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白い顔、しながら
君を探すんだけど

君の顔が見えない
強い雨が目を刺すから
くぐり抜けた街の汚れは
とりかえることもない
白いカッターシャツを
汚し続けているんだ

ため息を ....
殺戮と破壊、 
そして破滅を繰り返しても
学ぶことのない人類
誰しも魂を病んでいる
ひとり残らず

しかし、それに気付かない
現実の狂気の中、
嘆きと涙と血に塗り固められ
暮れてゆく ....
静寂がほしい!
情報過多がカタカタと音をたて
脳内を犯し侵食していく
「もうたくさんだ!」と声を張り上げても
耳を塞いでも侵入し、俺を壊してゆく

ディスプレー越しに俺を覗いている
この ....
ごめん。
嘘ついていました。

恥にまみれた人生を、送って来ました。

なにもカッコつけたいわけじゃなく、
じゃなく、
とてもカッコをつけたいの。

だって、生きて、

なんのた ....
世の中、

人間からや自然から、

悪意や理不尽を、

感じてしまうような時、

わたしたちは普段を試されている

普段、世の中を、どう感じているか、試されている


日々、 ....
悪いことをやり過ぎた結果
良いことしか
言わなくなったドイツ人が
男性名詞とか女性名詞とか
中性名詞とか
未だにそんな言葉を使っていることに
アメリカのLGBT団体から
抗議の声が上がっ ....
枯葉のように

舞い落ちた

夏の日の恋


白いボートで

あそびながら


エメラルドグリーンより

コバルトブルーのほうが好き


紅葉のころに

また来ま ....
フルーツポンチの ような顔をして
宇宙の果ての 果ての隅っこで
フルーツポンチを やってはいますが
その正体が いったい何かは
当の本人も 分からないのです

鏡を見 ....
鈍色空は僕の心
鈍色空は僕の気分
鈍色空は行き止まり

そうしてぼんやり全てに呆けて

僕の心に花野が開ける
狭い暗渠を通り抜け
あの無上の花野に至る
休みを取って、
なんとしてでも、風俗には行くまいと、
午前中、戦い抜き、
やっと、エロ動画で、オナニーして射精した。
ああ、私は勝った。
妻と娘が出かけてら、3時間にも及ぶ激闘の末。
 ....
ドジでのろまなカメよ
なぜ慌てるのか なぜ急ぐのか

人の目を恐れ 急かされ 脅され
見えない何者かに怯え慄いている

マイペースを貫け 人に合わせるな
おまえはウサギなのか カメなのか ....
深夜
名もない公園の駐車場に車を停めていた
他にも数台停めていたが人が乗ってる気配は感じられなかった
そこへ巡回中のパトカーが入ってくる
俺の車の横につけて停まった
警官が二人降りてきて私の ....
わたしは悲しみを拾います
だれの悲しみだろう
なぜ悲しいのだろう
取り留めなくおもいます

掌で包んでみたり
耳をあててみたり
抱いて寝てみたり
机の上に置いてみたり
床に転がしてみ ....
小鳥のなかにある巣箱を見る。
小鳥のなかにある巣箱のなかには、
ちいさな穴があり、
それは小鳥にとっての全て。
穴の外には広い大空が広がっている。
小鳥の歌う歌声は、小鳥自身にしか聞こえない ....
青い鳥 幸せの
とはいえそれは
細い翼のその先の
先の先まで青いとは限らない
けど青い鳥

 刈り上げられた田んぼの畦を
 歩いてくるのがカツオさん
 古びて背の高い人で 猫背で
  ....
遠くの森はいつの日か
愛娘と歩いた森
今頃木々が色づいて
キラキラ綺麗に輝き出し
二人で辿ったあの道を
艶やかに照らしているだろう

 娘よ、お前は元気かい?
 今頃二十歳のその道を
 ....
うねる海岸線にカモメが群れる
風をうけて舞い上がり飛んでゆく

白いシャツに透ける輪郭は
子供から大人への通過点

白い砂は貝殻の破片を散りばめ
遠い島に流されてゆく

アゲハ蝶の羽 ....
鉄の嵐の翌日に
ガジュマルの若葉が
青黒い焦土から
そっと芽吹いた
たくさんの血が流れた
悲しい焦土から
おだやかに命を紡いだ

祈り
叫び
呼び
思い
気遣い
耐え
ある ....
爽やかな風が吹いていた斎場には
一人の人生に済みの印を押してあげる為に
集まった親族身内たち

果たしてその人の旅の行く先が
天国でもその反対方向でも構わない
もしかしたら
宇宙の知らな ....
 さみしさが夜空にぽっかり浮かんでいた。
 月は雲に隠れてしまった。
 噛み締めたくない孤独は、目の前で立ち昇る煙草の煙と共に、
 私の胸にその影を落とした。

