世界に興味がありません。
私の思うようになってくれない世界には興味がありません。

人に興味がありません。
私を可愛がってくれない人には興味がありません。

見返りだとか、お返しだ ....
おかねは
いのちだ

いちどしかない
じんせいを
いきていくための
いのちだ

なのになぜ
そんなに
ひつようなのだ

いちどしかない
じんせいを
にどもさんど ....
雨がしとしと
かたつむりつつつ
子供らの傘ららら
君の笑顔うふふ
季節の変わり目に窓の外を眺めている。
外は雨 外出

細い両目から差し込む光の筋だけではイメージの光量が足りない。
そのため、頭蓋骨の内側を照らすプラネタリュームは暗く星の光は毛穴ほどの大きさ ....
   樹木の幹を截ち割って
   樹木がうまれてくる

   ひとを截ち割って
   ひとがうまれてくるように

        *

   きょだいな
   ウ ....
悩みの倉庫は胸にある
袋の口をしめて
幾層にも積み重ねる
きみと話したあとで
倉庫に無くなっている
きっと起重機が
袋を持ち上げて
運び出したのだ
胸が軽くなって
ぼくの気分も起重機 ....
死にたいと思った
なぜだろう
僕に 仕事ができないことが
周りにはなんでもないことである気がする
夜のどこかで 酒をあおりながら
あの世の世界に 思いを巡らせた

詩を書いていた
 ....
日が長くなるにつれ、ぼくの寿命はちぢみ、
日が短くなるにつれ、ぼくの寿命は延びる。


「なんだこれ、なぞなぞ?」
「いや、なんとなくの感覚です。」
世界が滅びたその時は
きっと美しいだろう
現在とはその一瞬のための
長大な積み重ねの事
人々の不安も文句も やがては
神の花火となって散るだろうさ
その時、宇宙の犬はそいつを見て
「ワン ....
部室から下宿街に抜ける道には

小川が流れていた

少し生意気で

先輩とだけうまくやっている風のあいつと

はじめてそこで喋った

あいつはホタルを探しながら歩いていた

こ ....
  不器用な今日の夕陽が
  きみの頬を無防備に照らしてる
  絵に映える出来事もなく
  通り一遍の言葉ばかりで、また
  僕たちはサヨナラを示そうとしてる
  駅へと寄せる賑やか ....
きっと心の奥底で
何かが弾けた

ビッグバン

それはひとつの災害でした

まだ不確かな感情は
濃密で
情熱的で

少し偏った

不透明な愛でした



膨張してゆく ....
雨に振られた日は
必ずといっていいほど傘を忘れる
車窓から見える
雨雲から
ほんのわずかでも
晴れ間が見えていたりする ....
僕は怒れる男である
岩のようになって僕は怒る
何に対して怒っているかっていって、
ぼくは、この世の不条理に対して、死を含む不幸に対して、
生きることの、喜びを奪う者に対してである
僕の命は、 ....
休みの日ぐらいしか洗濯が出来ない











いやまぁやろうと思えば今だって出来る ....
 クンクンクンクン
 クンクンしてたいねえ

 君のニオイ

 クンクンしてたいねえ

 舐めたくないねえ

 君のニオイだけ
 クンクンしてたいねえ

 クンクンクンクン
 ....
 
 
そういうわけで
首が引っ込んだまま
ぼくは浜に出た
蟹が当たり前のように
前の方に向かって歩いていた
体の奥から見ていると
蟹はやがて視線に気付いて
慌てて横歩きを始めた
 ....
くよくよしない犬がいる
主人がくるのを待っている
声をかけると
たらりとしっぽでこたえた
なでてもいいよと
いったのか
待つことだけを
している
くよくよしない犬
  少年だの少女だの初恋だの
  丸みを帯びた言葉ばかり桐箱につめて
  晴れた日の草原に座りこむキミ
  ビニールシートも敷かず、地べたに
  夕方には雨が降るって聞いてなかったかい ....
釣りをするひとは
何を釣っているのだろう
春のうららに
ひとり

ひとりの糸の先を
見つめながらの背中から
昨日の自分を思い出す

いってみようかな
思い出の場所に
冬にすいかを食べたい
もうすいかしか食べられそうにないと言って
あなたを困らせた
今思うと
ロシアの童話にあるような
わがまま女じゃないか、あたし
あなたは
愛だというが
一抹の負い目 ....
早朝目が覚めて近くの神社に行く
冷たいシャワーで身を清め糊の効いた白いシャツに袖を通す

正月に参拝して以来だ
福守りが効いているのか今年は良い事続きだからお礼参りせねば

早朝の参道は人 ....
とりとめもない映像を眺めながら

皮を剥き縦に切った細長い人参を
齧る
何もつけずに齧る
美味しいかと尋ねられれば
ちょっと柿みたいで美味しいかなと言う

実際は齧る行為に動物的な快感 ....
夏の声が遠く聞こえて
私は銀色の車体が纏う
緑色の線に魅入られる

夏の声を遠く聞きながら
私は日陰のコンクリート
じわりと汗をかいている

ビルが作る無風地帯が
私の気分を悪くする ....
ものごころついたとき
芽はでていた

茎がのびていき
葉がなっていく
それをわたしは
ひまわりかとおもったが
木だった

茎は茶色くそまり
幹となり
やがてわたしの背 ....
風呂屋の開店時間まで、風呂屋前の縁台で2人の爺さんが将棋を指す。
ひとりは白髪、ひとりはハゲ頭。
ときどき子供が「将棋教えて!」とやってくる。
爺さんたちは子供のレベルに合わせた詰将棋の問題 ....
マロニエ、日本名はトチノキ。

やや崩れた大きめのは葉が木陰をつくっている。

その昔ビール工場に涼をつくるため、マロニエが選ばれて植えられたのだそうだ。

ビアガーデンにマロニエが植えら ....
わだかまりの小石を
ランゲルハンス島の砂浜に
捨てたところで
塩辛いもやもやは
寄せては返す

しがらみから逃れようと
前頭連合野の深い森を
彷徨ったところで
粘っこいもやもやは ....
風は飛んでいた
どこまでも飛んでいけた
そんな自分が誇らしかった


風は飛んでいた
飛ぶことしかできなかった
その運命に涙を流して
嵐を作った


風は飛んでいた
嵐を作るの ....
  きみの瞳のなかに
  空一杯の夜が煌めき
  僕は君の胸のひとつから
  柔らかな心だけを抜き取って
  脆い息を吹きかけただけで
  そっと元に戻したんだ



  熱 ....
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