人に棲みつく悪の夜夢の響
同仕様もない重しと成りて
決して過ぎ去らない恐怖
他人の助け最早在り得ず
もうとっくのとうにして
絶望に絶望し諦め切り 

尚も瞑目ノ内に いざや
何とも懐か ....
国語算数理科社会、音楽・図画工作そして体育の方も・そして体育の方も・・・・全部を少しずつでなくていいんです例えば

感じを1週間で10個覚える、それだけでも。
あとはできれば何か一つ、強化とは無 ....
窓の外には
まだ黄緑のイチョウ
西日に照らされて キラキラ光る

その光を受け
陰影をまとい輝く
窓辺に並べられた白い陶器たち

ほとんど目が見えなくても
こんな繊細な作品を生み ....
発句 凪ぎわたる地はうす眼して冬に入る  蛇笏

 脇   ひとつ目ルドン隈にあらわる   らどみ
3  カロリーを溜め込み冬にそなえたる  どらみ
4   八つ目ウナギは♾️(無限)の先 ....
北東の風強い中
つかの間の憩いに出逢う
てらてらとした羽根のついた赤唐辛子
影に貼り付いているルビーの小枝
手を伸ばせばほどけていく
振り返れない、振り返らない
寄り道してくれてありがとう ....
{ルビ木犀=もくせい}の匂ひ{ルビ幽=ひそ}かや朝の窓

薬湯を{ルビ浴=あ}みて{ルビ無月=むげつ}の夜更くる

日米の笑顔の会談秋ひと日

大丈夫かじぶんに問ふや冬隣
今日、外に出て
あまりにも風が冷たかったので
とうとうオバシャツに手を出した
着込みながらゲンナリ
なんでオバシャツって
何をどうデザインしても
セクシーさの欠片もないのか
保温とセクシ ....
哀しみに崩れ落ち
生きながら麻痺し
尚も未定形の想い
抱え込み育みながら
日々の金勘定忘れず
七色に走る霊の打刻
行使する肉身鍛えつ
夜陰に至り病発作

意識溶解しかかる
上唇に木 ....
毛細血管が切れて
紫が広がる肌
平手とはいえ
憎しみこもった手で打たれた
痺れたけれど
少しも怖くない

お互いの匂いが甘くて
相性を確かめた夜
家族が待つ家があるとか
知ってたっ ....
綿毛、その種、
ほとんど重さのない、
雪のしたの土のなかでも、春へと耐えしのぶ、
石ではない、ちいさな有機の礎、
晩秋のくもり空の下、
とてもめずらしい、
綿毛のタンポポが、白い球体のまま ....
新しい住居は
川のほとりだ
川と言っても濁ったドブ川の色をしている
生き物の気配はなく
夏は悪臭を放たないか心配だ

近所のスーパーまで2キロある
コンビニと薬局が側にあるだけましか
 ....
思うのは初冬の子供暗くとも帰れずにいる駅のベンチに


秋服のままで真冬を超えた子がうつむき見てる花そして


星がないわけでなくて街赤く記録白く今日は見えない


初夏の健やかな風 ....
万霊節の夜
 名残りの夏の 季節の扉をしめる今宵
 ここはいずこも
 森の精霊の異形の獣たちに
 あふれ
 さまよう


 Trick or treat
  Trick or t ....
あめ色のクモの子、
尽きることがいちはやく約束された、
はかない太陽の子、
古い階段の手すりに金色の糸を垂らして、
もうほとんど冬にちかい、
まばゆい晩秋の陽に透けて、
とてもちいさくかが ....
友達の死体を探している
死臭に耐えながら蝋燭をかざして
権力が被った正義の仮面に
喉を掻き切られたらしいんだ

