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 世界は、ただ一枚の絵だけ残して滅んだという。いったい、だれの描いた、どの絵として残ったのであろうか? あるいは、世界自身が、世界というもの、それ自体が、ただ一枚の絵になってしまったとでもいうので .... バスの中でそっと外した薬指の指環
外しはしても 捨て去ることは
できなかった

外して間もないせいか
薬指が物足りない

薬指が泣き喚いていた


ねぇ、指環、してよ!
してよし ....
あらあら、
昨日もお会いしましたね?
懐かしい方

全てが結びつきました

あなただとは分からなかったのです
ゴルゴ13ではありませんが
バックはやめて(笑)
あの熱量では
変質者 ....
松本さんは
おはよう。こんにちは。こんばんは。
精一杯振り絞るように挨拶をする
今までそれも無かったと看護師は言った
回廊でぼくの袖を引っ張り
彼は時計を差し出し
何かを聞きたいらしかった ....
顎から上は天界であるという風に
今日も僕は手巻煙草を吸っていた・・・
昼にはCBDの電子タバコを注文し
寒いとおもっては二度、風呂に入った

混濁やカオスや不摂生や
一方で僕は清潔 ....
○「辞世の句」
辞世の句には
その人の人生が集約されている
まことに尊い言葉である

豊臣秀吉
「露と落ち 露と消えいく 我が身かな 浪速のことは夢のまた夢」

吉田松陰
「身はたと ....
 星降る夜に

 思い出になったはずの

 記憶がよみがえる

 後悔というよりも

 自分の情けなさをかみしめる

 あの時電話をしておけば

 いつもと変わらない君の笑 ....
空の青がとても悲しくて
黄色い銀杏の葉が飛ぶ時を待っている
中庭に降り注ぐ陽射しは眩しくて
{ルビ眼=まなこ}を閉じて五体を開き暖をとる
ときおり吹く風は透明な北の便りを運んできた

午後 ....
潮の香り
冷たい風に吹かれ
波を見つめる

この海のどこかにいる
冷たくなって
もう体温をもたない
あなた

私は自分の掌の温かさに苦悩する

波音が浮かぶ思いを
寄せては打ち ....
お父さん
帰ってきたぞね

長いことご無沙汰しちょったねぇ
いつも守ってくれて
ありがとうな
親不孝な娘でごめんやで
喉渇いちゃあせん?
お父さんが好きやったお酒{ルビ買=こ}うてくる ....
○「死に方」
朝トイレでばつたり倒れて亡くなっていたおばあさん
夜風呂場で突然亡くなっていたおじいさんなどが
いらっしゃる
ガンは検査機械などの進歩などにより
早期に見つかる場合が増えてきた ....
現在だけしか感じない 001


ルモンドの美味しさに
うつつをぬかしていては

僕たちの前に現れた
ペガサスは宙を駆け巡らない

紅葉シーズンの修学旅行 の
バスから降りた集 ....
「家へ帰ろう」星空を見ながら、つぶやいた仕事場からの帰り道。深呼吸ひとつ。「久しぶりだな、こんなによく見えるのは」とまたつぶやいて、半分酔ったままで、大崎で見た星を見ていた。朝になれば、またいつも .... おむすび、
お出かけする、
にちようびの晴れた朝に、
握ってくれた、
台所の海のかたまり、
炊きたての、
白いゴハンの湯気に混じって、
海苔と塩の蒸せるような香りが、茶の間にまで活き活き ....
魔は
内なる自分自身に巣くってをりました

生まれる前から
ずっといたのだと
居心地の良い身体だと
嗤ってをりました

私は全身全霊で
強く強く祈りましたが
をらなくなったようには ....
夕暮れの中庭のベンチに腰をかけ
{ルビ鋼色=はがねいろ}の空を見上げると
鳥が矢印のような隊列を組み
還るねぐらを目指して
陽の沈む方角に飛び去っていった

病棟に戻り
やがて食事のアナ ....
まるで朝の連続テレビ小説
15分の枠に凝縮する
日々の時間の移ろい
現実はテレビのような起伏は少ない
静止画像に見えることもあるだろう
今日のダイジェストは
賞味期限切れの調味料を捨てたと ....
磨きぬかれた回廊が朝日に照らされピカピカと輝く頃
眠りに就いていた患者たちは目覚めの一服をふかし
何時もと変わらない挨拶を何回もする
そして名前を呼び合うことで互いを認識するのだ
ぼくはブラッ ....
握りしめた掌の内にある
相が示すものを大切に

地に足をつけて
地球の小さな一画に
間違いなく生きている

上を向いて仰ぐsky
電線で切り取られても
宇宙と繋がっている

私は ....
○「四季」
春夏秋冬
日本には四季がある
春には春の美しさと喜びがある
夏には夏の美しさと喜びがある
秋には秋の美しさと喜びがある
冬には冬の美しさと喜びがある
僕たちは一年中飽きない美 ....
男は女について理解出来ない。そして女は男を理解したいとあまり思わない。
だけど、お互い気にはなる。
それは男が穴を求め、女がでっぱりを求める生き物だからじゃないかしら?

