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始発点 ⇒ マントルを経由いたしまして右手にみえるは凱旋門でございます

週末を変形させる歌ひとつ飛んでボスニア・ヘルツェゴビナ



ダビデ像いりませんかと営業をインドあたりにひゃっ ....
夕暮れに街灯の間を渡りゆく涙を隠す帰り道、雨




濡れたこぶしをほありと包むきみの手よ「ぐうとぱーではあたしの勝ちよ」




包まれて犬の気持ちを知る夕 西窓からは突然の ....
とりたちが入場ゲートを飛び去って動物園に歌の雨が降る




もの言わぬ悠々としたたたずまい有象無象も鼻がながーい


生まれつきおしりの赤いきみにでも青い春などあったのだろう ....
ぼくの、ぼくは、あたまの中を舐めて
うにうに舐めまわして、舐めて
確信が持てないでいるのです、あなたの味、におい

( 体液、体液。したたって、体液のみずたまり
  襞、ひだ、うにうに 襞は ....
輝きが消えいりそうな気がしてる排気ガスにまみれた白銀世界で


どっきりを仕掛けられたら俺の目がどれほど犬かわかるだろうに

我輩はカスタードクリームであるが故、ねこのたまごにくるまれ眠 ....
あたし きっと
涙腺 とか、粘膜 とかが
とても ゆるいのよ

きんいろの
金色に傷んだ髪がかなしい

涙とか、そういうん じゃない から
気に しないで

きれぎれで、くぐもった ....
カーテンを頭からかぶる、冷えたぬくもり
いつも思い出してしまう
ぼくの好きだった女の子は、ぼくの嫌いだった男の子と
ふたりで、教室の真白なカーテンの中でくすくす笑っていたんだ


いま、ぼ ....
 


はりつめて切れそうだから目を閉じてあんまり空気を吸わないでいる



ひとりごと、白くかたまれ歌になれ風に飛ばずにここに留まれ


鍵盤にひとつぶ落ちる(きん、たたーん)か ....


ゅ         きゃははh   hhっはっは
、  っは  あhhっははは
CH          なんだ、これ   きゃっはhhっははは


 ゅ、CH/ヴゅ、CH/ヴ ....
トランプをあまりにも鮮やかにきったから彼は神様にマークされたの


洞窟のくずれる音が聞きたくてそうぞうじょうの空はももいろ



こころない歌がうまれた2秒後に全力失踪してく体 ....
おもしろくなきゃ死んだって構わない神もニーチェも死んだことだし


壊れてもとりあえずそこに置いといて夜中に急に光りだすかも


特撮のキューピー3分クッキング電子レンジが爆発するぜ! ....
   


   それでも、あたしのブライアンは
   はっ、はっ、はっ、はっ
   なんて、口をあけてからだぜんたいで呼吸をして
   わずかに首を傾けているだけだったし

   こ ....
ふれていたいと思った

あなたの熱、ふくれあがる言葉、イメージ
あなたの脳細胞がつむぎだした、あなたのこたえ
こたえになるまえの言葉たち



    氾濫してゆくのが好きなの。
  ....
森を抜けて。ふたりで大好きな
ちょっとしたぬかるみに座っている。
湖がそこにあって。
おしりが少し、ぐちゃってなって、
説明のつかない気持ちよさ。

水面に映ったきみの顔ばかり見て ....
霧もやにまかれて朝は訪れる(エンドロールもオチもない夢)


>>ダィァリーつけてるんだぁ(絵文字)ね,見たぃ!?(絵文字)大事な項は山羊にあげましょ(絵文字)(絵文字)

 ....
{引用=
  陽が暮れてゆく。なけなしの光を。太陽は俺たちに
  平等に。鐘の音はすべての者たちをやさしく包み込
  む。紫外線は等しく我らを刺すのだ。「日焼けサロ
  ンへ行く前に体 ....
「材料は{ルビ小宇宙=コスモ}をふたつ」それだけをオリーブオイルでいためつけてよ


