すべてのおすすめ
自称詩人の自称詩朗読会で
クラスターが発生しましたが
幸運にもコロナではなく
エボラ出血熱でした
朗読会を主催した
自称詩人Mr.chindonyaさんは
全身の穴という穴から
血を吹き ....
『女に地位を与えるのは無駄である…
なぜなら女はノブレスオブリージュを理解しない

イギリスの諺より』

まぁこの諺を深く考えずに『今どき
そんな考え古い!』と蹴り飛ばして

見事に沈 ....
私のわたしは、ワタシではない、と
おおくの私は言うけれど
私が私であったことなど
これまで
ほぼ四十億年
なく
だからといって
今の私を
わたし、や
ワタシ、や
私、にさえ
した ....
二〇一四年十一月一日 「She’s Gone。」

風水って、よう考えてあるえ。
そなの?
東西南北すべてに地上があって宇宙があるのよ。
東に赤いもんを置くのは、あれは、お日さんがあが ....
今どき人面犬でもないと思って
ジャージを着て走りに行って
駅からバラ公園に曲がった先の坂に
実際いたのだ それは

柴犬かと思って
首輪もつけていないのはめずらしい
この近所の犬かなと覗 ....
風に振り回され
壁にぶち当たり
人に踏まれ続け
雨にびしょ濡れ

僕は誰にも読まれない詩

優しいおばさんが
ぐちゃぐちゃの僕を拾うと
めんどくさそうに広げ
外れた鼻眼鏡で
じー ....
土鍋の蓋に
細い褐色
目をこらすと
かまきり
眠っているのか
脚を折りたたんだまま
じっと動かない

夕暮れに
畑から採った野菜に
紛れ込んだのか
なかまから逸れたのか

師 ....
かんがえたのか(?)
かんがえタナカ(俺)
かんがえたニカ(笑)
かんがえタヌキ(狸)
かんがえテヌキ(楽)
かんがえてネギ(臭)
かんがえるネコ(愛)
カンガルーびん(車)
かのたえ ....
はやぶさ3は
日本の下町にある工場の技術が
沢山使用されています
例えば
はやぶさ3が惑星から砂塵を採取する際
微妙な振動を起こす必要がありますが
その技術は
ここ品川にある工場で
製 ....
コンクリートと金属で
囲われた都市の
最小部分
ここでは僕の名前はなく
表札は何もあらわさない
となり四方の人も
蜃気楼のように遠く
重さはない
僕が床を踏む音は
だれにも届かない
{引用=最悪について}
第一に
記憶と紐付く負の感情一色に染まった景色を満喫しながら
自ら最悪だと帰結する狭く閉ざされた思考の環状線を延々
巡り続ける一人旅

第二に
自覚のない最悪人間 ....
食事に行っても
ソーシャルディスタンスのせいで
隣を空けて座らなければならないけれど
私の鼻くそ飛ばしは
3m先までは
100発100中なので
向こうのテーブル席の
ご婦人の前に置かれた ....
私という列車が有る

悲喜こもごもの
日常を乗せて走る

錆びかけた列車は
止まる事も出来ず
戻る事も許されない

時折り
闇を壊すように警笛が鳴る

運命という荷物を背負い
 ....
君が渇きません
私は夢見る牧羊犬の尻尾を踏みました
朝から晩まで数えていたら
羊が灰色になってきました
ごましおの柄が可哀想
雲に浮かんだ雨も可哀想
足先から落ちる水滴を目で追い
まとも ....
シャーレ
喝采をあげて赤い綿毛が一斉に広がる
緑の胞子が満ちて森をつくる

コンタミネーションを起こして
白い培地で紡がれる微かな物語。

三十七兆分の細胞は
ただの傍観者に成り下がる ....
がっこうの鉄棒にぶら下がって必死に見上げた空
何度挑戦しても逆上がりは成功しなかった

でもねそんなの数学といっしょ
難しい計算式なんて生きていくのに何の役に立つのさ

数学者にでもなるな ....
二〇一四年十月一日 「ネクラーソフ『だれにロシアは住みよいか』大原恒一訳」

血糖値が高くて
ブタのように太ったぼくは
運動しなきゃならない。
それで
自転車に乗って
遠くのブックオ ....
こどもはこどものまま
おとなになるんだよ
おとなになってもこどものままで
きっと泣いているんだよ
ほら ちんちんが笑っているよ


