すべてのおすすめ
他人の人生に深く関わるなんて

ごめんだよ 何度も失敗してきたから


嘘つき 頼られたいくせに

愛されるより 失敗するほうが簡単だから


わがままにいじけていたほうが刹那は楽 ....
四月は
新しい生活に馴染めない
潜在的自称詩人が
その芽を出す季節

───今より他の場所へ

その思い一心で
自称詩投稿サイトの門を叩く

しかし、自称詩人になることは
何の価 ....
   
   薔薇の美少年

                         
かれの手よりも おおきなオレの手で
エスコートするように そのかたく骨ばった
小さな手をとって
かよ ....
 眠りをさますのは
 グラスのピアノ
 窓のカタコト
 外気が漏れている
 天井が笑っている

 風に去られ
 人目からも外され
 膨らんでゆく実をあたたかに想う

 たったひと粒 ....
手荷物を運んでいる途中
手荷物の無い手で触って欲しい、と人に言われ
代わりに国鉄時代の記念切符をあげた
質感が気に入ったようで
喜んで人は去っていった
遠くから連れてきた犬を飼い
笑っ ....
ああ、ほら

零のなかに壱がみえる



いえ

いってみたかっただけです
ぽつんと 取り残された
わたしは、何処にも属さずに

まっ逆さま空中でシャドウ
ずっとずっとかがやいて
白骨咥え肉を喰い千切る

貫通する対角線、
無数無数交錯し伸びる
直線たちに支 ....
morning
buy the poem at convenience store
cling poem on train
by way of a wicket
pass each othe ....
総武線が僕を運ぶ
大きな川をいくつも越える
すばらしいスピードで、チーバ君のあごのあたりに
たいへん多くの人生を乗せて、突撃
(hello!)

ホームに滑り込む勢いそのままに、
僕は階 ....
色あせた政治家のポスター
が見つめる こうえんからまっすぐにのびていた道は
とうきょう行の 一方通行で
希望だった
このどうしようもない こうえんの周りで
くすぶっているはずじゃない わたし ....
天空、ぼうと青く
葉桜、ゆらゆらの揺れ
子供、両手委ねひろげて

緩やかな風に向かい

走り出す、走り出す
僕の心はイチゴ模様
街へ世界へ溢れる愛惜

天空に火を放ち、葉桜むしゃむ ....
   1

水門の釣り人たちがいる
その長い長い棹を振りまわしながら
おのが鯉のぼりのように
まるで浮遊している
座布団の上に立っているかのようだ

   2

ついぞ一度も
 ....
1.
夜の陽だまりに
昼間見つけておいた
幽霊の足が咲いていました
窓辺で奇妙な咳をする
子どもの背中は丸くなる

(月のドーナツを齧ったのは
(わたしです
(歯型がぴったり ....
○「女ごろし」

友人夫婦と普賢岳に登った
前日の冷たい強風がすっかりやんで
登山日和となった
桜の花と新緑と360度の海の眺望が
映画のシーンのように僕の瞳に映った
山育ちのせいか海の ....
羽虫が渦を巻く
屋根裏の寝床で産まれた
産声はか細く
皆がこの子は駄目だと思った
けれど乗り越えた
四つになるまでは
臥せってばかりだったけど

学校には馴染めなかった
教師とも ....
橙の灯りみたいに
優しい君の声は
頭の中では
涼し過ぎるから
心の中で
聴いていよう

音符は黒のはずなのに
君の歌はロウソクみたいに
探し物を照らし続けている

その炎を借りた ....
   


ひとつ物音が消えてなくなれば、
かき消されていた音が聞こえてきます。

テレビを消してみましょうか。ちょうど今頃
は庭先から、みなさんがよく知ってるものや
そうではない虫 ....
 いくら きみをひきよせようとしても
きみは 水面に浮かぶ果実のように
 ぼくのほうには ちっとも戻ってこなかった
むしろ かたをすかして 遠く
 さらに遠くへと きみは はなれていった ....
燃えている、燃えている、それはいつだったか、砂利道。石炭を運搬する線路のレールで擦りむいた、街街からころげ落ち、ひとり おいてけぼりにされた。それはみなに追いつこうと自転車を必死に漕いでいた、市(まち .... 待ち求め潜心し

ひたすらひたむきに

学問だけ許されて
いた時代は終わり


そんな輩は
草でも石でも喰らってろ!


