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目を閉じてる
からっぽなのは
腹だろうか、胸だろうか

水の音をたどった先のわさび田にうもれた
がらん

まぶたの裏で
突き上げられる胸か
まぶたの裏のもう一つの目が
みつめる
 ....
冷蔵庫が、さびしい。夜の代理をして、老いの歌を奏でている。かんのんびらきのドアーをひらけば、つめたい晩秋の風にサツマイモさえも干からびかけていて、もうとっくにその賞味期限は過ぎ去ってしまっている、おも .... ○「SNS」
S すぐつながって便利な
N ネットだけど
S 正体はわからない

○「情報化社会の混迷」
「良い情報は
悪い情報によって
駆逐されていく」
ほんとうのことが
ますま ....
君は、暗くて寒い
宇宙の果ての黄色い床に
突っ伏しながらアルコールの
血を、流してる

揮発する花に火を灯して
頭の奥の笑みを喰い殺しつつ

君は、病院の検死結果へ
自分自身の解剖室 ....
僕はここにいて、
ここにしかいない。

暗い部屋の中。
スピーカーから流れ出す、
ニック・ドレイクの歌の中。

僕はここにいて、
ここにしかいない。



街外れの港には、油 ....
叫び出したい言葉を飲み込んでいたら
耳が聞こえなくなりました。

夜になると、トイレの窓に
ヤモリが現れて
ひたすらに蛾を捕食しています。
吸盤のついた手足と、
くねくねと動くしっぽのヤ ....
善い詩と悪い詩
 

善い詩というのは
語彙が多いとか
汚い単語が無いとか
正しい文法とか
極論言えば
ごじ
だつじ
がないとかではなくて
現在詩的にはピッタリ
と時と場所にハ ....
充血した眼球は茶褐色の世界を眺めていた、時計は高速で逆回転を続けそのくせ何ひとつ巻き戻されてはいなかった、四肢の長過ぎるアビシニアンが毛玉対策を施した餌を欲しがってはガラスのように鳴き続けていた、 .... すって、はく
浅く、浅く、深く
浅く、
ふり向けば
いつか化石になる
踵へ
膝から、大腿骨、骨盤へ
はらへ
心臓から動脈へ
おおきくすって
ゆきわたるそのなかを
息が
駆け抜け ....
たつまいてるぅ?

自称詩人が京急東神奈川駅の
歩道橋で自称詩を叫んでいたとき
トルネード投法で
自称詩人の頭部に
ビーンボールを投げて
腰を引かせてやろうと思ったが
思いの外回転が良 ....
 かつて昭和記念公園でわたしは森忠明と歩いていた
 夏のあじけない夜でしかなかった
 わたしは師匠と話しながら
 東京都市の暑さのなかで
 これからの人生についてみじかい詩句をひねりだ ....
いくら親がセレブだって

二十歳そこそことかそれ以下とかで
有名ブランドのバックとかジュエリーとか身に着けるのって
どうなの?

アンバサダーだかなんだか知らないけどさ、

あなた ....
時には旅へ出よう
かわいい子には旅をさせろってほんとうだ
旅して見て改めて
自分の今の状況がよく見えてくる

旅ってまたすばらしい出会いがある
風景との出会い
人との出会い
自分との出 ....
あなたを愛することこそ
わたしの全てだから

あなたを愛せなくなったら
わたしの全ては音をたてて崩れ去る・・・

そうもあろうと 
わたしは あなたを完璧にコピーした
AIを作った ....
しびれるほど愛しても
あなたは
どこ吹く風で
どうしょもない

あなた
やっぱり
ちぎれるほど拒んだから
わたしはせわしなく去ったの


もう
どうにもこうにも
ならない ....
地下鉄の代理人
話をする
針葉樹の先にある
白墨が
フェンスを越えて
生活は届く
少し痩せた体の
影踏み
わたしが書く手帳には
青い空ばかりが
広がっていて
その高さにい ....
 平成二十七年三月エディオンアリーナ大阪
 椅子席S八千八百円のシートに
 午前十時前から座っていた

 切落とし牛肉と玉子焼き、コールスローサラダで作った
 焼き肉弁当を黙々と食べなが ....
 ゆたかな木
 夏の雲みたいにわきおこる

 しずかに立っているようで
 たくさんの声をもつ

 ゆたかな木
 鳥たちの翼を夜からまもり

 どんな風も受けとめ
 星のひかりに運ば ....
生きることを
どうしても
選んだ
勇気に
乾杯!


