すべてのおすすめ
夜が深まっていく
連絡がつかない、繋がらない
隣室からコツコツと壁を打つ音、間欠的に
遠くの森を手繋ぎ歩いた愛娘は
青春を謳歌しているだろうか、今頃

夜が深まっていく
オレンジジュース ....
鳥はなんでとぶか
この謎をしるものはいない
人がなんでとべないか
これも誰もしらない

仮説を枕にみる夢は
打ち続く杭となり
惑星の地平線を覆い尽くす

繋ぎ止める物語が無ければ
 ....
木の生えている公園 でも
ベンチも木であり そして 
木が生えていないのは
海の見える この 浜辺だ


筒が机にはある そして 
僕自身がいたのは窓の外
公園のような木と
僕と そ ....
だしぬけに
一枚羽根が吹き飛び
鳥は少しバランスを崩した
何喰わぬ顔で引き起こしながら
無限には飛べないことに
今更ながら気づいた

強い北風
空は底抜けの好天
その果てに
まだ見 ....
 a nuts head plays music and poem

 与えられた奇蹟のなかで互いの不出来を突き合う みながみな見えない軛に支えられて生きるのは テレビジョンの磔刑、そしてイン ....
  *
 
焦点を合わそうとすると
それはするりと逃れる
焦点を外すと
それはにゅっと姿を現す

言い知れぬ予感
異様な雰囲気

永遠の兆候は在るだろうか?
永遠の刻印は響くだろ ....
あ〜寒い
温かい何かを食べたい


ねーしばらくぶりになべ食べない?

いや〜いいねえ

どうりで買い込んで来たんだね
よかったよ〜



味噌 それとも水炊き?

そ〜 ....
僕は誰もいない部屋の中にいる
そして上流から流されてきていたいくつもの流木を思い浮かべている
僕は アパートの一室で
昔住んでいた街の風景を見ようとしていた


そして かつて思い描いてい ....
最寄り駅から電車に乗って
その朝妻と二人で東京ヘでかけた
各駅止まりの普通電車さ

いそいでいた訳じゃない
たいした用事でもなかった

遊びがてらに銀座まで宝籤を買いに行ったんだよ
も ....
ビル・エヴァンスの
Waltz for Debbyが流れている

軽やかで美しい
メロディラインなのに
何故か物悲しいのは

僕が
老いてしまったからだろうか?

それとも
スコ ....
証----------あかしとは
なんて残酷なものだろう

人は人にあかしを求め

人はそのために
命を落とすこともある

自然は
あかしを求めることはないが

人にあかしを与え ....
二〇一五年三月一日 「へしこ」


 日知庵で、大谷良太くんと飲みながらくっちゃべりしてた。くっちゃべりながら飲んでたのかな。ケルアック、サルトル、カミュの話とかしてた。へしこ、初体験だった。大 ....
昨日から
降ってはときおり止んで
降り続くから
朝か夕か分からなくなる
冬の雨は
うすぼんやり温かい
雪になりそこねた雨に
ずっと昔にも出会ったことがある

時間のあわいのような色の ....
その昔
経済事情で
人権を売る人身売買でも
心の中は売らなかった

それが今
ネット上で
出会いを売る人選売買では
心の中を先に売る

買える心が欲しかった
買えない心には
出 ....
{引用=鳶}
暮れかけの空
トンビたちは思い思いの弧を描く
風に乗り
風を切り
風を起こし
また受けて
狩りの照準を
時折水平に起こし
淡くたなびく雲の帯を
くぐるつもりか遠く巡っ ....
どうせなら酒色に溺れて、あげくの果てに人生を棒に振ってみたかったな
そんなすくわれようのない生き方が痺れるくらいにかっこよく思えたからさ
その方が文学を志す者の一人としていい肥やしになるんじゃない ....
気持ちの一場面
それは現実という片言

