朝から蝸牛に じーじー
せみ時雨
けだるさに ぼーぼー
しょげかえる
…一雨ほしいな
撫でてみようか
なつ時雨
僕の同級生の一人はプロのジャズギタリストで
今日は彼のアルバムの曲を聴きながら
砂糖入りのインスタントコーヒーに
スーパーで分けてもらった氷を入れて飲んでいる
コーラは無いけどシケモク ....
雨が音を立てているだけの外を、昨日必死で足を出して走っていた僕の姿を思い出す、誰も知らない夜の用水路の脇で息を切らせていた…。昔原美術館で見たことのある呼吸する男の映っていた映像作品を思い出す。無料で ....
満場一致の湿った場所にギョロつく子と
山犬の道理、光芒は肩を並べ
あしの速さを競うように、
浅瀬に乗り上げあとに続いていく
噴霧器の全勝。
それは唇が触れましたか。
えぇ、
次第 ....
波打ち際の賑わいに飽きて
少し沖へと泳ぐ
足が地球に着かなくなれば
急に独りが押し寄せる
海は突然生き物になる
いくつかのうねりを助走にして
高くそびえ立った
生まれたばかりのその腹 ....
夜を越えてぼくらは生きてきた
いくつもの世界をたずさえながら
時を言葉に変換してやっと生きてきた
ぼくの笹舟は銀河のどのあたりまでゆくのでしょう
ぼくは僕であることが面倒くさくなって
....
わたしの散歩地図は人通りの少なさを最優先で作成されます。するとふるかったり、怪しかったりする道で構成されてとても具合がよかった。雨でなければ週に四、五日は歩き回ります。
枯れた花は、蕾や咲きほこる花 ....
静けさの含み持つ何か
自らの心落ち着いた時に
期せずしてやって来る何か
過去へ遡行しながら
未来から到来する
未来から到来しながら
過去へ遡行する
胸奥から込み上げ溢れ 溢れ込 ....
指に指の毛が生えていること
永いあいだ、すっかり忘れていた
まだ僕に夢も希望もあったころ
いつかの祖父らと田植えをしたのに
一部、前言撤回になるかも知れないが
与党の積極財政派の議連の議員、二人が
与党の骨太の方針に
財務省が数年の間に亘って仕掛けていた
国の社会福祉以外の支出の増大を
年間330億円しか認め ....
「高市」発言で精神が折れた
日本を取り巻く現在の状況を把握して
経済のことも真面に捉えて
消費税減税が必要だということを
きちんと理解した上で
積極財政を唱えているのだと ....
部屋にいる
それだけで逃げた気分になるのは
わたしが臆病者だから
誰の気分も害さずに
自分の気分だけ害して
天井を見つめる
自惚れに気づくのが
遅すぎたのはわかってる
世界 ....
お菓子を作る私の横で
パソコンに向かう あなたのむずかしい顔
メロン色の誘惑に負けて
横目で眺めるあなたに
お茶を注ぐ、雨の午後
それから
100年も過ぎたような笑顔を見せた君は
振り返らなかった
ぼくたちの間には、鉄橋が
背の高い、ぼくの背よりも
ずっと、ずっと高い所にあって
ぼくたちの距離感をもってしても
届か ....
何ごとも無かったように時を経て
地層の上でウニ覚醒し
人間に今日からなることができました
見た目はまだウニ顔です
脳みそはまだ柔らかくて
髪はまだ太く硬いままで
「ウニ人間」と言わ ....
財務官僚は国を亡ばす死神
新自由主義者は弱者を食い物にしようとする鬼
緊縮財政派は与党に巣くう魑魅魍魎
岸田政権は化物が群がる最後の牙城
こいつらを成敗しないと日本は滅んで ....
ばあちゃんたちは
生きていく生きていく
長生きは楽じゃない!もう死にたい!といいながら
生きていく生きていく
医者通いしながら
施設に通いながら
生きていく生きていく
毎日テレビを見なが ....
父を思う
なぜだか
ひとりでトランペットを吹いている
音楽が好きな父は
アコーディオンを少しやっていたと聞いた
肺活量は人より多かったらしいから
ほんとうにトランペットも吹いていたかも ....
経済評論家の三橋氏の動画を見ていた
与党の有力支援団体である経団連のシンクタンクから
積極財政への大転換を促す報告書が出されたらしい
他にも与党の積極財政派の議連から真水50兆円規模の
一次補 ....
満天の星空が、朝靄の中に静かに消えてゆく。
鳥達はいつもの歌を歌い、季節の花達はその手を広げている。
誰かの魂と私の魂が共鳴しては離れてゆく。
キャンバスの淡い白色は歩き始めた娘 ....
有名人の自死が相次いでいる。
コロナ渦以降特に、最前線で活躍している芸能人が、
突然何の前触れもなくという形での訃報にはとてもショックを受ける。
そして訃報記事やテレビのニュースの末尾には、 ....
「もっと
気楽にしていよう」と
私に言う
宇宙は広く豊かに
ここにあるのだから
始まりも
終りも無い
ふしぎ
永遠の
涙の流れ
大切な
この悲しみを
共 ....
発掘された、在りし日の六月の
古びた雨音が
薔薇の設計図を、紐解いてゆく
忘れては、いなかった
あたたかな泥土を
何度も重ねてゆく、あなたの
華奢な白い指さきで
白く、ぼんやりと ....
空が曇り始めている
白髪がだいぶ増え
床屋の前掛けに落ちてゆく
時は着実に過ぎ
すべて、すべてを追い越し
追いすがるすべはなく
そして雨が降り始める
間断なく、容赦なく
そして ....
私は不思議でたまらない
土に種を蒔くと
芽が出てくるということが
私は不思議でたまらない
うちのワイフが
私と何十年も付き合っているということが
私は不思議でたまらない
私がこの世に生を ....
....
生きるってさぁ
買った半額総菜 明日の朝ごはん
冷蔵庫の扉閉めるじゃん
そん時 落っこちて賞味期限切れた何か
こぼれてく こぼれて墜ちる
その時まで気が付かない
あぁもったいね ....
闇に
幾人もの私が
ほどけて
緑と水の匂い
翅あるひとの気配が
呼吸にいりまじる
ほどけゆくままに
ひとつ
ふたつ
ともる
ほたる
風
になるかなら ....
財務官僚は国民の命や国益よりも
自分たちの省益の為の
緊縮財政の保持のほうが大切らしい
どうしても減税と財政出動はしたくないと
岸田政権にまとわりついて悪足掻きをしている
彼らの嘘に半ば ....
詩は・・
( )
曲線について考えるとき
永遠をみるきがします
(ランボーってなんかいろいろとすげーな)
秋より最近はヘッセが好きです
有限な僕らは付き合いき ....
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