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夢のように過ぎてゆきました
何も築くこともできず
何も成さず
夢のように過ぎてゆきます
ただ暮れてゆきます

風吹きぬけ
とまどい惑い怯えています
遠くから聞こえてくるような
懐かし ....
こころの本当を覗いている
そこに何が存在しているのか

ただ飽和している
そんな感覚
それも定かではない

大切なものは命であり
これからどこまで生きるのか
わからない

何故だ ....
孤独に身を置きたい
そして独りに徹したい

寂しさの中に生き
時の旅人となり
詩にうずもれたい

不幸の時のほうが
独りの時のほうが
いい詩が生まれるという

喧騒からはなれ
 ....
よどんだ部屋の空気
水道の蛇口から水がしたたり落ちる
ポテトチップスを頬張り麦茶で流し込む

判断能力 自己管理能力 欠落
仕方なく破れた地図を広げる

非日常な週末とテレビジョンのニュ ....
そういえば七月を生きる私たちは
初秋のさみしさを忘れかけているのですね

そういえば七月を生きる私たちは
冬の木枯らしの冷たさも忘れかけているのですね

春夏秋冬
忘れた頃に暑さを思い出 ....
うつろう時
黙りこむ
こころ
生まれない
詩たち

言葉にならない
こころの襞
たしかめ
たぐり寄せ
結びつけ
ひも解き
書きうつす

風がはこぶ
花のかおり
乙女のま ....
人のエナジーが波紋のように広がり
球体ワールドを転がっている


点で描写された緻密な景色を
掌でなでると砂のように崩れた


熱風、夏空、ふんぞり返る太陽
それを遮るように黒鳥が羽 ....
切り取られたくない心情が
白昼の雑踏にまぎれている

いつだって
誘惑は欲を引き連れてくるもの

楽園を失った僕らに
安全地帯などない

この世に微笑みかけたいのなら
たやすく負け ....
子どもが
しゃぼんだま
吹いている
風にとばされ
ふわふわと
はじけてお空に
とんでゆく

子どもは何を
見つめてる
虹色ふうせん
夢のせて
何処まで
とんで
いくのやら
 ....
列車にゆられて行くひとびと
まるでアニマルのような
いや異星人のような人の群れ
横に座っているOLが居眠りを始めた
首をカックンカックと私の肩にもたれる
赤いヒールの女の白い足がのびる
喪 ....
朝から雲一つない空
今日もどうやら暑くなるようだ
ハーフパンツによれよれのTシャツ一枚
この季節はラフな気分でボーとしていられる
テラスには洗濯物が几帳面に干してあり
扇風機が規則的に首を振 ....
あおぞら
シーツが風に舞っている


ひとり
取り残された午後
しろい夢は
触れても何も感じえない


ただ繰り返す呼吸


紋白蝶がふわりと
青に透けて
ひらりひらり舞 ....
遠い故郷の潮騒の音は望郷のかなた。
神無月の夜の寝苦しさと汗のにおいは、真夏のあこがれの産みの苦しみ。
カモメは港に群れていたが、今では残像さえない。
疲労困憊
満身創痍

バナナを一本くれないか

無我夢中
我を忘れて夢のなか

疲れた
アンパンをくれないか

疲労困憊
創意工夫
元気溌剌
オロナミンC

今夜は自惚 ....
静まり返った夜に人々は固唾を呑む

意表を突く歌詞を並べたて 
繊細で微妙なメロディーラインで攻める

艶っぽい声にガードされた瞳
おまえは吟遊詩人

魔力のような鳴き声に引き込まれ
 ....
静かだ
ただ ただ 静かだ

そんな中で母が逝こうとしている
チューブに繋がれ点滴を打たれ死と対峙している

春だというのに
桜の花が咲こうとしているのに
母が死んでしまう
無力 無 ....
どうやら春は来るらしい・・あたりまえのように、
さり気ない顔して、来るらしい

休みたいのに休めない人間の性を見つめる
欲と愚かさ・・・
朽ちかけている躰を横たえて
この世の境界線を越えて ....
欲望に飲み込まれぬよう、食い尽くされぬよう
頭が病で侵されぬよう。 大切な人を失わぬよう。
たとえ、晴天でも隙をつくるな 
失望しても自棄を起こすな。たとえ絶望的に思えても、あきらめるな。
光 ....
からからと
転がる青い日傘

