ハロー、ハロー
青い旗が揺れている
燦々と降り注ぐ光のなか
どてら姿のおじいさんが過ぎ
わたしはイートインでコーヒーを啜る
長閑な午後の一時です

雪の吹雪く北の国
寒風吹き荒ぶ東の国 ....
やっと目覚めてパンに味噌汁

夜が明けない空のそこらを愉しむ

妻が炬燵でみのむししてる

やっと顔を洗う、さっぱりとした

陽ヲ待ツ

夜の帝国が消えてゆく

今日は今日であ ....
ノート・ブックにすらすら書いてゆく小言

絵画を観て体ジンジンしてくる

薬もちわすれて道路より帰った

山又山のしずかな川

念仏の如く皿洗い毎日する

 
一日が終わる頃
捨てられたレシートみたいに
何かを残して
皺を刻む人生が良い

僕が選んだレシートは
君のプレゼントを買った

渡せないまま
色褪せてしまう

いつになったら
 ....
息ひそめて妻の朗読聞いている

青空のした原因不明の病と歩いていた

言葉少なくなってゆくさびしみ

日向ぼっこする 自分を小さくする

雑なリビングを掃除したくなった

無気 ....
月も星も潤む宵に
身のうちに水奏される調べがあり
その調べを辿ってゆくと
やわらかな彩りでゼリイのようにゆらめく
ちいさなユートピアがあらわれる
あおいうなばら
まぐろは、はしる
DHAに
浸したまなこで
世界をみながら
 
私は病気がよくなるようによく眠る

ひとりとなって職場の喫煙所

仕事をさもないことと言えたらなぁ

寒くなって原付でゆっくり急いで帰る

今日は野菜炒めか ごま油の香り

 ....
また白痴な顔を晒し
振り返る君の孤独はやるせない
冬の大空に羽ばたいて
青い大気を吸い込んで
静かに呼吸を繰り返す
君の無垢は無限の広がり
いつかの不在を先取りし
果てなくラアラア唄って ....
アラームが長く鳴る、妻は起きない

ひとり起きて作業着に着替える

寒の水で洗顔する、すっきりする

名前すら覚えていない薬を服している

暗い、夜が明ける

今日も仕事の、体 ....
令和人
和式便器が無くなつて
柔軟な腰
失つたのか
今日もしごと忙しくありがたい、コロナ禍

不安自体となって原付に乗り帰路

妻にあんまんとジュースねだられ夜へ出た

コンビニにあんまんがない、妻にTELする

炬燵で妻が豚まん食 ....
 今、明日のしごとのプレッシャーからか、心が不安、安定していないので、ともかく日記を書いて、頭を整理して、次いで副産物として、心が安定すればいいと考えた。私は相当の臆病者なのである。そして、不安か .... ふたりで歩いても寒すぎる

ひさびさ湯船で本を読む

稲垣足穂読んで頭が苦しくなってきた

剃刀で剃りすぎた顎が痛い

錠剤飲んでここちよくなって眠るのみ

妻の歌の周りに ....
2022.01.10.(月) 祝日

 十日、元旦からの魔法も消えて、語弊があるかも知れないが、平凡な日々にかえって、自己の力をもってして、日々のよろこびをつくっていくべき、となる。
 
 ま ....
 探り吹き

小さな羽根飾りが付いた
中折れ帽子のヒデキさんは
ハーモニカ歴六十年だ

楽譜は読まずにメロディーを
口で探って覚えていくから
僕は探り吹きだ、と言って笑う

特別養 ....
雨滴は絶えず穴穿ち
佇む神々の声は木霊して
わたしのひとりが
目覚めるとき
大地を覆う涙は枯れ

帰っていく
帰っていく
たましいのふるさとへ
ひとりにもどり
帰っていく 
 ....
 よく晴れた朝です。けさは不思議な夢をみて、寒さに目覚めると妻がもう起きていて、厨で沢山のペットボトルを洗っていました。感心しました。
 妻に毎朝の定番のアイスコーヒーを淹れていただき、ノート・パソ ....
今日という名の旅をはじめる

