すべてのおすすめ
それでも女房は聴いてくれないから
ほとんど話さないけど
奇跡は其処彼処にあるんだよね

「宗教の話かい?」

憶測でもって勘ぐるなよ、ど素人さん達が(笑)、
奇跡の話だよ
奇跡は其処彼 ....
 ある日の隠喩

困り果てた誰かの海は雨が降ってぽこぽこ生まれた
散らばる隠喩の危うさは水中を散らばる針のよう
僕はあるはずの歯がゆさをきっと明日が来ると信じて幸せ色にしたい
しかし言った分 ....
巨大な宇宙の夕焼けに
染まり進む人々が
鏡の中を通っていく
さようなら さようなら
言葉を置いていきながら
後から後から奥へ奥へ
張り巡らされたアスファルトを越え
巣から落ちて干涸らびた雛鳥の
虚ろな目が空を見ている
とっても綺麗だから
イヤリングにしたくなるね

ねえ、そんなに見つめても
決して辿り着けないよ?
それとも小さな魂だけは
この惨い ....
時の
進み方を
しっかりと知るほどの

勝手に
しなだれかかる
時代が来ている
作られた哀憐が
小さな音を立てて

ぼう、っと燃えている

忘れられない
想い出のダンスを
 ....
風が光る草原を
なにを探して
迷っていたのか

見上げた在りし日の空は
あの嫌なことも消し去って
未来を希望の匂いのする
夢色の花のまぼろしとして
ただそこに広がっていた


ず ....
思い出のような未来にも

オルゴールから牧歌がきこえている

弱い女が泣いている

この女がどれだけ強くなったかを

死んだ俺がどうして知るだろう


恥など晒して女を和らげてい ....
浮き輪を
投げてあげたい無数の暗い努力の腕
アデューって挨拶を
輝く笑顔で友のためにする
好きなだけ
好きだから。


一番最初のまだ青い石榴の実は
眠るための大人の詩に
し ....
あの時 白いTシャツに留まった紅娘
まだ温暖化に世間がまだうとかった
あの頃

いたわれなかった茶髪なびかせて
ブーツカット鳴らして歩いた
紅娘の出来事をメールして
返信はなかった
 ....
陽の光を求めてすいすい泳ぐ

下から見上げた空は綺麗だった

きらきらと光ってラムネ瓶のビー玉のよう

私はそれを一目見ようとひたすら泳ぐ

すいー すいー すいー

あ ....
りんごを
横にスライスしていくと
星の形が現れた
こんなところに
ひっそりと
神様がいたことを
初めて知った
冬の日

湯気みたいな嬉しさを
胸であたためて
いっとき
死を忘れ ....
そらが幾層も山に降り積もって
ぼう、と滲んだ白さが上にゆくに
つれて青へと近づいていく

山に登る彼は雲海や山頂からの
景色の素晴らしさを語るのだけれど
彼にはこの山に降り積もるそらは
 ....
  藍の葉

夏の勢いのピークは過ぎて

深くなってゆく緑に埋もれながら

もう必然を忘れたのって
泣いた後の脱力のうちに
ふつふつと小さな実をつけている

葉の色はきっと甘い ....
時間も空間も遠く離れてしまっていた
けれど
思いが強く残っていたから
時に
目を瞑ると
その人が
その人の顔と体 そして何気ないしぐさが
記憶の動画や静止画に現れた

すると感情が浸 ....
自宅の建設費とか
家族の遊興費とか
その他諸々を
会社に出させていたときは
いつ咎められるかって
ハラハラしていた
でも、正直に言うと
スリル満点だった

