すべてのおすすめ
湖に浸したあなたの肢が
いつかの母親と同じ色になるとき
水鳥は穏やかな声で鎮魂歌を歌う
水面のさざめきは最期の指先

朝日の差し込む、もう動かない台所
その食卓に
並べられた写真はも ....
外国人が多く出入りする地下鉄烏丸御池近くのビジネスホテルの一室で浴槽に湯を張る
浴槽の縁近くにある排水溝に湯が流れ込み始め、
おれは縁を越えて浴室の床に湯があふれないように慎重に身を沈めていく
 ....
ああって叫びながらたつ屋上の自殺
少女ひとり しゃべるなにか
重さでひしゃげる重みはダイレクトに重み
赤いラメペンで切断したい手足
鏡は百均で買いました 白いやつ
さして可愛くないから戦う国 ....
寄せる波、返す波

うねり唸り、

瞬間 瞬間が生成し
時間 瞬間より成り

只、瞬間の持続のみ 在り。
          - l'impromptu


平地男


谷男


池男


箱男


橋男


藪男


屋根男


椅子男


 ....
地方破れて荒れ田畑残る
住民年老いて鳥獣生き盛ん
米価下落し石油肥料等高騰する
大型機械に不向きな迫田まで借りて
米づくりに励んでいる農夫は嘆く
「あと五年したら俺も八十!
地域は荒放 ....
  雨露が木漏れ日に焼く夢は、泣きはらした金魚鉢に
   気まぐれな短針を見せ、白い腕は褪色を止め
  しっかりした骨格で成年を待つうちに折り重なり
   いろが付いてすっかり 変身してしまいま ....

時間がないから
コンビニでポエムかって
電車のなかでかじる
カイサツをぬける
たくさんのポエムとすれちがう
ぶつかって
「前見て歩け」ってののしられる
ポッケでケータイがバ ....
 明るいうちに
 ひろい集めた檸檬を絞り
 傘をひろげ 交信する闇に

 冷たく終わったものが
 ほんとうは何だったのか
 脱した先を
 教えてくれるのは いつか
 ぼくの終わり頃か
 ....
○「若者像」
おとなしい と やさしい は
ちがう
自立 と 我が強い は
ちがう
自由 と わがまま は
ちがう

○「俺が死んだら」
ワイフが
「あなたが死んだらあたしどうしょ ....
コレより先に今
七色に/こんなんばっか
囚われやしない。
殆ど同じ様子に
ギミックもモアレも陶酔する

浮世をうたいくらす
千波丹頂の消息

さて
ワタクシ達は
何も見えてはいけ ....
 革の中に 息を預け
 爪の尖は 岩肌を咬む
 裸足で感じにくくなったもの
 静かに回転する
 弦たちと藻
 くつ裏の結晶
 それでも掴めない寝床は浮かぶ
 きしむ涙も

 乾ききっ ....
誰かのためという謎の言葉を抱えて
橋から落ちて死んじゃう夢を見る
恋人が、やってくる、事もない
ほらあそこに、地方の神がいるよ
見えるの? 見える。 見えるの? 見える。

蛙の真似をする ....
○「ジェンダー表現?」
近頃の女の子は
「すげえー!」という
「ボク」という
「ふざけんなよ!」という
「やばい」という

○「夫の育休川柳」
「結局子どもがひとり増えただけだった」
 ....
          - noon

リカバリーされた


尻尾(が)


井戶を掘る(とき)


覺醒(するのだ)



靜止する


畫筆



乾かない ....
雨はもう一週間続いている
まるでこの先止むことはないかのように
ベッドから窓越しに見るこの雨は
ただただ憂鬱なだけで
自らの症状に重ねてしまう
そして訪れる人がないことの
言い訳として受け ....
自称詩人

子どもたちは
なにも知らないまま
言葉を話して

知識か経験が
子どもたちを
大人の扉へと
いざなう

繰り返しのなか

また

繰り返えされる

*
 ....
批評は鏡と云うが奴は私をどう思っていたか
奴は物静かで忍耐強い
小さい骨は折り畳み式のテーブルにあった
何かが起こりそうでワクワクするのが本音だ
ズシンと来るのは経験的に後である
長い批 ....
僕は特別なことはできないが
ほめるということはいつでもできる
今日はあるコンビニのトイレが
いつもきれいなので
レジで店長に
「ここはいつもトイレがきれいですねえ!
便座の裏まできれいに掃 ....
自称詩人から
発せられた自称詩が
風に飛び宙を舞って
どこか自称詩人から
ずっと遠いところで
自称詩単独で成立するもんじゃねえんだよ
自称詩は何処まで行っても
自称詩人から切り離されはし ....
曇天のど真ん中、
あははと笑う
お爺さん
を見た

