すべてのおすすめ
ひとりで生きられる
生きられない

それとも、ひとりで生きざるを得ない

わたしってどれなんだろうね




無責任ってわけじゃないけど
ちょうど
満員電車のなかで誰かに寄り ....
大きなゴミ箱の中で
暮らしている
最近
腐ってしまって
汁が出てきた
犬でも飼おうかな
このままどんどん腐って
いつか雲に乗って
飛べたらいいな
その4人は故郷である奴隷貿易で栄えた街で生まれ
ドイツの或る街で夜通しライブに明け暮れていたクラブで
故郷のレコード店の店主に発掘された

4人は独りの仲間を解雇し新しいメンバーを迎え
再び ....
私は
カラダの中に
海の記憶をとどめておくの
何度
再生しようとも
薄れはしない
漣の音

いつか
愛しいあの人が
私のことを手にとって
そっと耳にあてたなら
懐かしい愛の歌が ....
*銀色夏生の「下心」のアンサー・ポエム

確信をもって行動したら
「そういうのは、ちょっと」と否定された
恋をしていたけど愛はなかった
貴方にも
後になって気づいたのだけど
否定されても ....
あまりにも白々しい骨。

雪よりも小汚い、

血に肉が親和するように、

骨に音楽が融和する。

「種子を植えろ、荒野へ!」

砂、砂があるゆえに白い砂漠。

(水 なくて白く ....
鏡の裏に灯る鏡の
違わずに違うゆらめきたち
午後を夜にわたす道
満ちた花を踏みしめる道


窓のむこう
緑の雨
誰のためでもない
三重の檻


冬につらなり
 ....
君がリリアン編んで
見上げた空は花と同じ色で
ぜんぶ、ぜんぶ春だった

ゆびさきで、光源をたどる
なくしたもののかたちは
思い出せないけれど
なくしたものから芽ぶいたのは
街でいちばん ....
夏にあいたひし形の穴から
海が溢れだす
きみは定規で水平線を引き直す
クジラが大きな口を開けて
ぼくの腹話術で、あー、と言う
わけてあげると
たわけたことを
のんきにみせてる
づきづき わらう

かなしばられないかおで
そようのないがしろな 
ほのぼのやわに

ちゅあちゅあ こぜり
みくだし みくるい
 ....
猫を飼いたいと想う
強く猫を飼いたいと願う

何度も管理人さんにお願いしても
答えはいつも駄目だと云う否定の答え

外には出さないし
部屋も清潔にするからと
懇願してもやはり否定の答え ....
ふと、とまる

みえない
レールのうえで

きみとなら
どこにでもいけた

どこまでも
いけたはずなのに

ぼくらのきしゃが
みつからない
まだ 朝のやさしい光が
町にあふれるまでには 時間がある

薄闇の中で 白い呼気が 
のろしを上げている

白いのろしは まだ街灯が灯る 細い路地を抜け
 古びた木造アパートの鉄階段 ....
小学生の頃のいきつけの内科医院は いつも
消毒薬と漢方薬の匂いがしていた
医者の奥さんが受付の奥で薬を調合していて そこでもらう薬はとても粉っぽくて
飲むと必ずむせた

待合室から小さな裏庭 ....
なんの気なしに
好きだといったら
なんの気なしに
好きだと返され

空に
青がみたされるように
しぜんと
おわってしまった
泳ごうか、とぼうか

愛機に祈るか暁に祈るか、

暗く閉ざされた青のなかで

惑いながら

魚になる魂。

受肉せざるもの、すべてに灯をともせ!

雪、ふりつもる雪。

銀 ....
きょう、
もう わたしは
倒れてしまった


独り歩きつかれて
のどもカラカラ渇いて
バタンと前のめりに
倒れてしまった



すると
背後から
男に捕まってしまった

 ....
かあさん
お空が ないてるよ
だれかが 
なぐさめてあげたらいいのに

かなしくなくても 
なみだはでるよ
なみだで
せかいを 
あらいながしたあとは
とつぜん 
正気にもどって ....
わたしの空には定規があてられている
電柱の先がじゃまでまっすぐ線が引けない
わたしの空には定規があてられている
わたしはそれを美しいと思っている

わたしの空にはすべての青が詰まっている
 ....
ぼくの人生はだれが采配してるのかな

彼女に言われたの

あたしは結婚も恋愛もあきらめていたからいいのってね

時々恋をしながらでも恋に遅れていたのだね


ぼくの中には数億から数兆 ....
 
