宇宙船がどうとかの経緯があったように思われたけれど説明は
具体性を次々と失い何となくうす赤い霧とどす黒い泡が混然と
配色される卵型の記憶の原形になり気づいたら放浪? の途中
学生の頃バイトした喫 ....
旅に出ようと思います
いまは、あなたの傍にいるのがツライから
出来るだけ遠く、遠くへ行ってみようと思います
こんな時、小説やドラマなんかじゃ
「探さないでください」なんて書き置きを
....
○「長生き格言」
「年を取ってからは
ストレスになることは
避ける」
これが長生きの秘訣なり
○「人間関係」
離れてみると
よくわかる
だから
かわいい子には旅をさせ ....
僕のふとんに潜り込んで
腕枕で眠るのがすきだったね
何気ない仕草で和ませてくれたね
僕が呼んでも
知らんぷりの時があったね
どうして気を損ねたのか
....
普段は酒に肴は不要だが
今夜は鰹の酒盗を舐めた
こりゃいけない
酒がどんどんと無くなる
つい 追加購入してしまった
往き往きて
樹となり
水となり
渓に入り
命の重さを知る
詩想あらゆるラインを辿り
花咲き誇る丘を越えて
遥か遠い王国へ
これら季節の移り変わりに身を委ね
委ね導かれるがまま進みゆきて
細や ....
夜の耳工場で働く小人は
めっきり上がらない時給に
ぼやきながらも
今夜も対の耳を作っています
夜は短いようで長く
或いはまた短く
それは人生もおんなじだね
耳を買いに来る人は
そん ....
ひるさがり、
オイシイモノを食べて、
りんかくが、
ほころぶ、
ゆるふわな、
しろいまるがおの、
ましゅまろ、
キミは、
ほほえんで、
そのひとみに、
ふたつの三日月をつくる、
....
宵闇に独りでそっと酒を飲む
きみという結晶は脆く傷付きやすい
透明な薄緑を纏った蛍石のようだ
ぼくは鈍重な鉛ようなのに
何故か妙に気が合った
初めて出逢ったのは渓流で宝石の魚を釣った夕暮れ
低温で溶けるぼくは直 ....
ひとりぐらし ひと 、
天国ㇵここ
あそこではなく
ひと、抜けて突破し
独りに徹し初めて此処ガ天国
宙にむかい
腕を伸ばし
体から跳び立とうとする
ちいさなあなた
さいわいよ
青々鮮やか
色付くアジサイ
見入る 、
見入られ見入り
弾け飛ぶ 対
自ら進んで
商品消費物へと
技を磨く人、只それだけ?
漆黒に塗り潰された聖書の現
人 ....
悲しいですね
人は誰でも独りで生まれ
独り死んでゆく
後ろ姿を追いかけても届かず
想い人が亡くなっても日々は変わらない
☆
楽しいですね
....
願わくば
五月の空に浮かぶ
羊雲になりたい
ぽかり ふわり
風に吹かれて
☆
強がりな若葉に誘われて
渓谷の流れに身をまかせ
透明な水に ....
風のささやきに誘われて
釣り人は初夏の{ルビ渓=たに}に分け入った
モスグリーンのいで立ちの彼は五月の若葉に溶けて
神経質な魚たちの警戒心を得ることはなかった
川面に近づくには音を立ててはいけ ....
意識の
幾次元もの
潜り抜け
やっと正気保ち
正気保ち意識の幾次元へと
「さよなら」の無い次元に逝く前に
「こんにちは」の言い方を
覚えなければならない
....
蛇が布団の上で死んでいる。いつから死んでいたのか知らない。腐ってはいないが干からび始めている。とても大きな蝿が一匹ぶんぶんと飛んでいる。開け放しの窓から風が激しくて臭いを感じることができない。反故紙が ....
日々豊かに降り続く雨は
山の頂きから川を下って
大地を潤し
海へと流れ
やがて世界の端から
宇宙へと降りそそぐ
波に流されるまま
地球からこぼれ落ちた私
遠ざかっていくのは
距離 ....
初夏の風は柔らかく囁いた
緑の渓谷が呼んでいると
五月の魚たちは強がりだから
下手な仕掛けでは釣れない
明日は三時に起きて行こう
浸っている
ひたひたと浸っている
あなたのなかにわたしひたり
わたしのなかにあなたひたり
あなたのなかにわたしひたり
繰り返し繰り返し
浸っている ひたひた浸っている
....
ぎゅっとにぎった手のひらに伝わる金属の鎖の冷たさ
そっけない硬い木の座面
離してはだめだよ と降ってくる、声
靴底で蹴るとざらっとして土埃
膝で漕ぐたびに
行ったり来たり
ふりこはゆっくり ....
ぼくは森の中に生まれたような気がする
幼い頃から樹が好きで
朝は何時もの森を彷徨い樹を抱いた
今は木目を見ただけで何の樹だか分かるようになって
お気に入りの厚板を何枚も持ってい ....
かんたんに覚えてね
ずっと忘れないで
あなたはわたしを人間のように愛してはくれない
けれど、わたしはことばに甦る
いつか風がふいて
えいえんがつつむのだと分かる日がくる
....
通勤電車でふと絡みあう視線
作業着姿で伏し目がちに座っている
その人の 汚れた軍手をはめる手に
真紅の盃
みずみずしい酒の香のなせる業にして
白髪で皺きざまれる{ルビ貌=かお ....
キミが呆けてわめきちらしていた何処か異国の話
その実はこの国のことを言い続けてきてたんだね
今になって気づいた。
キミのこと信じてみたい本閉じる実存してるロストワールド
....
感情というもの、
その深奥パトス
打ち叩かれる瞬間、
響き光放ち
ヒビキヒカリ
奥まる純白の回廊に移送され
粉砕される感傷私性一切、
捏ねられ抉り唸る力動の
ヒビ ....
何日も詩が書けないと不安になる。これは昔からそうだが、特にインターネットを通して詩を発表するようになってからはその傾向にますます拍車がかかったように思える。そのため、年間100篇とか詩を書くようにな ....
猫は知っている
人が磨き人に割られるランプらの意味
猫は知っている
女たちがくちびるの感覚で
こぼれる涙に色をつけたがるかの謎を
猫は知っている
男たちの欲望に満ちたやさしさが
つぎの曲 ....
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