大きな眼 ギョロッと
大きな鼻 クワッと

迫る、セマル
漆黒のウネリ

コンビニの脇で
ホットコーヒー片手に

ひとり ....
一歩踏み出せば

後は楽だ

とにかく一歩踏み出してみよう

間違っていたら

動きながら修正すればいい
心魂に付着した闇色の血液が何時のものなのか思い出せない、長針と短針と秒針の間で削がれていく記憶、瓦礫に埋もれた不完全な頭蓋骨は途方も無い親近感の中で賑やかに煌めいていた―夕刻、イメージは常に無意味 .... いますこし
あなたのかたわらで
あなたのつくる木陰に
わたしをやすめさせてください

かつて
あなたから遠く
遠くはなれていったわたしを
あなたの幹にもたげさせてくだ ....
基本、自称詩には
どんな言葉も使ってはならないのですが
なかでも世界とか宇宙とかは禁句です
そんな言葉に見合うだけの拡がりは
全くありませんし、とどのつまりは
私、思いつきのまま
それらし ....
彼女の瞳は

彼女の宇宙と外の宇宙を隔てる境界線

この世界の凄惨な光景を前にした彼女は

潤んだ瞳を守るため

瞼をシャッターのように降ろしてしまう

すっかり閉ざされた宇宙の中 ....
半分に割ったシュークリームのように頭の中から脳が溶け出す

皿の上にこぼれたカスタードと血と共に流れていった自我

甘みと痛みも違いはなく同じプレートの上この地球を彩る

感情は起きた出来 ....
 花の時期を過ぎれば気にも止めないでいた
 児童公園の隅にある
 赤茶けて錆びた鉄の 大きな藤棚

 敷かれた石畳に 風雨で変色したコンクリートの
 ベンチ三脚
 ちいさな葉が滴り落ちる  ....

不思議な空間へ出かける/*×−×−×、01,0,-0,0,1,0…///…、家や、近場の、遠い。
気になる温度の水溜まりへ、吹かれていく。
放送のように、生放送のように、電波に乗り継いでいく ....
銀の絃まなうらに響き
吐息に狂う去年の蝶
苦味に触れてくちびる腫らし
ささえ切れずにいのちを散らす

わたしの生は福寿草の見た夢
風にそばだてながら
太陽のパン屑を拾う
土が乾くころ燕 ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(5634)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
記憶は決して温まることは無い- ホロウ・ ...自由詩2*23-4-1
定刻- ゼッケン自由詩3*23-4-1
少女ひとり- よるもと自由詩4+*23-3-31
時間- ひだかた ...自由詩6*23-3-31
S.S.A.W.- 墨晶自由詩4*23-3-31
地方荒廃- ホカチャ ...自由詩2*23-3-31
手足ない鱗状のほそく- あらい自由詩3*23-3-31
コンビニでポエム- モリマサ ...自由詩8*23-3-30
卒業- soft_machine自由詩1*23-3-30
独り言3.30- ホカチャ ...自由詩2*23-3-30
かんしょうじま- あらい自由詩3*23-3-30
はだし- soft_machine自由詩3*23-3-29
優遇を狙う子【邪見措置】- moote自由詩3*23-3-29
独り言3.29- ホカチャ ...自由詩1*23-3-29
正午- 墨晶自由詩1*23-3-28
きっと明日は- 坂本瞳子自由詩1*23-3-28
自称詩人- 足立らど ...自由詩3*23-3-28
ふらっとrepository- 民二郎自由詩223-3-28
ほめる- ホカチャ ...自由詩2*23-3-28
自称詩人になる前にやるべきこと- 花形新次自由詩423-3-27
ラザルス*- ひだかた ...自由詩4*23-3-27
慣性の法則(新社会人へ贈る言葉)- ホカチャ ...自由詩1*23-3-27
様々な窓に明かりが灯され、生活は展開されていく。- ホロウ・ ...自由詩2*23-3-27
いますこし、あなたの木陰に- 田中宏輔自由詩22*23-3-27
自称詩で使ってはいけない言葉- 花形新次自由詩423-3-26
border- 自由詩123-3-26
決壊- 自由詩223-3-26
風のいろ- リリー自由詩6*23-3-26
IMNOTHERE- 由比良 ...自由詩1*23-3-26
春雨詩織- ただのみ ...自由詩3*23-3-25

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