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0:00を見てしまった私の
明日は重たいだろう
お疲れさま
滋養強壮ドリンクは用意してある
あとは
ブドウ糖
3000円の当たりくじ
これが現状の評価

浮き輪ひとつの遠泳は
これ ....
きょうは
やけに電話が鳴り
訪問者が多かった

以前に
外構の見積もりをお願いした人が尋ねてきたとき
早く工事をお願いしたいのだけど
いろいろと
入用があって
それに
今度親がいっ ....
夜道に影ができて
月が出ていることに気づく
私が見ている月
月も
私を見ていた

気がした
哀しい
哀しい気がしているだけ
疲れた
それは気のせいじゃないけど

自分のために
 ....
月に罪無し
嫌いなあんたが見ていようと
わたしが嫌いになることもない

車の修理費の心配
手術費用の心配
税金の心配
それって全部
お金の心配

御破算で
願いましては
月夜の ....
色褪せて見えるのは
それは
移ろうものだから

言葉にしなければ
無いもの
消えていくものだもの

言葉にしたら
何れは
虚しいものに変わるもの

想いは泡の玉みたいに
たく ....
昼寝とは気休めの休養で
目を閉じても
窓から
風にゆれる洗濯物
瞼の裏に光と影を忙しなく映す
今日は
住宅街の静寂には程遠い日曜日であった
暗闇と
夜のような静寂でしか
本当の安らぎ ....
ひとつづつ
束縛が剥がれていく
この先の
小さな束縛は
自分から求めて
だらけることなく
もう膨らみかけた梅の花のそばを
新しい靴で歩いてゆく
常に人の中にいると
見失うから
文字 ....
生まれたときから猫がいて
頼みもしないのに
わたしの布団の上に乗り
重い温かい
お互いさま
叱られて
毎日毎日叱られて
生きていてもしょうがない
だけど死ねないお子様は
布団のお腹に ....
昼寝する前に
いい夢が見れますようにと
呟いてみたら
いい感じの夢を見た
冬じゃなかった
色がついてた
柔らかだった
安らかだった
こっちの世界に返りたくなくなった
だけど
それは ....
庭の境に置いたサボテンに
猫が吸い寄り
すんすんしてる
ちくちくしても
まだやってる
サボテンが棘を引っ込める
わたしが触ったときには
刺したくせに
恩知らず

呼んでみるけど
 ....
歯医者に通い
歯を全部奇麗にしたい
歯医者の夫を
もしくは愛人を持てばよかったと思う
そんな文章で書くと
下品でした

人は
自分が少しでも辛いと
少しでも楽な人を妬むものなんだなと ....

早起きのできない妻を
どう思いますか

あなたの運転は
とても上手で
ゆりかごみたいに心地いい
かまってくれるひとがいいなら
わたしじゃ駄目よ

なんだか
この仕事に飽きちゃ ....
開かなくなった国語辞典に
埃が積もる
もう勉強しないから
鉛筆削りの音だけがなんとなく快感

学校の先生は
いまだ粉だらけ
黒板もチョークもべつに要らないのに
それが似合うのは木造校舎 ....
しんしん降る

牡丹雪もみせてくれず

冬が寒いだけなので

心臓が凍りそうだ

身体中の血が冷たい

神経が

ピクッピクッとする

不快で寝返りを打つ

胸にカ ....
自分の寝息の音で目を覚ます
確かに呼吸していた
口を開いたままで
もう聞こえない

ずいぶん
永く寝た気がしたのに
車の時計を見ると
十分くらいだった

それが
三回くらい

 ....
ぶどう糖の固まりが

雪だったら

すくいあげて

口いっぱい

頬ばりますとも

そうじゃないから

私の足は

帰り道を

ひたすら急ぐんです
意味不明
短い両手をひろげた
お人形

ほほ笑む口と裏腹の
まるい目が
なんだか哀しい

子どもは
こういうお人形が
本当に好きなのか

たのしげな顔なのに
放っておかれたま ....
たとえそれが死臭だったとしても
鼻裏にこびりついて
いつも離れない気がしても
今日の仕事は
こなさなければならない

できなければ
死刑宣告

きっとそうだ
あれは
死刑にされた ....
青い檸檬は
いつかは
黄色くなるんだろうか

低い鼻なのに
鼻先が冷たくなるのは
何でなんだろう

金の亡者になった頃
何不自由しなくなるのかもしれない

教訓は
身に凍み込む ....
なんでそんなことで引っかかるのか。

この辺りにきたら
もう
どうでもよくなってきたのだけれども。

簡潔に言うと、

なぜ、
洗濯物は
女が干さなければいけないのか。

とい ....
精神病にならないために
適度にいい加減に忙しいのは
良いことなのだろう

皆が
隣人に多くを望むのは
なぜなのだろう
望んでも愛などもらえないのに

背負いきれなさを感じつつも
す ....
人の前に出ない
自分を棚に上げない
私のいけないところなのだろう

落度があるとすれば
忘れているだけ

そんな
罪のないことを

私にも悪いところがある
ごめんなさい

あ ....
こしごえさんの蒼木りんさんおすすめリスト(22)
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