血を流した空
明けそうにない明日
無邪気の死体が積み上がり
燃やされて天 ....
青く発光する塊が、
美しい水で鎮められる

影のない真昼、 
明るい夢の瓦礫から 
神々の失敗のかけらを拾う 
穢れた土を、 
いくども水で洗い流す 
その水がふたたび海へ還る

 ....
おはよう世界

おはよう世界

ってもう歌わない去年の一年草たち

今はどこに

私はそのどこかへ行きたい

キリン

あの日  子守唄を歌って暮れたのは大好きなキリンだった
 ....
この街は
ずいぶん私に親切だった
適度に田舎だけど
不便なほどではない
この街が好きだった

春はヴォーキングコースが
桜の花ざかり
満開のトンネル
散る桜の吹雪

夏には
西 ....
故郷に帰るも
人も町も変わり果て
あの頃の故郷は今はない

あの田んぼ
あの空き地
あの店
あのクラスメイト
あの空気
あの関係性
もはや記憶の片隅にしかない故郷

なんだかよ ....
今宵 上弦、白銀の半月
すぱっと夜空に切り取られ

何度も写し取られ来た
時の打刻、垂直に

イノチのチカラの
絶えること無く

宇宙エーテル透かし彫り
思考力動が私の脳髄踏み
 ....
だって
もう
そういう
時代じゃないの

昔の話じゃね

生意気ちん
生意気まん

僕らは
こーやって
楽しんでるだけさ

あーーー

まげまげまげー

ちかごろは ....
いいものができると
その次を
今回ほどうまく締めくくれる自信がなくなり



AIで曲を作るのは
やめようと思った

方々から批判はある
商売あがったりではないかと

何か足 ....
生まれて初めて見た
こんなにも沢山のチマチョゴリ

京都で暮らしていた頃
頼まれ仕事で
結婚式場へお弁当を届けにゆく

式場は由緒ある場所
黄緑の木々が繁る、厳かな静けさの中
黒光り ....
しっとりと濡れ開いて
桔梗の花の紫、いよいよ艶めき濃密に

しょぼんと萎び項垂れて
桔梗の花の蒼白、いよいよ掠れ薄れいき

秋、冬、春、夏、
秋、冬 そうして春へと

円環を閉じては ....
心はどこに在るのだろう
心は海に在るのだろう


今朝の静かな潮では
私が時を遡り


大人の靴を履いたまま
探しているのは子守唄

すでに無数のお魚は
シャンパン色の夢の中
 ....
今のお米は汚れてないから
研ぎすぎると旨味が流れる
昔は精米技術が未熟で
糠が米に残っているから
水が澄むまで研がないといけなかった

米を研ぐように
感覚を研ぐ
お腹が空いてない時は ....
道を間違えて迷い込んだ学生街
近隣でもっともお安かったから入ったのだ
その店の名は「クマリマー」
大きな窓辺にガネーシャが並ぶ
とてもすいているカレー屋さんだ
最近の学生は裕福なのだろうか( ....
ひとり
またひとり
命を消した
シャボン玉のように

まだ子供だよ
多くの人が気付かぬ裏で
屍が積み重なっていく

話を聞いてくれる人がいたら
問題を解決してくれる人がいたら
い ....
ロンドンをゆく君もきっと冬帽子

弾く君は窓辺が似合うカプチーノ

一年をメットをとって飲み干す缶コーヒー

まずお風呂会う技は缶チューハイわかってる

冬至から冬至への道また生きる
 ....
そらの水槽を
ゆっくりと魚たちが滑空してゆく
僕たちの教室は
まるでへばりついた岩影みたい
どこにも行けない窮屈さで
ぶつかり合う金魚たち
尾鰭や背鰭がひらひら
揺れ惑う
こころだけ狂 ....
こしごえさんのおすすめリスト(4696)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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冬に入る_〜_勝手にひとり半歌仙表六句- 足立らど ...伝統定型各 ...325-11-4
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万霊節の夜- 月乃 猫自由詩13*25-11-1
晩秋の赤子- 本田憲嵩自由詩1125-11-1
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おはよう世界____蒼風薫- エヴァル ...短歌525-11-1
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思考ノ竪琴/EndlessRepeat- ひだかた ...自由詩825-10-31
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