 
紙コップを満たす時間 
計算機を分解し続ける少年の側で 
親戚の人が斜めになってる
今日会いたい人の 
苗字が思いつかないのだ
 
 
空も
海も
荒れている
鉛色した浜辺に
鈴をなげる
こんな日であっても
ひとは
生まれ死ぬのだろうか
鳥たちは
季節を選ぶというのに
どんな理由があって
生まれ死ぬのだろうか
 ....
突然見舞われる不幸は
偉そうなご高説によるものではなく
リアルな現実でしかない。
直面する哀しみは
勿体ぶった芸術作品の中にあるのではなく
喪失したという現実の中にある。
今見ることの ....
ふと、目をやる

視線の先には 木蓮

ここ数日
一けた数字の寒さの日

もこもこに着込み
大判マフラーの間から
景色を見ていた

ベージュに近い2センチほどのつぼみ

 ....
「むかえにいくよ」と、
男が言う。
「きっと、むかえにいくから」
そう、いつも私に言うので、
「いつむかえにきてくれるの?」と、
訊けば、
「ロトシックスが当たったら!」
大真面目に男が ....
 自分が何者かを知りたかった
 今はイザベルおばあさん愛用のひざ掛け と
 呼ばれているのだが
 もともとどこから来たのだろうと
 人間たちの間で流行っている
 自分探しというものを
 し ....
ちくしょう!
畜生畜生ちくしょう!

と いう波 何度来ただろう
生きていて

どうして人は
他人の不幸やかなしみへ
軽く哀れみの言葉の一つでも投げてみれば
反応次第で
次から ....
JRから東武線への通路は朝から混雑し
僕はひたすらまっすぐ歩く作業着の僕を
高い窓の外から眺めている
通路の真ん中には真っ赤なテープが貼ってあるのに
右にも左にも進行方向を示す矢印がなくて
 ....
いけんをいえと
あなたはいう

いけんはないと
わたしはいう

それでもいえと
あなたはいう

いわなければ
ころすとせまられる

わたしはあなたに
いけんととも ....
   野の兎
   降る雪ものともせずに
   跳ぶ

野兎にとって
視界のきく
晴れわたった銀世界は
好ましい環境とは言えない
狐や鷲、鼬といった
天敵の眼に自分の姿を曝してしまう ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(5641)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
顔なしのひと- 恋月 ぴ ...自由詩3012-2-27
大きなゴミ箱の中で- チアーヌ自由詩312-2-27
4人- HAL自由詩312-2-27
貝の夢- そらの珊 ...自由詩1212-2-27
「この恋の結末」- ジム・プ ...自由詩3*12-2-27
白の断章- 高原漣自由詩2*12-2-27
黒い道- 木立 悟自由詩812-2-27
春の記憶- 橘あまね自由詩2612-2-26
age4- たもつ自由詩912-2-26
のぞ_そひ- 砂木自由詩13*12-2-26
些細な希望- HAL自由詩5*12-2-26
汽車- 小川 葉自由詩1*12-2-26
まだ_朝のやさしい光が- いねむり ...自由詩5*12-2-26
小さな秘密- そらの珊 ...自由詩16+*12-2-26
告白- はるな自由詩412-2-26
青の断章- 高原漣自由詩1*12-2-25
おしまいの区切り- Wasabi 自由詩2*12-2-24
お空の_なみだ- そらの珊 ...自由詩912-2-24
定規- ブロッコ ...自由詩5*12-2-24
待ってる娘- 梅昆布茶自由詩1212-2-24
age1- たもつ自由詩712-2-23
立つ- たま自由詩26+*12-2-23
あれから_ー哀しみ- ……とあ ...自由詩1212-2-23
つぼみ- 森の猫自由詩13*12-2-22
【_むかえにいくよ_】- 泡沫恋歌自由詩9*12-2-22
ウールさん- そらの珊 ...自由詩9*12-2-22
誰か- 唐草フウ自由詩11*12-2-22
祈りの船/サイン・アウト- 茶殻自由詩2*12-2-22
意見- 小川 葉自由詩512-2-21
野兎- 杉菜 晃自由詩8*12-2-21

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188