すべてのおすすめ
たくの主人は
いつもフルチンでざあますのよ
ぶるんぶるんさせてざあますのよ
だからといって
たくがブロウジョブすると思ったら
間違いでざあます
たくが主人にさせることはあっても
たくが主 ....
ひまわりを見つめると
いつも
太陽を背にしてる

もう一年経ったんだ
あの時もひまわりはまだ咲き残っていた
あの時は太陽で後頭部が焼けるように熱くて
流した涙も熱かった

記憶は儚い ....
幼い頃、私は自己愛の形をしながら、眩い外界によってひたすら呼ばれていた。私には外界からの呼び声に応えるだけの組織がなかった。私の内部は無垢な光でいっぱいで、何の重さも流れもなく、光は水が凍 .... アイスランドの国民的グループを聴いている
宗教音楽にも似た轟音にも似た雨の雫のような

ときおり雷鳴のように存在を粉砕しにやってくる
ミュージシャンたち

原型はうしなわれても様式は変化し ....
酷い顔をしているのだが
別に疲れている訳では無い
オシャレが好きだが
モテたい訳ではない
帰るのが遅くなったが
遊んでた訳ではない

宇宙で太陽はそれほど大きい訳ではない
生命は繰り返 ....
ふたをする
という感覚

耳を塞ぐ
という感覚

たましいが
堆積して
そこにあって
そこにない

ぽっかりと草原に
ひざをかかえる
ような感覚

ちくちくと
腕に手の ....
筆名をコロコロ変えて賞味期限切れ 頭のなかで
ひっそり ねむっていた蝉が
摘出された冬
生まれかわったあなたがいた
ころがっているだけの生をえて

ゴロゴロ ゴロゴロ ゴロゴロゴロゴロ
交換される下半身
望みもし ....
破水した光の{ルビ枝垂=しなだ}れ
終わらない夏の囚われ
わたしは煮え立つ釜のよう
せめぎ合いの果てに溢れ出す

      
しろくのけぞる
      朝顔のうなじ 
       ....
詐欺師に投げつけた石も偽物 砂漠でプールのチケットを買うような日々
ラクダにのったダフ屋が 指を三本立てる
市営プールじゃあるまいし
いまどきたったの三百円だなんて
ダフ屋は首をふって
金ならいらない これが欲しいんだ ....
立入禁止の公園に赤く錆びた遊具と忘れたい記憶 睫毛に言った
「もう眠ったのかい?」
「いいえ」
答えた口唇は
一瞬も動かず
間を置いてから
「死んでいるの」
そう語っていた


もう何処にも生きている窓はなく
道も もう 死 ....
            140826


ニイタカヤマノボレの暗号に
我勝ちに風鈴を粉々に砕いた
冬の最中にわざわざ探し出して割ることもないのにと思っていたら
なにごとも徹頭徹尾完済しない ....
サカテカスの路地を
さちはトボトボと歩いていた
やっと思いで辿りついた
この町の丘の上にある宿の
スプリングの弾けたベットに 彼女はグッタリと横になり
スーツケースとパンプス ....
曇の裏側 霧の糸
半分の眠り 半分の過去
器からあふれる
布地の光


闇を描き足す指の痛み
静かに眩む暮れのまばたき
ふいに近づき 消える影
遠のくことさえ知らぬ影 ....
 
あの頃のぼくたちにイスはひとつしかなかった

半分こして座ることもできたのに

いっしょに座ることもできたのに




 
輪郭だけを残した巨大な廃屋の片隅の暗がりで、静かに、感触を確かめるような律動が忘れては思い出されるかのように気紛れに行われている朝のように見える暮れ方のこと、一口だけ齧られた林 .... 私は自分の信じたいものを信じ
見たいものを見つけ出し
聞きたい言葉を探し出し
不都合な事実は無視し耳を塞ぐ
反論に備えて(怯えて)理論武装する
あたかも敵国を想定して軍事演習をするように
 ....
ブラウスのボタンをはめながら
舞ちゃんはいった「コンドーム付けてなかったでしょ」