呪うような声の響き
未だ問わず、
惑わされる肉体の ....
海は薄く
曇り空
祖父の白目のよう

  *

憂鬱 ぬれたシャツ
窓ガラス 溺れる目
切れた唇から飛び降りた
ことばが膝に刺さって赤く咲いている

クジラがしゃべったみたい
 ....
 さくらが流れていると
 ぼんやり彼を感じてしまうのは
 何故だろう なんて
 共にして
 また横に
 不意に春のふくらみを介して

 濃いかすみが
 音をあたためる傍らで
 陶然と ....
じぶんの重みに
押しつぶされた日の光が
大地に一度 身を落として
あたりを囲う 同じものたちの
小さくも楽しげな 溢れかえり
そこにある岩肌の
わずかな塩味に
あいさつのように
その明 ....
強い南風だった
私は風になど飛ばされたくないから
作文を書いた
父は私が何をしても
優しい様子で褒めてくれたけれど
作文だけは
夜、眠る前に読んでいたようだった
下水道の早期敷設 ....
朝食を済ませ
外に出ようと野球帽を被ったが
なんだか胸騒ぎがする
こんな時にはサイコロだ
奇数は幸運、偶数は不運
どっちだ!!

クルクルクルと 転げ落ち
コロコロコロと 冷蔵庫の下
 ....
オスは血のつながっていない仔を殺す
野生ではしばしば見られる
多くの動物で観察される
おれの場合は殺したりはしなかったが、
子をどれだけ愛せたかは測りようがない
おれの遺伝的な子孫である子供 ....
現代自称詩カンファレンス2周年記念にあたり
24時間フル自称詩朗読会をyoutubeで開催します
これこそが最高の自称詩だと思うクソを
自薦他薦問いませんのでご応募下さい
他人から自称詩扱いさ ....
失われた神経が
うたをうたって
通り過ぎていく

神というからには
人間を超えていて

そのはたらきは
複雑で
僕らには縫い合わすことができず

神というからには
人を選ばない ....
夜の闇が怖いから電気は消さないでくれと君は言う

ソメイヨシノが咲いても散るのを知ってるから悲しいとも言う

飛行機に乗るなんてとんでもないとも言う

くたびれたぬいぐるみを永遠に捨てられ ....
○「現代社会」

快適で便利できれいになったが
情は消滅し
罪は巧妙に隠されている
情報は毎日たくさん垂れ流されているが
肝心の情報は流されていない
ほんとうのことにはみんな目をつむって ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6234)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
哀しきモラン- 短角牛自由詩2*23-4-12
自称詩人発生注意報- 花形新次自由詩223-4-12
過去作二編(薔薇の美少年、百合の男)- 本田憲嵩自由詩3+*23-4-12
ひと粒の- soft_machine自由詩3*23-4-12
手荷物- たもつ自由詩12*23-4-12
めも- うし自由詩2+*23-4-11
夜想45〇官能愛の向こう- ひだかた ...自由詩5*23-4-11
the_poem_at_conveni- モリマサ ...自由詩1*23-4-11
This_is_the_Chuo-Sobu_Line_tra ...- fujisaki自由詩523-4-11
いちごシロップ- fujisaki自由詩223-4-11
命の大地- ひだかた ...自由詩7*23-4-11
旧水門の星より- 本田憲嵩自由詩4*23-4-11
Ghost/Leg- ちぇりこ ...自由詩1123-4-11
独り言4.11- ホカチャ ...自由詩1*23-4-11
それだけが- ホロウ・ ...自由詩1*23-4-10
アカペラ- ミナト ...自由詩3*23-4-10
夜半、消えゆく音に- AB(な ...自由詩323-4-10
水面に浮かぶ果実のように_____- 田中宏輔自由詩12*23-4-10
幣舞の星より- 本田憲嵩自由詩423-4-10
夜想43- ひだかた ...自由詩6*23-4-9
影の居場所- ただのみ ...自由詩4*23-4-9
檸檬- soft_machine自由詩6*23-4-9
郷愁- 乾 加津 ...自由詩10*23-4-8
急傾斜地- たもつ自由詩5*23-4-8
占い- たなべ陽 ...自由詩1*23-4-8
I_got_you- ゼッケン自由詩423-4-8
現代自称詩カンファレンス2周年記念祭- 花形新次自由詩123-4-7
神様- 西ヰ正治自由詩123-4-7
真昼の月を見つけたら- そらの珊 ...自由詩10*23-4-7
独り言4.7- ホカチャ ...自由詩1*23-4-7

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