女は、欠落について考 ....
目隠しされて
誘われるまま階段を上る
目隠しを解かれると
大きなキノコの上に
大きな芋虫がいて言う
キノコのこちら側とそちら側
どちらを食べても
もう子供には戻れない
知ってしまったこ ....
  

陽だまりの停留所に
車椅子の老人


声かけようか
たとえば
今日もお陽さん輝いていますね
でもすぐそこには冬将軍で
そのブランケットは暖かそうですね
サングラスがずれて ....
○「喜怒哀楽」
寂しくなったり
悲しくなったり
いらいらしたり
嫌になったり
怒ったり┅しながら
生きていくのが
人の道です

○「ガン不安」
ガンは
転移するから
こわい!
 ....

ひかりが窓際に
座る


僕はこの町と
友達になれない


昨日の切符
ぬかるんだ抜け道の足跡
君のセーターに
虎が縫ってある


最近
君に背中を叩かれる
君は ....
雪の嵐 吹きすさぶ
真白き夜
悲鳴のような通り風哭き
繰り返し繰り返す

雪と風しか視えぬ中
男が一人歩いてる
旅人だろうか
重く不確かな足取りで
背負った荷物に腰を曲げ
風に逆ら ....
髪の毛の先
緊張の震え
暮れゆく空
遠足の傷痕
絆創膏の鼻

鴨池に懸る
猫の目の橋
鵞鳥よりも
鳴けぬ者も
るるるると
啼声の元は
水底からか

放物線描く
牛の背中に ....
雲行きが怪しい
鳥が低空飛行で横切った
ハンドルにしがみつくようにして進む度に
空は暗くなってゆく
正しいとか間違いとかはきっとなくて
ただそういう所にいるだけ
わかっていたって
心をコ ....
コロナウイルス、COVID-19は、中国武漢の工場からウイルスの研究中、外に漏れたとか言われていますが、既成のウイルスCOVID-1からCOVID19まであるウイルスの、最新型のウイルスです。

 ....
本当は詩人じゃない私は
君ら詩人のフリをする
本当は無毒のクロアゲハは
毒持ちジャコウアゲハを擬態する

バケモノは
何かに化けるからバケモノ
ホンモノは
生きてるそのまんまでホンモノ ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6329)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
THE_GATES_OF_DELIRIUM。- 田中宏輔自由詩15*24-12-4
薬指が呼んでいる- りつ自由詩4*24-12-4
ジャズ喫茶であいましょう♪- りつ自由詩2*24-12-3
【病棟日誌】_凸凹- レタス自由詩7*24-12-3
風呂- 田中教平 ...自由詩224-12-3
独り言12.3- zenyama太 ...自由詩9*24-12-3
星降る夜に- 佐白光自由詩5*24-12-3
【病棟日誌】_冬のはじまり- レタス自由詩11*24-12-2
海辺にて- 自由詩6*24-12-2
墓参り- りつ自由詩4*24-12-2
12.2独り言- zenyama太 ...自由詩4*24-12-2
_現在だけしか感じない_001- 足立らど ...自由詩524-12-1
星待ち- AB(な ...自由詩724-12-1
おむすび- 本田憲嵩自由詩1224-12-1
因縁(自戒)- りつ自由詩6*24-11-30
【病棟日誌】_寒空- レタス自由詩6*24-11-30
小説- 自由詩5*24-11-30
病棟の朝- レタス自由詩6*24-11-29
天地- 自由詩624-11-29
独り言11.29- zenyama太 ...自由詩4*24-11-29
『でっぱり』について語る時に、私たちの語ること/作・ミセス・ ...- 鏡文志自由詩6*24-11-29
大人の国のアリス- 自由詩524-11-28
バス待ち- AB(な ...自由詩724-11-28
独り言11.28- zenyama太 ...自由詩5*24-11-28
- 九十九空 ...自由詩324-11-28
幻想即興曲- りつ自由詩3*24-11-27
柿たわわ- AB(な ...自由詩524-11-27
心模様- 自由詩624-11-27
『コロナが変えたNIPPON?』_〜二つ返事化する社会。発散 ...- 鏡文志自由詩5*24-11-27
擬態【きょうのソネット】- 佐々宝砂自由詩624-11-27

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