しなびた顔が鏡にうつっても
ほんとうはなにも まなん ....
秋の名残りの
ひとしずく

庭の木に

ひとつ残った
もみじ葉の

夜露に濡れた
別れの言葉

そっと
グラスを近づけて

琥珀色の
芳醇な香りを
楽しみながら

 ....
朝もやのおもみで
水面までおわれた
口をなくしたカゲロウたちの叫びを
なきだしそうなそら見上げながら
すくい取っている。
かたわらに ひとり
片足で立つ刻の守人は、
つばめよ、
今、 ....
かなしみの
青が降る
透明、
ただ透明に
なっていく
己の体
幾億もの幾兆もの者達が通った道
途、未知、溢れ
枯れ果て、移行する
光の奥の
ふるふる震え揺れ
時の間隙縫い
開く ....
サヨクではなかった
かと言ってウヨクにもなれなかった
左でも右でもないなら
真ん中か?と
聞かれても
解答にに窮した

あっちでもなければ
こっちでもなく
そっちでもなかったから
 ....
飲食店の経営者が

「店をたたもうかな。」

と呟いている

時短営業で苦しいんだとという姿が

ニュースの画面から流れている

何度も同じ店主の顔を見た

取材まで手抜きをし ....
二〇一四年九月一日 「変身前夜」

 グレゴール・ザムザは、なるべく音がしないようにして鍵を回すと、ドアのノブに手をかけてそっと開き、そっと閉めて、これまた、なるべく音がしないようにして鍵をかけた ....
暮れの空に 巨きな曇が
ひとつ浮かんで動かない
街を隔てる径のむこうに
家より高い鉄の樹がある


街へ 光へ
到くもの 到かぬもの
降りそそぐ 機械の星
花の星
 ....
街中に溢れている
気だるさや
やるせなさや
無関心や
私には名付けられない誰かの表情
変わらないようにみえても
変わりつつあるのだ
忘れかけていた
足りないもの
オールドノーマルな
 ....
誰にともなく
プレゼントを贈りたい

できればシロツメクサの首飾りと
夏の朝の匂いを添えて

箱の中には
あなたの希望に一番近い
停車駅を入れておく

中が空っぽなら
それもまた ....
11月の今頃になって
ハムスターが死にかけている
妻が巣箱の入り口に芋を置いても
出てくる様子がない
ペットショップで買って1年半
秋から急に痩せてきて
数日前から餌を食べなくなった
廻 ....
あなたのきびしさを私にください


たぐいまれな正しさをください


その瞳に映る真実をください


憎まれがちな正論をください


たとえあなたが地に堕ちようとも


 ....
ワンルームの視界に
日をくべる
爪先の怒号
息づかいで飯を炊く
大さじも小さじも
見間違いのないテーブルが
イマジンの頬を叩く


同じ世界を見ない遠さで
文字は「 ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6234)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
小鳩- 花形新次自由詩420-12-11
引用詩「イデアに向けて」- viraj自由詩120-12-11
WATASHI- 草野大悟 ...自由詩320-12-11
詩の日めくり_二〇一四年十一月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩10*20-12-9
人面犬- 春日線香自由詩420-12-8
紙屑- 宣井龍人自由詩14*20-12-8
かまきり- もちはる自由詩5*20-12-7
かんがえたのか/即興ゴルコンダ(仮)時間外- こうだた ...自由詩1*20-12-6
はやぶさ3の技術力- 花形新次自由詩320-12-6
都市の最小部分- フリーダ ...自由詩2*20-12-6
悲しみは理由を求めている- ただのみ ...自由詩5*20-12-6
外食- 花形新次自由詩220-12-5
人生- 風の化身自由詩120-12-5
ひつまぶし- 這 いず ...自由詩2*20-12-5
球体シャーレ- asagohan自由詩320-12-5
俺の体温は熱くて- こたきひ ...自由詩420-12-5
詩の日めくり_二〇一四年十月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩11*20-12-5
ごらんちんちんが笑っているよ- はだいろ自由詩220-12-4
秋の名残り- st自由詩620-12-3
つばめ- 草野大悟 ...自由詩420-12-3
ハレル- ひだかた ...自由詩920-12-2
帰る所を失った者は- こたきひ ...自由詩520-12-1
日本のマスコミ- ジム・プ ...自由詩4*20-11-30
詩の日めくり_二〇一四年九月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩12*20-11-29
夜_迷_灯- 木立 悟自由詩420-11-29
腕を伸ばした、指の先の距離で(ゴル投稿修正版)- 高橋良幸自由詩3*20-11-29
- 道草次郎自由詩4*20-11-28
立会- 大村 浩 ...自由詩13*20-11-28
あなたのきびしさを私にください- 鉄のひげ自由詩320-11-27
Mask- 星 ゆり自由詩320-11-26

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