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のんだくれ男とやさぐれ女
とぎすまされた場所にはそぐわない

だれも無関心のふりの都会で
新宿で乗り降りするほどの乗客

手を繋ぎたい天使が裏帳簿に記帳されて
探している煙草は違ったポケ ....
空疎な空をかかえながら、
掌のなかに空色を握っている。

機械仕掛けの古城に、
冬の点し灯が灯るのはいつのこと?

荒野に風は吹き曝しになって、
人々にマントを被らせる。

皆希望や ....
おでこキランとひかった
おしるこがはなたれで
まゆげがピクっとなって
まえがみが
まえがみが
ぱかんと
まっぷたつ
すだれのばけものが
うっすら
みえたような
みえないような
て ....
七色をしたイルカが、
妥協を許さないスピードで海の中を進んでいく。

 ああ、わたしたちは誰の子供たち?
 皆、神の子供ではないのだと、
 そのことを知っている。
 皆、神の子供ではないの ....
夢のように過ぎてゆきました
何も築くこともできず
何も成さず
夢のように過ぎてゆきます
ただ暮れてゆきます

風吹きぬけ
とまどい惑い怯えています
遠くから聞こえてくるような
懐かし ....
「わたし壊れてるから優しくしてね!」
って微笑みながらナイフで切りつけるスタイル
抵抗してはダメ、声を出してもダメ
水気の多い果実を切った匂いが部屋に満ちる

(ほうら、やっぱりそんなオチ) ....
 ぽつぽつ
  ぽつぽつ
 雨が降る

 ぽつぽつ
  ぽつぽつ
 ついた嘘

 車が轢いて
 過去も未来も
 じゃーっと鳴った

 消えて浮かんで
 また消える

 巡 ....
みつからないところで寝ています デイサービスをやめて
寒くなってきて身体が硬くなってキツいから
寝る時に貼らない簡易カイロを左肩に敷いて寝た。

低温火傷していたなんて気づかなかった
次の日の夜背中が痒くて孫の手で掻いたら ....
風がどっとおろし
茶と黒のふとい縞がうねりあがる
「おーい」
影がよぶ
なんだ陽とくらがりとが罵り、奪いあう場に誰もいない
草の実は野をとび またとび つぎつぎととぶのに
純潔な実も 描い ....
君が笑ってるなら
偽物でいいかと思う

君も偽物だったならばと
あお あお 
と子供のように泣いた

その涙も偽物だから
まだよかった

僕のことばが偽物だという
のなら ....
極めて良質で純度の高いLOVEと
そうでもないLOVEの度合いを計測する有向なキカイがあらわれたら
世界は大きく揺らぐだろう

もし
そんなキカイがあらわれたら
相当
世界は混乱するだろ ....
問い返すたびに僕が増えてゆく
ジミヘンのファズノイズでもあるまいに
あるいはピンクフロイドのエコーズ

探す程に海は深く遠く風ばかりが吹いている
僕のこころの荒涼が優しく増殖してゆく
 ....
ふしだらな鱗粉を撒き散らして
夜の中を飛び迷うアタシたち
シーツの海原は遠く霞んで
二人の罪状も曖昧になっていく

「アタシたち遭難者みたいだね」
「むしろ亡命者だと思うんだけど」

 ....
が、
歩いてゆく。
こんな靄った空の下でも。

愛していたのだろうか、

幽霊が、
傘もささずに歩いてゆく。
もちろん、傘なんてさせるはずもない。

が、
愛していたのだろうか。 ....
キスをしてはだめ
罪が感染しちゃうから
もちろん君が聞く耳持たないのは
計算済みなんだけどね

どうせ世界は疫病の箱庭で
アタシたちは肩をすくめるしかない
堕落と背徳の口実に満ちた黄昏に ....
木立の間にはkたちがいて、
秋の陽のいっぽんの光線を見つめている。
アクビばかりしているけれど、
朝焼けだか、夕焼けだか、
それがわからない。
光線の中にはオレンジ色の微粒子が、
血球 ....
ゼロから始まるモノは何もない
と言う定説

一から始めなくてはならない

一夜の夢にあらわれた少女は
一糸纏わぬその身体を
幻想の寝台に横たえている

その乳房
その乳首
股間に ....
街は、君のことが好き。
しんけんに、
みあげればみえる
幾百億、幾千億の銀河系の
白いカタツムリ状の渦巻きたち
星雲と名乗る用意があるものたちです。

