小便をする
大便をしたい時には大便をする

父親に逆らってでも
母親に逆らってでも

上司に
会社に

神様に

トイレにもいけない環境
トイレにもいけない空 ....
週末、夜明けまえに電線にとまり
カラスが餌を探してキョロキョロとして
カラスよけのネットのないゴミのところへ行った。

タバコの吸い殻や
丸めたティシューが散らばり
食べものとして ....
罪人を眺めている
誰かの腹の中のように風のない夜
迎え火が目蓋の此方
灰に包まれた心臓のよう
ゆっくりと消えて往く
ただ罪人を眺めている
正義については微塵も語らない
なにかを殺し続ける ....
寂しんです、孤独なんですって呟いてみても
誰も見向きもしない日々
私は1人で鏡の中の自分に語り掛けてみる

虚無感に襲われ
自分を必要としてくれる人が誰もいないことに気付く
私の命の価値は ....
水が水辺を踏みしめる音が
葉と葉のはざまに響いている
終わらぬことを表わす文字が
冷たい場所に冷たく残る


闇が指にひらかれ
光が枝に割れるとき
水は分かれ  ....
挑戦に見えるかもしれない








だが分別のあるい ....
くしゃみが出そうなほど明るい日差し 
塀を飛び降り路駐の車の腹の下にでも
潜り込みたくなるような午後

どの家の狭い庭にも
クロッカスがガンガン咲いて
クリスマスローズの蕾が気取ってほころ ....
事務次官のセクハラは許せないが
新潟県知事の女性問題には同情的
朝日、毎日売国奴マスコミの
論調はそうだ
だって新潟県知事は
原発再稼働反対だからだってよ!
何だよ、女の立場なんか
全然 ....
なんだかふんわりとして
とても眠くって
でもこのまま眠りに堕ちては
とてもいけない感じ

なんだろうこの静けさ
安心感が満杯で
違和感を覚えるのは

舌の奥の方が少しだけ
苦い味を ....
О


 その病院は川のほとりにあって、少女の入院している病室の窓から、河口の様子がよく見えた。河口に近い岸には、小舟が何艘も繫留されていた。そのうちの一艘の白い小舟を、少女はことのほか愛してい ....
継続こそ力なり

小学生2年生のあの日から
ご飯を抜いた日はあっても
オナニーを抜いた日は無い
ヌクのを決して抜かなかった

小中高の修学旅行のときも
部活の合宿のときも
高熱を出し ....
夜の一室で

ガムを噛みながら

バーボン

ときどき岩塩

ずっと坂本龍一


俺こそ神様のハードルを勝手に下げていないか?

俺こそ神様からのアドバイスを実行せずに失敗を ....
眠い。抱っこ。抱っこ。

あなたが眠る前に腕枕を甘える。

うん。抱っこしようね。

痺れるのを覚悟で腕枕する私。

ぐっすり眠った隙に、腕を抜く。

愛おしい気持ち。
死ぬ間際の呼吸を想像した
想像がつかない
生きているだけで活きていない自分が
履いているスニーカーの靴底のすり減り

脱いで眺めた

鏡を見るような眼で
そこに写る言いようのないさび ....
かなしくて起きた

起きたらあたたかかった

どこでそんなに

暮らしたんだろう

過ごしたんだろう

どこであんなに

かなしくて起きた

起きたらあたたかかった

 ....
気温が上がると
芽が出てくる
草が出てくる
蚊が出てくる
蝿が出てくる
水虫が出てくる
気温って不思議だなあ!
空丸さんの自由詩おすすめリスト(4633)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いとおしさ- 小川麻由 ...自由詩3*18-4-20
コレクション- ミナト ...自由詩618-4-20
社会の窓- AB(な ...自由詩118-4-20
エスキス8- オキ自由詩1*18-4-20
ぼく、幸せだよ。- 水戸 う ...自由詩6*18-4-20
月光。- 秋葉竹自由詩318-4-20
滑車- 伊藤 大 ...自由詩418-4-19
不出来な子- 秋也自由詩118-4-19
ヘンシン- 狩心自由詩318-4-19
アスファルトの上の蚯蚓の唄う- Lucy自由詩6*18-4-19
0.4- tidepool自由詩418-4-19
独り言42集__- ホカチャ ...自由詩118-4-19
アイツ、親指が無いんだって- 狩心自由詩218-4-19
5月のFA(お化けのせいじゃない)- ペペロ自由詩318-4-19
20180418_work0000@poetry- Naúl自由詩118-4-19
悲しい祈り- 秋葉竹自由詩218-4-18
愛や情けを書けば良いそれは君らの仕事だから- ただのみ ...自由詩13*18-4-18
孤独はいとも簡単に私を殺す- 無限上昇 ...自由詩318-4-18
冬と光柱_- 木立 悟自由詩918-4-18
或いはこの皿は- TAT自由詩118-4-18
すすけたヨモギ猫のうたう- Lucy自由詩10*18-4-18
私の本気- 花形新次自由詩118-4-18
夢うつつ- 坂本瞳子自由詩4*18-4-18
白い小舟- オキ自由詩3*18-4-18
オナニー- 一 二自由詩318-4-18
深夜のピアノ- ペペロ自由詩918-4-18
大切な- 飛翔自由詩318-4-18
- こたきひ ...自由詩518-4-18
どこであんなに- ペペロ自由詩218-4-17
気温- ホカチャ ...自由詩118-4-17

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155