レースのカーテンにとまる蜜蜂
ありふれた言葉の羅列をたどり
ふり返り笑う

命の儚さ
虚さ
ひとは過ちを繰り返す

からからと
転がる青い日傘
 ....
ひとつおいてみる
こころ見つめて
おいてみる

言葉ふたつ
みっつおいてみる

雨に濡れてみる
空をみあげて
濡れてみる

闇にふれてみる
夜によりそい
ふれてみる

こ ....
タコのようにグニャグニャと
海月のようにゆらゆらと
力を抜いて 
くにゃくにゃ ぐにゃぐにゃ

プリンのようにプルプルと
ゆれながら
やわらかく
心地よい感触

ゆらゆら グニャグ ....
生真面目に敷き詰められた文字と、憂鬱な空が疲労を連れてくる。
さりげない優しさに中途半端なプライドを傷つけられたり、上ったり下ったりする感情と気分に振りまわされる日々・・・
ふと窓越しに外を見ると ....
曇り空の街
みあげれば梅の花
川の水はぬるくクリアにゆるやかに流れ
白鳥は電線で獲物を狙い
桜の蕾は春をはらんでいる

曇り空の街
赤子を抱く若き母は
通りすがる人に優しく微笑む
土 ....
日々の営みの裏側に潜む、恐れと、焦り、憤りと、欲望、妬み、優しさと、誠実、義務と、運命。それらの幻影また破片と記憶。
列車は無表情で人を乗せ、人は自分自身を背負い、それぞれの駅で降りてゆく。
日没 ....
顔をしかめたアナウンサーが、この世の闇と恐怖を
マイクロホンでつぶやく。安易にwebを検索する老若男女は
偽りの罠に敏感に反応する・・・・闇に心病み恐れに飲み込まれる人々
毎日毎晩メディアから送 ....
わらわらと さらさらと 時は流れ
適当だったり
深刻だったり

それが事実か妄想なのかも判別もつかぬまま
時に追い越され
ねじれる時代の狭間でひとり
天を見つめては
うつむいて嘆き崩れ ....
「風に戸惑う弱気の僕・・・」
と歌ったのは桑田佳祐だったが
今日は北風が強く
同じフレーズが何度も沸き上がってきた
朝から胃もキリキリ痛むし
なんとなく嫌な予感がしていたが
右往左往・チョ ....
壊れそうになる自室の空気
苛立ちと 雑音
繊細な指で完璧をなぞると
星が流れ落ちる
混沌に飲み込まれ窒息しそうだ
恐れという籠に閉じ込められ
眠ることも休むこともできない
相変わらず見透 ....
最近、寂しいところが少なくなった

宅地開発が進み畑はなくなり
無人化した団地は壊され
樹木は切り倒され、インフラ工事は進み
ホームセンター、リゾート・ラドンセンター、
24時間営業の店、 ....
殺戮と破壊、 
そして破滅を繰り返しても
学ぶことのない人類
誰しも魂を病んでいる
ひとり残らず

しかし、それに気付かない
現実の狂気の中、
嘆きと涙と血に塗り固められ
暮れてゆく ....
空丸さんのあおいみつるさんおすすめリスト(43)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おやすみ- あおいみ ...自由詩4*19-12-20
何のために- あおいみ ...自由詩719-11-9
2019・秋- あおいみ ...自由詩1119-10-23
警戒レベル4- あおいみ ...自由詩319-10-12
思秋期- あおいみ ...自由詩419-7-9
こころ- あおいみ ...自由詩519-7-1
球体ワールド- あおいみ ...自由詩519-6-20
人として生きたい- あおいみ ...自由詩6*19-6-18
しやぼんだま- あおいみ ...自由詩419-6-5
列車模様(運命共同体)- あおいみ ...自由詩4*19-5-29
暑くなりましたね- あおいみ ...自由詩6*19-5-26
青空- あおいみ ...自由詩12+*19-5-8
かもめ- あおいみ ...自由詩719-4-24
この頃- あおいみ ...自由詩319-4-24
井上陽水- あおいみ ...自由詩419-4-3
おふくろ- あおいみ ...自由詩1219-3-28
やすみたい- あおいみ ...自由詩419-3-14
晴天でも- あおいみ ...自由詩319-3-9
青い日傘- あおいみ ...自由詩419-3-8
ひとつおいてみる- あおいみ ...自由詩219-3-3
今宵・・・- あおいみ ...自由詩419-3-3
猫が嗤った。- あおいみ ...自由詩419-3-1
春の賛美- あおいみ ...自由詩319-2-26
晴天の後の雨、傘はいらない。- あおいみ ...自由詩319-2-24
メディアからの刺客- あおいみ ...自由詩119-2-23
瞬間の言霊- あおいみ ...自由詩319-2-22
リフレイン- あおいみ ...自由詩319-2-22
- あおいみ ...自由詩2*19-2-19
寂しいところ- あおいみ ...自由詩818-11-24
現実の狂気- あおいみ ...自由詩418-11-23

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