すべてのおすすめ
キキキキキ。
闘病は辛いもの。いつか治るということに希望を抱いているのだが。
私は統合失調症である。死の恐怖を感じたことも、100回や200回ではなかった。

世間から見ればただのお荷物である ....
クマは冷蔵庫をパチっと開けると
缶ビールを取り出し
プルトップを上げた
裸足で踏むキッチンの床はとても冷たく
クマがノコノコ歩くたび嫌な音がした

「ベルト買わなきゃ」

クマ ....
ある日ぼくはコンビニでブタと出会った
黄色と白のストライプの入ったパラソルを握り締め
成人雑誌コーナーでブタは立ち読みをしていた
彼の背中とすれ違うと
どんなに待ったと思う?
ブ ....
蒼い空が 遠くて
余計に悲しいのは
僕が
1羽のウサギだから

カメに負けたあと
どうなったのか誰も
知ろうとはしない
色褪せたウサギ

透明な過去の中に
遺失されたまま
埋ず ....
さかなの匂うまちから
黒い袋を抱えて
私は電車の席に座っている
黒い袋をおさえて
乗客の視線が私の膝の上に集まっている
おさえても おさえても 黒い袋が動くのだ
死にたくはないと跳ねるのだ ....
自身の毒を舐める夜更け、魂は闇の予感に馴染んで、点滅する蛍光灯は否が応にも近い未来を思わせた、意味を成さない呟きのような電気機器のノイズ、心拍はそいつらと同期しようと試みていた、一度小 .... 真夜中の0時に
セルフのガソリンスタンドで
車の給油口に
ホースを突っ込んでいる人を見ていた

斜め向かいのローソンで
金髪に髪を染めた少年たちがたむろする
真夜中の307号 ....
たかが検査 とは言え一晩入院
担当医は 大腸からの検針で麻酔無しだというが
ネットの口コミ体験談は どれを見ても大変そうだ
あるものは手術だといい あるものは 銃で撃つのだという
さらには 神 ....
三途の川で溺れている  
青空にぷかぷか浮かぶ雲が 好き

頬をなでるおだやかな風が 好き

そんな好きを背に洗濯物を干すあなたが 大スキ!



 
エコーするリズムの中に意識は隠れていく、反復と変則の入り乱れるアップダウンなビート、上下左右が判らなくなる拡販の中で目を閉じなかったのはきっと、そんな混沌の中で .... 残像が鮮やか過ぎて現実が認識出来ない、通過したものだけが確実だ、通過したものだけが確実で、そいつらがどこに行くのかはまるで理解出来ない、次々と生み出される命の遺産、明日までがそ .... コクゾウムシの一亜種
体長3〜5ミリ程度の
半透明の短躯
頭部に繊毛が生え
触角の役割を果たしている
専ら樹皮の線維などを主食とするが、
近年木造家屋の柱などに付着し
家屋倒壊を招く害虫 ....
黒板の上の小さな間違いを
ひとつひとつ指さすのはもうやめたの

文字通り吹けば飛ぶような文字
送り仮名ひとつで糾弾しては不憫だわ
誤字は誤字なりに一所懸命お生きと

気づいてしまったらも ....
静かに
のたうちながら
瞬間に
翻るものたち
薄明かりの
下で
くるくる
くるくる


退屈しのぎ
口にした旋律は
出鱈目なものだった
二度とない
軌跡を描いて ....
百合の蕾 ペリカンの嘴にしか見えなかった
百合の姿は馨りだけで 十分 部屋の壁を越えて漂ってくる
魔性の女にも見える 謝罪は本質を見抜いた時にする

今は葬儀で頂いた貴女を花瓶に挿すくらい ....
【青が崩壊する。】題名は あまさらさんです。


こんこんと 混沌
どくどくと 清濁入り乱れ
大地と空が 激昂する
相容れない物どうしが交信しようとして
雨戸を叩く

夜の闇に
 ....
隅田川より低い千住の街を
駆けていく幼い日のぼくの
こころの隙間に
川風がはいりこむ

湿気を含んだ重い風は
低い街並みをよぎり
川辺から離れた神社に
ぼくを連れていく

友だちは ....
上京して赤信号で渡ったら 叱られた
コンビニにまで 「並びなさい」の、
足型マークが付けてある

お金を払わなければ 何処にも行けない街が
嫌いになるまで 居たかったのは
この街 ....
僕は見たけど黙っている   敷布に押しこまれた
  あなたのからだは私が
  思ったよりはるかに固かった
  きたない床をつま先でやりすごす
  垢のういた日々が私たちの居場所だから
  言葉のなかにかくさ ....
軽トラックの荷台に仰向けになって
青空を見るのが好きだった
実家から水田転化した林檎畑までは少し遠く
父の運転する軽トラックの荷台に乗り込み
寝転がって空を仰ぎながら道々を行った
時折助手席 ....
水色の島で
アラベスクの響きを聞きながら
ジョニー=ウォーカーの
ブルーラベルを飲む