ゆかしき式の絶え間ない響きは
神聖なる世俗に帰するもの

起き出した私は
夜の内の寝言を書き付け
揺るぎなき日を実感する

再びまどろむと
 ....
何十年かぶりに
大雪が降った広島市内
真っ白な世界が広がる

大雪に慣れていない市民
戸惑いながらも楽しんでいる

バスや電車は遅れて
会社や学校に向かう人々に
影響が出ている

 ....
「やま」

やまは とおくにある

やまへいくと きがある

きにきいたよ

ここはやまですか


「あお」

うみのおみず
あおくない

おそらのくうき
あ ....
接触年……いくつめかの膜宇宙の寝返りの時、古い厠のような銀河の27週半した頃

種族分類……Aおおむね炭素、Bおおむねメタン、両者惑星間たった8パーセク

事後……A壊滅、Bに壊滅の意図なし及 ....
二〇一五年二月一日 「樵」

 30年ほどむかし、毎週土曜の深夜に、京大関係の勉強会かな、京大の寮をカフェにしていて、関西のゲイやレズビアンの文学者や芸術家が集まって、楽しく時間を過ごしていたこと ....
休日は
朝9:00から
月桂冠の糖質0の紙パックを飲んで
グリーンチャンネルの競馬中継を
見ながら
ネットで馬券を購入し
当たっては喜び
外れては怒り
1日が終わる
それ以外に
心 ....
二〇一五年一月一日 「初夢はどっち?」


 ようやく解放された。わかい、ふつう体型の霊が、ぼくの横にいたのだ。おもしろいから、ぼくのチンポコさわって、というと、ほんとにさわってきたので、びっく ....
星屑も、パン屑も、人間の屑である僕も、みんな、いつかは許されて。
屑としての命、その日がくれば白粉となり、神の一吹きで翔んでゆく。
生身の人間は気持ちが悪い

高校のときの
国語教師は定年間近の
婆さんだったのだが
いつも両手一杯に荷物を抱え
学校の行き帰りをフラフラしながら
歩いていた
その婆さんは俺の担任なので ....
二〇一四年十三月一日 「宝塚」 


18、9のとき
ひとりで見に行ってた
目のグリーンの子供と母親
外国人だった
子供は12、3歳かな
きれいな髪の男の子だった
母親は栗色の髪の毛 ....
二〇一四年十二月一日 「イエス・キリストの磔刑」

 イエス・キリストが磔にされるために、四条河原町の交番所のところを、自分が磔にされる十字架を背負いながら歩かせられていた。それほど多くの民衆が見 ....
やっとたどりついた水死体が
黄緑の棘のある 白薔薇のいばらのしたに
寝っ転がっていて 飛び出た澄んだ眼玉で
悪咳が流行ってから澄みゆく空を
わらうように泣くように眺めている
しずかに
夜明 ....
昔もそんなでもなかったのですが
ひょっとしたらと思って
頑張ってみました
うーん、やっぱり無理でした
局部丸出しならなんとか
なったかも知れませんが
ビキニ程度では厳しいです
次は誰です ....
 年老いた窓たちはどうにも言葉づかいがわるい 暮れても明けても景色を面罵するかれらにできることがない ヘタな文章のようだ、不運な女のようだ、とてもとてもしてやれることはない 男はじぶんが窓 ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6334)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
繋がらない夜- ひだかた ...自由詩721-1-28
鳥はなんでとぶか- 道草次郎自由詩621-1-28
公園と木- 番田 自由詩121-1-28
変針- 大村 浩 ...自由詩3*21-1-27
詩劇- 中田満帆自由詩521-1-27
詩的認識ロンのために2- ひだかた ...自由詩421-1-27
コロナという鍋を- 二宮和樹自由詩221-1-27
流木を見た街- 番田 自由詩321-1-27
最寄り駅から電車に乗って- こたきひ ...自由詩721-1-27
Ruby,_My_Dear- 花形新次自由詩121-1-26
- st自由詩321-1-25
詩の日めくり_二〇一五年三月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*21-1-24
あわい- そらの珊 ...自由詩9*21-1-23
人心売買- イオン自由詩3*21-1-23
視破線- ただのみ ...自由詩4*21-1-23
どうせなら酒色に溺れて- こたきひ ...自由詩721-1-23
確かめられる明かりはそれぞれに- 二宮和樹自由詩121-1-23
雪で真っ白- 夏川ゆう自由詩321-1-23
やま_- 道草次郎自由詩2*21-1-22
『銀河おもしろファーストコンタクトあれやこれや便覧』- 道草次郎自由詩4*21-1-22
詩の日めくり_二〇一五年二月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*21-1-17
クソ、酒が足りねえぞ!- 花形新次自由詩221-1-17
詩の日めくり_二〇一五年一月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*21-1-11
- クーヘン自由詩4*21-1-8
人間は気持ちが悪い- 花形新次自由詩221-1-7
詩の日めくり_二〇一四年十三月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩11*21-1-3
詩の日めくり_二〇一四年十二月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩12*20-12-27
ちっぽけ- 田中修子自由詩9*20-12-27
宮崎美子でマスをかいてみる- 花形新次自由詩120-12-24
バス停通り- 中田満帆自由詩420-12-24

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212