 夢の中で何人もの人を殺 ....
秋の夜に
煌々と浮かぶ半月は
闇に艶めく大地のあちこち
銀の涙を溢しながら
陶然として傾いていく

わたしは寝床でゆっくりと
その推移を辿りながら
迫り来る世界の無表情に
今夜もやっ ....
その人の
あとを追って
こんな風に
なってしまった


砕けないよ

砕けるほど
かたくないもの


流れないよ

流れるほど
弱くない、はず


砕け ....
手紙がある

うす桃いろの
手ざはりのよい 小ぶりな封筒の
崩した文字の宛て名も品が良い
封を切つて なかを開けるに忍びなく
窓際の丸テーブルに置かれてゐる

さて 何がか ....
糸を伝わる震えとぬくもり
声の往信が私達をつがいの鳩にする

時間が道路なら振り返って走ろう
白線にそって回顧の草を摘みながら
あの白い家屋に飾ってある
陽に焼けた一枚の写真を目にするため ....
詩を歌う人は月が好きなんだなぁ

分かるよ

こんな身近に
夜空にたったひとつ
あんなに美しくて あんなに悲しいものは
そうあるものではないからね

僕もその一人
貴方もそうなので ....
十匹めの
熊を抱いて眠る
波寄せて ひいていく
ながい一瞬に

あらゆるものを天秤にかけ
そして
壊しました

抱いたまま ゆきます
壊れながら
熊たちの なき声を
眠りに ....
平成最後のなんとかに

みんな全ての瞬間が 人生最後の瞬間だと

忘れちゃったのかなぁ
イエスよ

来てください

憐れんでください

助けてください

弱く愚かで罪深いわたしを

憐れんでください

助けてください

ああ主よ
天使だって、
死ぬんだ、って。

それは、
凍りついた川の岸辺に
天使の肉体がたどり着いていた。
なぜか、
人が、
人の心を、
疑い、
恐れる、
荒野の街の、
夕間暮れ。

 ....
たとえ愛情の持ち合わせがすっからかんでも
財布に現金とカードが入っていれば
ウキウキ気分
それが程度の低い人生だと言うなら
高い人生って何だよ

俺だって金に困っていなければ
美味いもの ....
空丸さんの自由詩おすすめリスト(4633)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白いうた- 秋葉竹自由詩818-11-23
現実の狂気- あおいみ ...自由詩418-11-23
静寂のない世界~束の間の死- あおいみ ...自由詩218-11-23
ラッパ(ごめん。嘘ついてました。)- 犬絵自由詩818-11-23
謝りたいと感じているか- ペペロ自由詩218-11-22
ドイツ- 花形新次自由詩318-11-22
コバルトブルーの湖- st自由詩318-11-22
我こそフルーツ、我こそポンチ- ブルース ...自由詩3*18-11-22
呆けて- ひだかた ...自由詩10*18-11-22
私の偉大な勝利- はだいろ自由詩218-11-22
自失- あおいみ ...自由詩518-11-22
壊れたものと壊れた私は- こたきひ ...自由詩318-11-21
いつものこと- 帆場蔵人自由詩7*18-11-21
小鳥の歌- la_feminite_ ...自由詩4*18-11-21
青い鳥- オイタル自由詩318-11-18
遠くの森- ひだかた ...自由詩13*18-11-18
- あおいみ ...自由詩418-11-18
鉄の嵐の翌日に- Giovanni自由詩5*18-11-18
斎場には- こたきひ ...自由詩418-11-18
或る夜に- ヒヤシン ...自由詩7*18-11-18
半月とのっぺらぼう- ひだかた ...自由詩6*18-11-17
ガラスの心- 犬絵自由詩418-11-17
秋にとどいた手紙- 石村自由詩20*18-11-16
世界は泣いている- 由木名緒 ...自由詩15*18-11-16
- 小卒自由詩918-11-16
熊を抱いて眠る- はるな自由詩13+18-11-14
平成最後の- 小卒自由詩218-11-14
祈り- あおいみ ...自由詩1*18-11-14
少女は、荒野をめざす(風塵《改》)- 秋葉竹自由詩1018-11-14
支離滅裂な感情を抱いて- こたきひ ...自由詩218-11-14

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