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それは遠くで待っている
遠くで手を振り待っている

おれは此処を離れない
それは遠くで待ってるから
おれは此処を離れない

プロセスを生きてプロセスを生きて

それは此処で歓喜を爆発 ....
ちょっとおいしそうだったので

久しぶりに
あらたなスイーツをと

冒険して
買ってみたところ

期待に反して
粉っぽくてまずかった

こんな事も
時たまあるので

いつも ....
かろうじて宇宙の辺境に在る
酒を飲み女を愛し歌を好む

行く先はわからないが
猫と暮らしている

友はいるが親友は皆宇宙に還ってしまった
音楽話や哲学話もなかなかできない今日このごろ
 ....
看板だけのちんどん屋
叶姉妹みたいにけんちん汁なのかも

美は売れない

すべてのマーケットを閉鎖して
自給自足で恋もするんだ忙しいけど

ぼくはポケットにコルトを忍ばせて
犯罪者で ....
すべての宇宙を創生して
神は疲れたのかもしれない

ウクライナの仕事はあなたのミスで
僕は無神論者で貴方達とは関係ない

僕たちは異質なものを嚥下しなければならない
優しいだけのヨーグル ....
逃れ去っていく
逃れ去っていく記憶の
その核心を掴もうと
広がる鉛の海を泳ぐ、泳ぎ続ける
 
 失われた薔薇の花と団欒
 終わった関係と更地
 虚脱の時を刻む秒針

静まっていく
 ....
二〇二〇年七月一日 「『幻想と怪奇 宇宙怪獣現わる』」


『幻想と怪奇 宇宙怪獣現わる』の再読終了。憶えていたのは、パトリシア・ハイスミスの「かたつむり」だけだったが、繰り返しになるが、シオド ....
○「歌詞」
「ありのままに」と言えば
ありのままになるかのように
「自分らしく」と言えば
自分らしくなるかのように
言葉が一人歩きしている

○「昭和」
昭和の男は
高倉健のような
 ....
ツィート連詩


1 

今朝から、ずっと
計算しているのに
解のでない物語り
曲は知っていても
おどれない音楽
亀裂に埋まった垢は
とれないままでいる   らどみ


2 ....
君も賢そうに見られたいよね
天地開闢はファミコンのバグっぽい
心は外が古典力学的で内が不確定性原理かと

朝にジャイアントスイングし座敷童子に遇す
昼に凡夫の噛み下し握り飯を置いて猫が発す
 ....
一瞬で転送される立体はまだよい
心は刷るほど偽りの貌を現す

薄板の下におおきな口がひらき
落ちてくる者を待ち受けるらしいと疑う
本当に扉の向こうではいつも真空が拡がり
きみが出入りするた ....
二十三時
もうすぐ寝るまでの
もったいない時間が
照明の下のソファーにある

父親の死とか
明日の仕事の乗り切り方とか
全部雨音に消えて
現実が今だけになる

叶うのは
いつも小 ....
○「コロナ後」
悪いことも長続きしない
「コロナ後」「プーチン後」は
必ず来る

○「遠くにある価値」
遠くから地元の温泉に来るのに
地元の人たちは
わざわざ遠くの温泉に行く

○ ....
○「目的」
地球は目的があって
回っているのじゃない
ただ回っているのだ

○「言葉の時代」
実際からかけ離れた
耳ざわりのいい言葉だけが
独り歩きしている

○「大事なことほど」 ....

油の切れかかった自転車をゆっくり蹴りながら
初夏を孕んだべたついた風を浴びて夜道を滑走する
切れかけたワイヤレスイヤホンはぶつぶつと呟き
月は電池が切れるのと同時に空に喰われる

昨日 ....
銃をギターに持ち替えるのは簡単だ
でもねきみを誰かにすり替えることはたやすくないんだ

僕たちはいつも何かをわかろうとしてでももどかしくて
僕たちはときに優しいだけの棘にはまってしまったりする ....
若かったころ、けして美人と言うわけでもなかったが、彼女もまだそれなりに可愛かった。男たちが代わるがわるにやって来ては、クルマに乗せたり、映画を観に連れて行ったり、また酒を飲ませたりと彼女との時間を楽し .... 二〇二〇年六月一日 「夜のみだらな鳥」