とてもわかりやすく僕はうろたえた
さっきまでの幸福感は
まるでモネの静物画のように 静止している
 ....
誰にも見られたくないものを
何故、あなたは見ようとするのか
誰にも言われたくないことを
何故、あなたは言おうとするのか
誰にも感じられないことを
何故、あなたは感じようとするのか  ....
夢の中で男と二人連れで歩いていた。河原に降りていくと一面のススキで、その間の小道をさらに河沿いまで下っていった。辺りはもう夕方に近く、光の濃度が高まっていた。「見なさい。」男は言った。「あ .... アトピーを掻きむしることのほかに
何ができるわけでもない夜
手の甲をがりがりと掻けば
私がこぼれる

私であったものが
はらはらと床に落ちて蓄積する

少し血の滲んだ指に絆創膏を貼って ....
『鋏』


月が、
夜に噛まれる。
欠けていく姿は
溶けて海となった
残り少ない流氷
その上に、
この足は立つ
諸手は木の柱に括られて
身動きができない。
足 ....
『腕』      あおい満月

しかくいまちの
しかくいまどから
しかくいそらをみている。

陽炎の向こう側を
車が走る
人々はアクセサリになって
街の腕を滑っていく  ....
つくりものの頭髪に雪  
美・サイレントをききながら、口パクを真似てみる

「愛が欲しい」とか「すべてが好き」なんてちがうよなと思いつつ

こりもせず、もう一度、真似てみる



*YouTube 美・サ ....
部屋の隅に一つの箱があり
その中に、《詩》が入っていたから
ぼくは意外だった


《詩》の中に世界が入ってるんだと
てっきり
そう思ってた


もしかしたら
ほんとは《詩》の中で ....
新しく入った職場で私は一番の若手であり、これまで肉体労働を転々として来た身として事務労働は初めてだった。電話の取り方から来客の対応、文書の書き方などすべて未経験のところから責任のある仕事を任さ .... ゆっくり飛ぶことを覚えると
世界中が振動していた
いのちは飛沫を上げて
たゆたいゆらいでいた
風が凪げばふわり
お天道様と池の間に佇んで
煌めきって残酷だ
元気なものへは恩恵
弱ったも ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(5634)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
上流階級- 花形新次自由詩114-8-30
ひまわり- ichirou自由詩15*14-8-30
- 葉leaf自由詩114-8-30
日々の様式- 梅昆布茶自由詩16*14-8-30
地球から最も遠い星- opus自由詩114-8-29
逃げ切れない、だけど私は生きるしかない- umineko自由詩18*14-8-29
筆名をコロコロ変えて賞味期限切れ- 北大路京 ...自由詩714-8-29
極夜- 草野大悟 ...自由詩7*14-8-28
沸騰点- ただのみ ...自由詩24*14-8-27
詐欺師に投げつけた石も偽物- 北大路京 ...自由詩714-8-27
プールのルール- りす自由詩6*14-8-27
立入禁止の公園に赤く錆びた遊具と忘れたい記憶- 北大路京 ...自由詩5*14-8-26
Eyeと詩の間(はざま)で- ハァモニ ...自由詩2*14-8-26
その日、風鈴の割れる音をきいた- あおば自由詩10*14-8-26
サカテカスの殺し屋- オダ カ ...自由詩3*14-8-26
雨の表紙- 木立 悟自由詩914-8-25
イスはひとつしか- 殿上 童自由詩32*14-8-24
呼吸には狭間がある- ホロウ・ ...自由詩2*14-8-24
私を認めて- ただのみ ...自由詩25*14-8-23
♂ゴール記念日- オダ カ ...自由詩3*14-8-21
- あおい満 ...自由詩19*14-8-20
- 葉leaf自由詩314-8-19
痒い夜- 佐々宝砂自由詩9*14-8-18
『鋏』- あおい満 ...自由詩814-8-18
『腕』- あおい満 ...自由詩7*14-8-18
つくりものの頭髪に雪- 北大路京 ...自由詩314-8-18
美・サイレントをききながら- 殿上 童自由詩16*14-8-17
詩がみえますか- ハァモニ ...自由詩2*14-8-15
脈動- 葉leaf自由詩314-8-14
ラストフライト- ただのみ ...自由詩20*14-8-13

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