くちびるにボルトを咥えて感じてるぐるぐるまわる青い電流


蛇の瞳に閉じ込められた虚しさを ....
きみが涙で、青く弧を描いて
おれがそれより淡い色で、ゆがんだ円を完成させれば

光って

そこは完全におれらの場所だ

意識をそこに飛ばして慎重に体温をあげてゆく


ほら
日溜 ....
廃墟から走りはじめたふたりならねじれの位置をねじまげられる

竹馬を猟銃のように構えれば夕陽がはじけてふたりは紅く

「て、てて、手をつなごう」って言ったら僕の手を両方つかんだきみが大好き
 ....
凡庸なきかくのなかで踊りたいそこで鍵盤たたいてエディ

 
継がせない焼け焦げたって譲らない成れの果てよりもうすこし先

 
細胞の悲鳴を裂いて与えられる消えない紅蓮ととろけないチーズ
 ....
それはとても、とても小さなものだった

ローソクのあかりさえ消せないほどの風

それでも揺れた

うすあかりに照らされた世界が


                    ....
川よどをふたり眺めて湿る手とスカートのなかうずく秘密基地


美しい毒がまわって弾けとぶ
      ***白昼夢色はなびらみたい***


一本の電波でよわくつながれて雑念雑音―――空 ....
偽物のような朝日に照らされてスローモーションで抜けおちる髪


みずたちは迷路に惑わず進みゆく辿りつくもの溢れでるもの


窓越しに電線のたるむ一点を凝視する裸婦をデッサンするきみ

 ....
星たちを耳に手首にぶらさげて羨望の矢をへし折る少女


「牛乳をスプリンクラーで噴射して虹がでるのを待ってるの。あ」


「おつかれさま。今度はあたしと遊ぼーね」蝶は埋められ、そして天へと ....
「海まではあと2時間はかかるからスイッチをぜんぶOFFにしとくの」


扇風機だせば宇宙人がやってくる黒いかみのけ黄色いはだの

温泉は自宅の風呂とは違うからはだかの歌は真夏の空へ

 ....
{引用=題なんて散漫すぎてつけられぬ

           
            三十一文字の宇宙へ捧ぐ}


レプリカのゲルニカを敷きつめた部屋で健やかに生き呼吸している

 ....
話してごらん積み上げたその悩み、5連鎖するよ、ほら、ば〜よえ〜ん


手をつなぐふたりの影よ 鍵をかけ忘れた夏に帽子は空へ


「雨の中キスをするより恥ずかしい。株式投資はじめるなんて」
 ....
水在らあらあさんのたたたろろろろさんおすすめリスト(27)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
飛んでボスニア・ヘルツェゴビナ- たたたろ ...短歌8*07-3-7
早春に雨- たたたろ ...短歌5*07-2-25
動物園に歌の雨が降る- たたたろ ...短歌9*07-2-23
光がもどってこない- たたたろ ...自由詩4*07-2-23
北の国から_2007_-_爆砕_-- たたたろ ...短歌9*07-1-27
涙じゃなかったらなんだっていうんだ- たたたろ ...自由詩6+*07-1-24
窓からみる- たたたろ ...自由詩8*07-1-20
【短歌祭】きん、たたーん- たたたろ ...短歌11*06-12-17
それもあなたの音楽- たたたろ ...自由詩5*06-12-9
うたいてR- たたたろ ...短歌10*06-12-4
全力失踪- たたたろ ...短歌11+*06-12-4
空にあってよかった- たたたろ ...自由詩9*06-12-2
ミトコンドリア系- たたたろ ...自由詩8*06-11-26
湖畔- たたたろ ...自由詩7*06-11-23
喧騒スクランブル交差点- たたたろ ...短歌8*06-11-10
赤赤黒黒- たたたろ ...自由詩3*06-11-9
プレイ- たたたろ ...短歌5*06-10-24
スイートスポット- たたたろ ...自由詩4*06-10-24
ふたりごと- たたたろ ...短歌12*06-10-11
ないやいやい- たたたろ ...短歌5*06-10-6
揺れた- たたたろ ...自由詩1*06-10-5
絵と瀬と裸- たたたろ ...短歌2*06-9-27
Scenes- たたたろ ...短歌8*06-8-14
少女の域- たたたろ ...短歌9*06-7-16
【短歌祭参加作品】愛のない慈悲なんていらねえよ、夏- たたたろ ...短歌8*06-7-9
三十一文字の宇宙へ捧ぐ- たたたろ ...短歌8*06-6-30
薄めて出すしかないのだろうか- たたたろ ...短歌8*06-6-17

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