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・2007-06-27
みみたぶが東海道をつかまつる
石橋を渡ったあとで叩き割る
挨拶が済んだ途端に落とされる
ワカバラじゃないので席を立ちません
青からず赤からずして好 ....
9本目の足があったよ恋わずらい
100円のライターの暖100円分
退社時にきりきりねじ巻き背が伸びる
喧騒とすれ違うたび冴え返り
夜勤明け太陽肴に寝酒する
....
真夜中のトマトぷりぷり逃亡す
西部劇の中でひとりの侍だ
笑おうか均しちまった哀しみに
8cmCD飛んだ夏休み
握るのはゴミとティッシュの合いの子の
クリームソーダ皮膚の厚さどれくらい ....
薄ぺらな詩ばかり飯がまずくなる
だいじょうぶ毎日うんこ出てるから
「痛風だ」「酒を飲むな」と母の声
{ルビ腐=ふ}の足に手を{ルビ接=つ}ぎ足 ....
プードルの 無駄吠え夜空に 鳴り渡る
みてごらん あんなところに ひとがおる
かよたんと しずかたんは あんぽんたん
手をかざせば そこは鼻息の 通り道
ゴミ箱 ....
土砂と分かつ孤独をヘリが迎えにくる
雪に焼かれて木々まっ白に背骨
業に似て四ツ首・三脚・胸に目ひらく
あとは原子炉までずっと下り坂
今日は石碑が北にあるから日影はないです
....
酒呑んで見よ!なだらかに腹の出る
真面目すぎ優しさのない体重計
「わたしにはあなたしかいない」馬鹿が見る
自分から自分を取れば残る馬鹿
....
こころのない ごめんなさいを あなたにあげる
音階の一部が透明な小石
古代から引いてきた糸ついに張る
網の庭の下に住む 髪の毛は木の根
バター溶け出し箱に終わりゆく徘徊
ある標高の白い雲から白い服
殺意が液体になり家 ....
父親が午後に死んでも腹は減る
眠くても胃が痛くても腹は減る
かゆくてもぶつぶつ出ても腹は減る
もどき詩が詩のふりしても腹は減る
鳴り止まぬ洞のむなし ....
やすらぎホームに行くバスさみしい道路にしていく
夜が攻めてくる日を嘘で塗り固める
屋根の上はいつも空もう窓を開けない
餅飛び去る洋上いまさら焼け始め
裾から施設がはみ出てうずく ....
水在らあらあさんの川柳おすすめリスト
(12)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雑句(2007-06-27〜2007-07-18)
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若原光彦
川柳
10
07-7-19
尾てい骨3%のせんりゅう
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しみまん
川柳
5*
07-3-20
せんりゅう
-
しみまん
川柳
1*
07-3-6
camicaje
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ピッピ
川柳
6
07-2-20
冬身
-
木立 悟
川柳
5+
07-1-30
二十歳
-
ツ
川柳
2*
07-1-24
液全体
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黒川排除 ...
川柳
7
06-11-4
ノート(朝・昼・酒)
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木立 悟
川柳
3*
06-10-18
からあげ
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汰介
川柳
4*
06-9-25
ジプシー(ルー)
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黒川排除 ...
川柳
10
06-9-24
腹は減る
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木立 悟
川柳
6
06-9-19
フー(あらゆる)
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黒川排除 ...
川柳
4
06-7-18