まずは朝をはじめるコーヒーを一杯

不思議な夢をめざめドアを開けて通る

妻が起きていてもう仕事している、ありがと

休日予定なく、一抹の幸いを抱く

 ....
起きれば冷えた寝室、さびしいではないか

妻と「おはよう」言い交わす炬燵

まずは一杯のアイスコーヒーで一日はじまり

昨夜読んだ聖書のひらきっぱなし

カレンダーはまだ買っていな ....
今日も働いて帰って妻とふたりぼっち

少し食べて、やめて、物書く

どうしても星空にさびしみ想うのでしょう

「此処」は素になれる、ゆったりしよう

句作できるよろこびの抹茶ラテ飲 ....
はつゆめ未だみず、一月七日

空っぽの胃袋にチーズトーストいれる

アラーム鳴っても全然起きない妻でした

今日も働くことのボロボロな体で

朝、やっと落ちつけてお茶ばかり

僕ら ....
昼ふる雪 じっと眺めてこわいとおもう

つかれた体でなんとか胡坐している

何でも受けいれて変わってゆくじぶんにさようなら

現実に酔ってばかり煙草ばかり喫う

匂う足を洗ってから炬燵 ....
けさは妻の淹れてくれたコーヒーではじまり

全身筋肉痛の、それでも仕事のじゅんび

体が痛くて横になれない

つかれた軍手がたくさんある

のこり五本の煙草、大切に喫う

夜 ....
三日月が町に魔法をかけようとする

どうしよう手袋がなくて、原付に乗る

仕事できなすぎて涙ぐんでしまった

妻へプリンとミルクティー土産に冬の夜走る

初仕事 ボロッボロの体で帰宅
 ....
わけもなくしんどくて
ベッドに沈んだままの休日
気だるく甘美な死を思う

(緑の芝生にいつしか立って
思い思いに踊っている 
私たちはたださみしいのだ)

ふるさとを遠く後にして
毎 ....
 
ゆうやけが地獄を洗っては沈む

ボロが併設された小さな社で拝む

山又山のさいご富士山を眺める

よく歩いた日のシャワーにほぐされる

シャワー浴びつつ妻のあたらしい歌聞く

 ....
西の空に日は落ちて
仄かに明るむ茜色
富士は勇姿を際立たせ
沈む地平に黒々と
聳える巨大なシルエット

すべて静寂に包まれて
遥かな距離を落ちていく

わたしもあなたも別々に
この ....
起きて快晴を浴びていた

ベランダに出てここが私の居場所

冬陽明るくあこがれていた

お雑煮いただいて「ふう」と息吹く

どこへいこうか空っぽのじぶん

それでも生きますサンタマ ....
誰かへの心配がつづいて
憂鬱が消えないなら
もう心配やめちゃえばいい
自分が楽になるためでしょう

自分を冷酷だと思ったり
またそれが心配になるのかな
心配が趣味なら仕方ない

でき ....
こしごえさんのおすすめリスト(4694)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
み空のうた- ひだかた ...自由詩1322-1-14
自由律俳句_2022.01.14(金)- 田中恭平俳句322-1-14
自由律俳句_2022.01.13(木)_夕べ- 田中恭平俳句222-1-13
灰になるまで- ミナト ...自由詩122-1-13
自由律俳句_2022.01.13(木)_お昼- 田中恭平俳句122-1-13
水奏楽- 塔野夏子自由詩3*22-1-13
※五行歌/まぐろは、はしる- 足立らど ...自由詩6*22-1-13
自由律俳句_2022.01.12(水)_夕べ- 田中恭平俳句322-1-12
無垢の人- ひだかた ...自由詩6*22-1-12
自由律俳句_2022.01.12(水)- 田中恭平俳句122-1-12
トイレ考- 足立らど ...短歌322-1-12
自由律俳句_2022.01.11(火)_夕べ- 田中恭平俳句122-1-11
日記_2022.01.10(月)_祝日_夕べ- 田中恭平散文(批評 ...322-1-10
自由律俳句_2022.01.10(月)_祝日_夕べ- 田中恭平俳句222-1-10
日記_2022.01.10(月)_祝日- 田中恭平散文(批評 ...322-1-10
探り吹き- 壮佑自由詩10*22-1-9
帰っていく- ひだかた ...自由詩8*22-1-9
日記_2022.01.09(日)- 田中恭平散文(批評 ...422-1-9
自由律俳句_2022.01.09(日)- 田中恭平俳句122-1-9
自由律俳句_2022.01.08(土)- 田中恭平俳句122-1-8
自由律俳句_2022.01.07(金)_夕べ- 田中恭平俳句222-1-7
自由律俳句_2022.01.07(金)- 田中恭平俳句122-1-7
自由律俳句_2022.01.06(木)_夕べ- 田中恭平俳句122-1-6
自由律俳句_2022.01.06(木)- 田中恭平俳句122-1-6
自由律俳句_2022.01.05(水)- 田中恭平俳句2*22-1-5
そうして世界は- ひだかた ...自由詩522-1-4
自由律俳句_2022.01.04(火)_夕べ- 田中恭平俳句2*22-1-4
滑走- ひだかた ...自由詩422-1-3
自由律俳句_2022.01.03(月)- 田中恭平俳句2*22-1-3
心配の取り扱い- 木葉 揺自由詩4*22-1-2

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157