泥が多いほど
大きな大仏を作られる。
とお坊さんが
教えてくれた
迷いなければ悟りなしとも


限(きり)が無い
命 ....
わたしとて流血したとて
かまわぬから
さあ わたしと
勝負をおし

なぜに刀をださない?
わたしの命令ぞ
そなた
わたしへの忠誠心を忘れたか!!
ふとどきもの者めが!
成敗して ....
おぼえてて、計画的な世界へ。

許されないのはメロディが愛されないこと、それらが
懐疑的に分解され、記号となって、
溶けていく
先は
あなたの、空。

何だか工芸品のように、
    ....
部屋の片付けをしている、
私は自分自身の部屋が嫌いだ、

本は呼吸している、まるで排他的に、
言葉なんか乗り物に過ぎないのに、

私はいっそ修道僧になりたい、
でもそれは世界がつまらない ....
なぜつらいときも君は黙っていなきゃいけないの
なぜ忘れたい思い出ばかりがたまっていくの
なぜ僕らの遊園地には雨が降るの
なぜため息ばかりが簡単に人を殺すの

なぜ人間は平等だなんて言えるの
 ....
夜のごみ捨てへ

袋を抱えて

白い壁にヤモリ

張り付いて くねらせて 這って

電灯に抱えた半透明な袋が白く光り

しわが艶めかしく

「ゴミはその日の朝に捨てましょう」
 ....
カーソルが点滅するのを見つめている
その子供は堕ろされなかった
まつ毛は左右にゆれ
妊娠検査薬千二百円
ドゥーテスト2回用はわずかににじんだが
それはあなたの足跡ではなかった
ここはどこ? ....
僕は
潮さいの町を
ゆっくりどこまでも歩いていきたい

繰り返すさざ波だけを聞きながら
ゆっくりどこまでも歩いていきたい

沖を通る貨物船を眺めながら
ゆっくりどこまでも歩いていきたい ....
手を上げてしまったからあの子はこの子になったんだね
そこにいくつもの不幸が僕を耳障りにしている
馬とかよくわからない芸能人が僕を蔑む
あなた頭怒ってて、あなたはあなたで あの日僕によくしてくれた ....
 さみしさがどうにもならないとき、口のなかで爆発する薄荷飴を数えて、
 ひとつの動作から、もうひとつの動作へと移ろう、おれは孤立者
 いままであったことのぜんぶ、経験のぜんぶを蔑すだけで、
 た ....
禁呪草


複雑な
毒の糸口
見えぬまま
まだ大丈夫と
熱にうなされる
ポジティブな人

城壁の草よ
心のオアシスを
そしり採られて
打ち砕けてろ

人の身体は
天然の ....
 お風呂あがり 
 冷蔵庫から取り出すモノは
 麦茶と 化粧水
 冷たさが掌に残って心地よい

 いつもなら
 美容液とアイクリームをすっ飛ばして
 乳液だけなのに 今夜は
 スキンケ ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(5641)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
カジカガエル- wc自由詩5*23-9-22
海のゼリー- 本田憲嵩自由詩1123-9-21
独り言9.21- ホカチャ ...自由詩4*23-9-21
テロメア- 由比良 ...自由詩3*23-9-21
ひとりきりの王国- 由比良 ...自由詩3*23-9-21
トイレのヤモリ- 初代ドリ ...自由詩4*23-9-21
善い詩と悪い詩- 足立らど ...自由詩4*23-9-20
ブラッシュアップ症候群- ホロウ・ ...自由詩3*23-9-20
いき- wc自由詩5*23-9-20
夕焼け- 花形新次自由詩223-9-20
夏のよるべ- 中田満帆自由詩523-9-20
有名ブランドを身に着けるということ- ルルカ  ...自由詩4*23-9-20
旅へ出よう- ホカチャ ...自由詩3*23-9-20
ごめんなさい- ルルカ  ...自由詩4*23-9-20
貧乏くじひいてみそ?- ルルカ  ...自由詩2*23-9-20
蒸発- たもつ自由詩5*23-9-20
花道- リリー自由詩4*23-9-19
ゆたかな木- soft_machine自由詩15*23-9-19
※五行歌_三首「命は原初から欠けているから」- こしごえ自由詩3*23-9-19
散れ!!- ルルカ  ...自由詩3*23-9-19
即興II- 由比良 ...自由詩3*23-9-19
消えていく- 由比良 ...自由詩2*23-9-19
なぜ- 由比良 ...自由詩3*23-9-19
隣りの部屋のクーラーの音がうるさくて- 秋也自由詩323-9-19
その子供は堕ろされなかった- モリマサ ...自由詩223-9-18
潮さいの町- ホカチャ ...自由詩4*23-9-18
群れを歌った歌- moote自由詩1+*23-9-18
ムンクの星月夜- 中田満帆自由詩623-9-18
禁呪草- 足立らど ...自由詩6*23-9-18
戯言- リリー自由詩5*23-9-18

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