街の灯がなんだか深く
ア ....
 僕の薪小屋に雪がふったよ。照り返しがまるで白夜みたいだ。あの夏、ねえさんは船着場から太陽を見ていた。そんなに遠くにあるものを見ていて、どうするのって、僕聞いたんだ。そうしたらね、
「太陽は遠くなん ....
ゆうらりゆらら
舟はゆく
生死の境をさ迷いながら
白波立てて
舟はゆく

ゆうらりゆらら
舟はゆく
無限の時に慄きなから
さざ波立てて
舟はゆく

ゆうらりゆらら
舟はゆく
 ....
「ねぇ、
「予想と違ってびっくりした?
「ちょっと認識が甘すぎだよ
「美しい魚だけのはずないじゃん
「ネットが海だと言うならさー
「水死体くらい浮かんでるって

生ゴミみたいな自意識が
 ....
はてしない海原をほんとうにボートで横切ってきたのだろうか
詰まらないことで
凹みはしないがだれも助けのない雑踏のなかを

天気予報のない生活の中で
気象予報士になれたら素敵だったかもしれない ....
長く歩けないほど腰が痛いので
近くの整形外科に行った
背中のレントゲンを撮られ
腰椎の圧迫骨折だと診断された

でも心はもうとっくの前から
圧迫骨折している
ただ心の圧迫骨折はMRIにも ....
はじまりの海は遠浅で
かなしむことをまだ知らない透明なさかなたち
約束したはずの場所を
ゆききする微熱の波
遠い遠い夢の話

記憶をいくつも交差させて
分かれ道をまどう
ひとりあそび
 ....
「生活習慣の改善」
捨てたのだ。躰を
鳴き声に眼が覚めて、土の魚は焼かれた。
そして人間は泡から生まれたと水はいう
それは泡に生まれ変わるのだともいう
気になるのは置いてきた框の景色
 ....
あらかじめ赦された裏切りを
ゆるせなかったのは私

錠前を下ろされたドアの内側に
想いを閉じ込め


潜り抜けて
羽化する幼虫を
みんな潰し
化石するサナギのうたを
うたった
 ....
小突いても
何も出てこない
すっからかんな子供…

心の
膿も栄養も
きれいさっぱりなくなった

地獄のような劣等感の海から
誰にも会わない天国の浜辺に

ぷくぷくの満月に照らさ ....
こころの本当を覗いている
そこに何が存在しているのか

ただ飽和している
そんな感覚
それも定かではない

大切なものは命であり
これからどこまで生きるのか
わからない

何故だ ....
風のすっかり止んだ朝
あなたと僕とは 
公園のベンチの見える辺りで
昨日の雨の激しさを思い出した

いつのまにか あなたがポケットに忍ばせた
淡色の宝石が 太陽を透かす
哀しい石鹸の香  ....
空丸さんの自由詩おすすめリスト(4633)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
のんだくれ- 梅昆布茶自由詩1419-12-24
無題- おぼろん自由詩7*19-12-23
おでこ- 次代作吾自由詩319-12-20
無題- おぼろん自由詩9*19-12-20
おやすみ- あおいみ ...自由詩4*19-12-20
天使はみんな恩知らず- もとこ自由詩6*19-12-17
今朝傘の中で- TwoRivers自由詩3*19-12-17
かくれが- 「ま」の ...自由詩3*19-12-15
低温火傷- 鵜飼千代 ...自由詩7*19-12-9
郷(さと)- 「ま」の ...自由詩4*19-12-7
偽物の光と影を借りにゆく(nested)__- AB(な ...自由詩3*19-11-29
LOVEらぶラブ- こたきひ ...自由詩119-11-29
- 梅昆布茶自由詩1319-11-26
夜間飛行だけ着けてる- もとこ自由詩4*19-11-25
霧雨のなかの幽霊は- おぼろん自由詩3*19-11-24
七パーセントの野蛮- もとこ自由詩3*19-11-21
kと言う生存者- ナンモナ ...自由詩10*19-11-19
ゼロから始まるモノは- こたきひ ...自由詩419-11-19
『幾百億、幾千億のうた』のうた- 秋葉竹自由詩519-11-19
エレン・ファヴォリンの雪- おぼろん自由詩6*19-11-19
ゆうらりゆらら(改訂)- ひだかた ...自由詩419-11-18
暴言淘汰フラワーズ- もとこ自由詩1*19-11-18
- 梅昆布茶自由詩819-11-18
圧迫骨折- HAL自由詩5*19-11-17
バースデイ- 橘あまね自由詩7+19-11-16
覚醒家- アラガイ ...自由詩13*19-11-16
予言- Lucy自由詩5+*19-11-15
すっからかん- 若乱自由詩419-11-11
何のために- あおいみ ...自由詩719-11-9
恋愛詩- Giovanni自由詩10*19-11-5

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