プールでアンナ・カリーナが
泳いでいて
時々止まっては
こちらに視線を送る

語りかけはしな ....
ヘシオドス、砂洗い、体が八つ裂けたときのために、臨界点を超越する、コマ送りの前に、隕石、焦土より先に、
常識的ヘシモバッタの自家発電、地下に撒いたガスが原因で爆発した、

雨、八つ裂けた雨、 ....
海に行けないから
カラオケボックスで大声で叫ぶ
それが日常

毎朝5時に起きて
最寄駅へ向かうと
いつも作業着のおじさん
水曜日以外は毎朝いて
黙ってタバコを吸っている

おじさん ....
 
恋して 弱くなりました

愛して 強くなりました

向き合って 真実を得ました



 
ずぶ濡れのアパートを 飛び出して
たよりない街の たよりない自分から
駆け出して行く

「お前を産んだ途端に、
お母さんの人生は終わってしまったんだ」と、
罵る泣き声のようなもの ....
流行り廃りや、
他人の評価なんぞが、
気になっちまうくらいなら

詩人なんてやめちまえ

オナニーして寝てろ

ふぁっくゆあせるふ
ヨシダ証言によると
カン元首相は
福島にお遍路さんの格好で現れ
「巡礼の旅の途中に立ち寄った」
と発言していたことが分かった
何となく縁起わりいな
という雰囲気が辺りに漂いはじめ
所員達 ....
誰かの溜息で
紅く染まった紅葉
風に巻き散らされて
紅い絨毯が敷き詰められた
一歩 歩む度に
カサッ カサッ 
と、小さな悲鳴を上げる
その一枚を拾って
空に翳してみれば
紅い残像が ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6234)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
やまいの癒やし- 黒髪自由詩3*14-10-26
クマの名前はヘンドリック- オダ カ ...自由詩3*14-10-26
あの日のブタと- オダ カ ...自由詩3*14-10-26
空の向こうに- ハァモニ ...自由詩10*14-10-25
_かぶと- 島中 充自由詩6*14-10-23
リアルは断定しない_—_子守唄には戯言が一番_—- ホロウ・ ...自由詩2*14-10-23
ロープと完璧な列- オダ カ ...自由詩4*14-10-22
前立腺針生検- イナエ自由詩7*14-10-20
三途の川で溺れている- 北大路京 ...自由詩514-10-19
大スキ- 殿上 童自由詩17*14-10-19
空を飛び、血に塗れる、そこにどんな違いがある…?- ホロウ・ ...自由詩1*14-10-19
ランド(瞬きも出来ないほどの)- ホロウ・ ...自由詩2*14-10-18
害虫- ……とあ ...自由詩8*14-10-17
起立、気をつけ、礼- きりはら ...自由詩5*14-10-16
浮遊- ホロウ・ ...自由詩2*14-10-16
沈黙の百合- 朝焼彩茜 ...自由詩16*14-10-16
とりつくしまという名前の島での物語_オムニバス三篇- るるりら自由詩8*14-10-15
風の問いかけ__- 殿岡秀秋自由詩714-10-15
ネズミ- 為平 澪自由詩13*14-10-14
僕は見たけど黙っている- 北大路京 ...自由詩714-10-13
雑巾- 草野春心自由詩514-10-13
走る青空- 砂木自由詩18*14-10-13
endless_summer- opus自由詩114-10-13
and_so_on- kaz.自由詩2*14-10-13
海にいけない- イモコ自由詩5*14-10-13
あなたとわたし- 殿上 童自由詩22*14-10-12
刺さる雨- 為平 澪自由詩614-10-12
所詮は糞のようなもんだ- 楽歌自由詩1*14-10-12
誤報- 花形新次自由詩114-10-11
【_レジリエンス_】- 泡沫恋歌自由詩23*14-10-11

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208