バッドクリスマス
そして ....
あっちへふらり

こっちへふらり

地図ももたずに

どこ行くの

スマホももたないで

道に迷ったら

どうするの

いやいやそれも旅の醍醐味
少しは俺にも愛をくれ
少しは俺にも富をくれ
少しは俺にも夢をくれ

だけど本心は
山ほど俺には愛をくれ
巨万の富も俺にくれ
叶えられない夢なんて何もなくなるまで

愛を独り占め
権 ....
いつかわたしが生まれ帰ってきたとき
もういちどこの詩をみつけたい

なまえも知らないひとの詩として

ささやかだけど悩みや哀しみ 楽しみなんかを書きとめて
人肌のあやうさを伝えたい

 ....
束の間見た夢は
なんだったんだろうか

希望を覚えた気もしない

ため息をひとつ
鼻息が荒く
肩が震えそうになるのを抑える

天を仰ぐと雲が流れてゆく

俯いてまたため息を
抑 ....
季節がページを
めくろうとしている

たくさん笑ったり
たくさん間違えた
日々のあと

何をしていたかなど
誰にもわかるはずがない

星だって
知らないうちに
夜に星座を描いて ....
  罪

言葉でくっきり
踏み固められる足跡の罪

配慮は尽くされて…転倒

まちがえた
いってきのぼくじゅう

どこに行く日々
死なないのに続く日々

圧縮しなくち ....
羽が水が糸くずが
身体の外を巡りつづける
拍手は砕け
曇空を覆う


枯れ葉の手が
枯れ葉を掴む
夜の階段をゆく
ひとしずく


青空のけだもの
降り ....
夕暮の美しい街に居て
かるい目まいと茫洋

健やかに汚れた指
埃くさい夢
磨かれて 傷だらけの

幸福は紙の羽
完璧に白く優しくて
風が吹くほど良く燃える
血液ハ、作レナイモノナノデス
人ノ血ハ人ノ手デハ、作レナイモノナノデス

めまいのする空を
ミカヅキの匂いのする方向へ
光の視線が突き進むなら
かまわないけれど幻想は死に絶えるのです

 ....
今夜は満月 天に貼り付き 
煌々と現の恍惚を照らし出し
巨大なものに呑まれいく恐怖
束の間刹那だけ麻痺させて
街行く人の顔、
白くくっきりと浮き上がらせる
人の力ではどうしようもない出来事に
さらわれた
行方不明の親族の亡骸が
骨だけになってしまったけれど
見つけた
帰宅した
そのように 見ていた
私は

七日間の旅立ちに巣立ちに ....
美しい本と空と地面があった
あるいてあるいて
夜空や
咲いている花を
吸い込んでいくと かさかさになったこころが
嬉しがっているのを 感じた
雨の日には 本を読んだ
子どもらのあそぶ
 ....
街は正解と不正解が犇めいていたし
真実は虚構になぎ倒されてもいた

いっさい血は巡らない空の下には
寒気の壁が立ちはだかって
人は誰もしあわせな気持ちを手に入れられない

それでも欲望の ....
眠るひとのいない
ベッド、手摺りには水漏れが、と
書かれていて、シーツには髪の毛が
いっぽん、半ばしろい枝毛のかなしみ

もう増えないであろう
壁や箪笥の上の笑顔や
家族の群れ
灯り ....
彼女は恋愛依存症からセックス依存症に転移していた
だからと言って
彼女の品性を誰が咎められるだろう

彼女は単純に心の渇きを粘膜の快楽に委ねようとしているだけだ
愛情なんて見えないものを追い ....
空丸さんの自由詩おすすめリスト(4633)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
●詩学/奇跡●改- 足立らど ...自由詩4*19-1-26
えんばー4- 若乱自由詩4*19-1-26
世界を越えて- ひだかた ...自由詩819-1-26
飛翔- もとこ自由詩24*19-1-26
新しい黄昏- 犬絵自由詩519-1-26
- 立見春香自由詩419-1-26
シグナル―思い出の牧歌―- ペペロ自由詩319-1-25
サヨナラは、好きだから- 秋葉竹自由詩1019-1-25
紅娘と娘- 朝焼彩茜 ...自由詩419-1-25
深青- 月葉自由詩219-1-25
りんごの神様- そらの珊 ...自由詩13*19-1-25
そらの積層- 帆場蔵人自由詩519-1-24
えんばー3- 若乱自由詩219-1-24
時間も空間も遠く離れて- こたきひ ...自由詩719-1-24
アフターザスリルイズゴーン- 花形新次自由詩119-1-23
自由旅- 天鳥そら自由詩3*19-1-23
売れない詩人と売れない詩集- こたきひ ...自由詩319-1-23
いつかわたしが生まれ帰ってきたとき- ぽりせつ自由詩15*19-1-22
寝覚めの悪い- 坂本瞳子自由詩1*19-1-22
自画像- やまうち ...自由詩3*19-1-22
えんばー- 若乱自由詩119-1-22
ひかり_けだもの- 木立 悟自由詩219-1-22
紙の羽- はるな自由詩419-1-22
ミカヅキ- 秋葉竹自由詩619-1-22
今夜は満月- ひだかた ...自由詩719-1-22
冬空蝉物語- 朝焼彩茜 ...自由詩7*19-1-21
置手紙- 田中修子自由詩1719-1-21
氷の壁が- こたきひ ...自由詩319-1-21
無題- 帆場蔵人自由詩519-1-21
風の吹かない荒れ野- こたきひ ...自由詩219-1-21

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155