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誰もいない小川に
僕が 釣り糸を垂らしていたのはいつだろう 小川に
冬のある日 釣り糸を
しかし冬の日に小学生だった 僕は一人だった
だけど 今でも僕は川に釣り糸を垂らしてはいる ....
この思いはいつも
続いていく 河口の向こうに そして 立つだろう
僕だけは ああ だけど
この遊歩道を歩いていく時 どこに待っているのだろう
僕を受け入れてくれる 女の子が
日本人が震災の瓦礫を受け入れようとしないのは何故だろう。中国人をののしるには、あまりにも下等な民族にも思える話しである。これは、あまりにも明快な現象としての国民性の現れである。分断化された県と県とが、 ....
洋楽好きといっても、日本人である以上は、日本人である理由をどこかに隠しもっている日本人ばかりである。ブルースの影響が少しでもないと、結局は、洋楽であるとは言いきれはしないのだ。そんなふうに、多くの ....
遠くに見える夜の中で 僕は
何だろう
きっと 眠ること それ自体を 考えるべきなのだろう
時の内側を 路地裏へと 出て行く
失うことだけが、いつもはっきりとしていた。しかし、この街の中はとても寂しかった。絶えることのない労働者によって生み出された流れの中で、僕はどこに行くのだろう。何も、真実であることとして、そこには、何も ....
帰り道を覚えることが
いつも 正確だったら 僕はうれしいと思えるけれど
正解はでない 暗がりの中で
詩を書けばいいことではないか
悪口を表現してよ 君たちの 思う存分
ナイフやペンを 僕は持っている
そこは 自分でも邪魔することのできない場所なんだ
素敵な音楽を 僕は奏でている
....
見えない路地の中を歩き回りながら、僕は、遠い街までやってきた。そこで出会う人たちの服装を脳髄に刻みつけさせられながら、ベンチで僕は、お好み焼きを食べて、自分自身の人生についてを考えあぐねていた。そ ....
いつも見ていた
流れていた 音楽が
街の向こうに
消えていく
僕はいつもわからなかった
きっと 自分を失うことから 逃げてきたのだ
僕は そうして いつも 立っている
今日も この ぼんやりとした地の上に
子供はきっと大人になろうとしているのではない。
ノエルギャラガーのアルバムを聴いて、寝た。喫茶店ではいつもこち亀を呼んでいる。ギターを弾く気力も最近はなくなっていた。俺にギターを弾く才能がないのはわかっていた。その音は、俺の感性からは遠かった。 ....
僕はなぜ
今日も詩を書いた
こんな詩を書いたのだろう
失業して
ぼんやり一人旅に出た
北欧の街で
何だろう
自分を失うときに 僕は
得るものがある
何だ それは
言葉はいつも存在するだけだ。
どんな狂ったことを書いていても。
時は無情…。
フランスだとか、どうでもいい。
金ばっかりが、欲しいんだ。
CDなんて、売れなくなった。
旅人なん ....
友達を失ったような気がする。僕は寂しかった。
外に出ては、時の流れの中から帰ってきた。
フランス。
その地平を思い出す。
あれは離着陸の時だった。
平面的な畑がどこまでも広がっていた。
....
空港を歩いて、異世界へ向かう僕。
黄色い、窓から見えていたはずの街に吸い込まれていく。
というのは嘘で、北駅にまずは向かった。
フランスは金がかかるね。
イタリアも例によらず。
僕はドミ ....
日常は何もすることもない。多くの人間は暇なのだ。なぜ日本人は働かされているのだろうと思う。立派な人間であり、失業者である彼らを何が働かせようとするのだろうと思う。働かない自由があって当然だと思う。大学 ....
何もかもが流れていくようだった
今日も人に何かを与えられることもない
ソファーにもたれかかっているだけ 過ぎていく時間の中で
何もかもが 過ぎていくだけなのだと
コメディー番組を見て 笑っ ....
言葉はきっといつも虐げられてきた
そんな思いがした この僕には
人は だけど バカだと思っていないから
読んで欲しいのだけれど 本を
この街は不景気の風が吹いている
僕は 思い ....
出された言葉はいつも
何も そこで とがめることはなかった
この 見慣れた街を 照らしている
今日の日の窓で
考えながら僕は何を思いつくのだろう
何をしに出て行くのだろう
何を ....
考えていることに終わりは無いのだと思う
手で書いている言葉だけが 全てだ
誰もが いつも 自分のことに 疲れている
見えないどこかで 誰かが 見つめているというのに
理屈の中で詩を ....
いつも夢を見ていた日を忘れた
流れる季節は いつも 僕の目の前を通り過ぎていくだけ
目を、
流れていく微かな魚のきらめきは 季節の中を どこに泳いで行くのだろう
日付を見つめながら いつも どこにいく時も
知らない人といる時間であっても 誰かと一緒でありたい
そう思いたくないけれど 僕は いつも そんな気がしていた
今日は遠い日の土曜日の気がしていた ....
緑色の植物が
芽を出した ベージュ色の
白いベランダで植物を見た
水色の空がそこに映えていた
自転車に乗って
そして 小さな 近くの池へ
誰もいない広場に
ぼんやりした色の へ ....
私は死んだ
生きていない そして
生きていた頃の夢を見ている
幻を 歩いている
日常の中で発せられる言葉はいつも、自分自身のことを表現することはない。ただ、広い空間の中にぼんやりと存在する響きのようなものである。道行く人はいつも、それらを思うことなく口にすることだろう。私のよ ....
手にした物は
いつか 手にしていない物として 私の元を離れていく
私は防波堤の先端に立っていた
魚の形を いつも 追い求めていた
私は何をしていたのだろう
いつも人の形を遠くに ....
君に見ている
未来を 風に
いつも 僕は
一人で見ている