砕くのをやめたフォーチュンクッキーと崩れ始めた空の気配と


花束は伏せられていて未だ眠り止まない六月病の花嫁


泥棒も蛇も来ないと知る今もやさしくひびく夜の口笛


耳鳴りの(雨 ....
あのとき
僕が流してしまった涙は
本当の涙だっただろうか

ひょっとして
あれは作りもので
まだ君はそれをそっと
隠してもっているんじゃないだろうか

そしてそれ以来
僕は涙を流せ ....
             小   に
             瓶   う
             は   よ
            た     の
          ....
君はまた空を飛ぶ
    いつものように、そのままの姿で


さよならと言う口で、ただいまと伝える
手の届くすべてが本当で、そこに嘘を混ぜ込んでいく
君はいつまでも空を飛んでいて
僕らは ....
いま すれちがったひとの
顔のうろこが すこし
はがれていたよね なまぐさく  
だれしも さむいものを
海に はこぶ途中なんだ
おまえがほんとうのことを口走る度に
鳥の翼から羽毛がぬけ落ちる
世界はやせ細り 目に見えるものすべてが
絵に描かれたものとして溶けてゆく
たとえば可哀相な妹が
人に知られぬ速度で後退する時
 ....
{引用=*四行連詩作法(木島始氏による)
1.先行四行詩の第三行目の語か句をとり、その同義語(同義句)か、あるいは反義語(反義句)を自作四行詩の第三行目に入れること。
2.先行四行詩の第四行目の語 ....


見渡す限りの
どこまで行くつもりなのか
いつも走りながら
喚き散らしていた男は
もう死んだ
幸せに
死んだ
その音を逃すまいと
耳を澄ます


夜の扉が
ひらくとき
凛となる
かすかな音色を
中指から先に 
地に付け 飛び立ち
光を
奪うように吸う


ひとつの緑
とどろく緑
水滴の世界に
隣り合う水滴


手に余るものはこぼれ
いつのまにか芽吹き ....
服を二着
くるくる ほどき
糸に戻す
その指先



糸以外の
指以外の
何物にも ならぬ
その回転



その
細く
白い
無言




 ....
 付加価値。
 経済学においては「商品の生産・流通の各段階において新しく生み出される価値」となるようです。この付加価値という概念はじつはとても広義で、一概にこういうものだとは言えません。グリコのおま ....
続き。詩の「商品力」向上のポイントとして、

1.質を向上させる
2.特性を理解して訴求する
3.付加価値を付ける

この3つを挙げました。で、今回は1の質の向上について書こうと思ってたん ....
 詩について個人的に考えていることを話していくので、時々独断と偏見に満ちたものになるかもしれませんが、そこはそれ、テキトーによろしくということで。というわけでまず、詩の「商品力」について。

 「 ....
空はぎすぎすしない 空はくよくよしない
ただ果てしなく続く
空は立ち止まらない ただひたすらに流れる また流れる
気づくと
空の中には何もない 空の中には誰もいない
それでも
空があり ....
初出:
ウエノポエトリカンジャム3 公式パンフレット「Iu(イウ)」(2005年夏)
(http://www.upj.jp/)
「詩なんかよく知らない人にネットの詩について伝えるメッ ....
たとえそれが死臭だったとしても
鼻裏にこびりついて
いつも離れない気がしても
今日の仕事は
こなさなければならない

できなければ
死刑宣告

きっとそうだ
あれは
死刑にされた ....
遠くにいる人を想っている

列車は夜の手のひらをすべるように過ぎてゆく
舞い落ちる雪はその速度に蹴散らされて
散らされた後たいへん静かになり
静かに舞い落ちて
舞い落ちて
落ちて
落ち ....
鉛管が転がっている
描ききれなかった僕らは
ゆっくり鉛筆を折ると
液体のように広がり
縁石を満たした
炎天下
エピローグばかりが続く
絵本の中で
秋になっても
ずっと忘れそびれていた少年を
冬へ、冬へと
ぽろぽろ棄てるころ


秋だったのに
冬へ、冬へと
粗樫の木から少年の証拠が
呆気なく消えるころ
 ....
軋む
一歩ごと
軋む
心ごと

逃げ込んだ森は
甘美な瀞が満ち
わたしは愛しい景色を
凍る爪先で犯してゆく


痛む
一言ごと
傷む
一夜ごと

明日を司る月が
昨日 ....
追いかけている背中は
とても遠いもので
積み木を崩されるだけが
この街のすべてじゃない

あなたを追いかけているようで
僕に追いつきかけている
手をのばせば繋いでいるようで
もっと違う ....
目をクリクリさせて
鼻の穴を大きく膨らませて
電信柱の後ろに隠れているおとこのこ
笑いの爆弾を抱え
友達が近づくのを待っている
ワッ
キャ〜
あ、ビックリした。
いやだぁ、けん ....
 星星のきらめく
 宇宙に心の美しさが
 瞬いている

 自由はもう
 限られた人にしか
 手にはいらないのだ

 心に住む
 澄んだ気持ちは
 自然を愛する

 人が増え ....
少し量は減ったけど

暖かい光

そんなに多くのものは必要ないんだね
月の咲く頃、青鷺が溺れた
川辺の彼岸花のように 恋に焦がれた

ひらがなの響きで、わたしを呼ぶ あの人
辛辣な言葉を並べるくせに
どうして時々 柔らかく、呼ぶ の

青い紙で鶴を折って、 ....
伝わらぬ想いは水に成り果ててかたち失くした器かなでる




しあわせの過ぎる時刻もわからずに待てど狂えど来ぬものは来ぬ




冬空の鉄は緑に手は鈍に雪か ....
すくえるものの おちていくすがたは
ただ だまって ながめるばかり

かたちなきものの ながれゆくようすは
ただ あふれて すきとおるばかり

おもいは灰に、
火にちりりと焦 ....
リコーダーの空は
ドナドナを歌いだしそうに 不安
ランドセルは束ねられていた
赤く



赤い文字盤をみている
 チャイム
太宰治は、を主語にして
話をしたことがあったかもしれない ....
今日も遠い北のはずれでは
北風がつくられている


私は妹の手をとって歩きながら
「ごらん、あれが北風だよ」と
すり切れそうな雲の端を指さして言う

すると雲は
少しずつ形を変えなが ....
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