 ドノソの『夜のみだらな鳥』を読み終わった。さいごのとこらへんは、修道院に住まう老婆たちの話になっていた。ディートと呼ばれる男が老人なのか赤ん坊なのか ....
分かる、より、分からない
ことの方が大事じゃない?
ねえ、そこのきみ、そう思わない?
そこのおまえ、そこのあんたも、
二人称は押しつけがましくて好きだ、暴力
あるいは命令、二人称は対象に受動 ....
たった今生まれたかのようだ
突然目の前の視界が開けた

病室では看護師たちが忙しそうに動く
時刻を尋ねると夜の7時半
7時半か…心でぼんやり呟いた

 朝8時半に徒歩で病室を出た
 手 ....
二〇二〇年五月一日 「柴田 望さん」


 柴田 望さんから、同人詩誌『フラジゃイル』第8号を送っていただいた。お名前を知ってる方から知らない方まで、20名以上の方たちの作品が載っている。紙の質 ....
意図せずに朝早く目が覚めるのは辛い
歳を取ったということか
目が覚めるものだから起き上がる
起き上がるから顔を洗う
そして朝食を取る
食後のコーヒーを飲み
朝刊を読んでから歯を磨く
それ ....
○「家族登山」
子ども、ママ、パパの順です

○「ゴールデンウィーク」
海も山も街も久しぶりの人人です

○「地元の小学校の目標」
「清く 正しく 強く」とある

○「幸せのもと」
 ....
其処程には
私の死体がいるはずだ
同時に生まれてる

其処程は
空より広く海より深い
死体は時間の階段を昇る

其処程とは
もう横町を曲がったあたり

私と抱き合った瞬間
彼は ....
本物となにも変わりがなければ
にせものに対する嫌悪はどこから来るだろう
本当はにせものであることを憎めなくなっている
火星へ昇る体力がない
もうとっくに気づいていた、おれは
おれはおれのにせ ....
二〇二〇年四月一日 「論理詩」


①は②である。
②は③である。
③は①ではない。


二〇二〇年四月二日 「論理詩」


①は②より醜い。
②は③より醜い。
③は①より醜 ....
いつもの
川ぞいのみちを
いつもの
サウナスーツをきて
ふらふらはしっていると、
むこうから
春が
じてんしゃをこいで
もこもこ
やってきた。
         
もこもこ
も ....
たまには近道を通ったほうがいいと
私の手を引いて 導く人がいる
私は
どこかへ行こうとしているのか
どこかへ帰ろうとしているのか
その人に 手を握られ 腕を引かれた瞬間
わからなく なって ....
理科室の小さな変化を見逃さないね

境目には冬虫夏草とあいまって水没する勿忘草
影も形もない退屈な装飾は 底に結晶として花を植える
汚れた手で掬った川の水で薄眼て溶いた
冷ややかで真っ青にな ....
そのころ、アースランテの国内では、民兵たちが
正規兵として招集されていた。その数、約二万五千。
ハッジズ・ア・ラ・ガランデはゆっくりと息を吐く。
「これで、ファシブルからの軍勢は足を止められるだ ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6234)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
それ- ひだかた ...自由詩4*22-5-24
カカオ70%のチョコレート- st自由詩422-5-24
宇宙にて- マークア ...自由詩822-5-24
犯罪学- マークア ...自由詩422-5-23
ウクライナに捧げるブルース- マークア ...自由詩322-5-23
その時その瞬間- ひだかた ...自由詩6*22-5-23
詩の日めくり_二〇二〇年七月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*22-5-23
独り言5.22- ホカチャ ...自由詩1*22-5-22
言葉の本質を掴めない/ツィート連詩- 足立らど ...自由詩8*22-5-22
赤い冷えピタとアマリリスと試用期間の奴- 民二郎自由詩122-5-21
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日常- TwoRivers自由詩8*22-5-21
独り言5.20- ホカチャ ...自由詩3*22-5-20
独り言5.17- ホカチャ ...自由詩1*22-5-17
2022年5月16日- ゆるこ自由詩322-5-16
きみ- マークア ...自由詩522-5-16
女の一生- atsuchan69自由詩5*22-5-16
詩の日めくり_二〇二〇年六月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*22-5-16
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手術した夜に- 宣井龍人自由詩7*22-5-13
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独り言5.4- ホカチャ ...自由詩1*22-5-5
背中- 宣井龍人自由詩12*22-5-2
生活不全症候群- ゼッケン自由詩422-5-2
詩の日めくり_二〇二〇年四月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩15*22-5-2
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私たちの近道- りす自由詩1022-4-29
それは空気よりきっと軽い- あらい自由詩222-4-29
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