すべてのおすすめ
世界の破壊者は片手を上げ
まわりに誰もいないのに気づくと
片手をおろした

海は波の触手を伸ばして陸に襲いかかり
さらには沸騰し
現在は塩酸になるか硫酸になるか悩んでおり
山はもちろんの ....
YES  YES  YES

無のなかを
のぞいてごらん

NO  NO  NO

何かが
うごいている

OUI  OUI  OUI

そっと
耳をすますと

NON  ....
伝えれば 伝えるほど
孤独になっていくんだね

吐き出して 楽になるのは
臆病者なんだよね

その軽さに相乗りして
ふざける奴もいるだろう
注意するのは身の危険だ
賢者は黙る
やり ....
水を吸って
重たくなった

スポンジのような

どんよりと
ひろがる雲


北国の
曇り空は侘しい

落ちてくる
雪は
雲の涙の粒のよう


となりで読書しているきみ ....
寒いから
嫌だといったのに

晴れた日は
まぶしくて

きれいには
見えないよ

という
きみの一言で

傘をさしての
もみじ狩り


秋雨の
生地に織りこまれた
 ....
かぐや姫が月に帰った
日本最古の物語は
語り継がれ

いにしえの人びとは
みな

月に住む人たちを
信じ

その恐ろしいまでの
力を知っていた

今の世は

信じる者は
 ....
ひかりのうたは
やみのなかで
うたうのがいい

いつも  
はにかむようにわらう
あなたのえがおに
かげがない と
きづかれないように

きょう
まんかいのさくらのなか
はれつ ....
音楽を聴く分析学的な時間が好き
きみと過ごす解析学的な時間

深く沈潜してゆく愛情にも似た雪のよう
罵られる騾馬のように時間が過ぎていっても

愛撫する隙もないきみと暮らしているぼくは
 ....
愛情は
お母さんの微笑みで

叱るのは
お父さんのめっ!と
あっぷ! でと

いつもは楽しい
毎日が

コロナのマスクで
様変わり



お母さんの微笑みが
わからな ....
時間が経てば
価値がでる

どんなものでも
価値がでる

経てば経つほど
価値がでる

時間が黄金に変わる時

もうそこに
所有者はいない

もうそこに
あなたもいない
 ....
中秋の名月に照らされて
天空の階段が
音もなく
月へと動いている

それが見えるのは

今となっては
限られた者だけ


遺伝子に隠された
遠い過去の記憶が

宇宙に浮かぶ ....
じゅっくりと
溶けていく氷山の
あゆみは
まるで
ひとの
含羞のようで     
ヴァギナのようで
ペニスのようで。 

こんなときには
コルトレーン

アキモトチエミ
の ....
なにか大仰なことを話すつもりはなくて
ただあなたとなら友達になれるかなと思っただけで

あなたが話してくれたことは本当だ
ぼくの周りにはドーナツ型のカラーパレットみたいなものがあって
生きる ....
何も無い荒野から
無いものの無い荒野へと
言葉を言葉に放つ指
言葉を言葉に散らす指


腕の先 拳の先
曲線 放物線
吸い込まれてゆく
泪とともに生まれる花

 ....
真面目なあの人を笑わせたい
そう思ってたくさんの嘘を用意した
花を摘むよりも簡単
お箸を並べるよりも
宇宙人の話は全然だめで
にこりともしてくれない
幽霊も金縛りもだめ
好きなものを知ら ....
なにもかも
変わってしまった

世界はもう
微笑みをなくして

なにをするにも
命がけの

自分を守ることで
精一杯の日々がつづく


マスクでかくされた微笑みは
いつ戻る ....
少し口角を上げた三日月は心を食い荒らしている 
がみがみの大きな口を縫い 星星を抱いた罪深きつけ爪の赤を
初める 
熟れた柘榴に切っ先を、ウツボカズラの試験管に漬す
死した君の瞳の奥底に囚われ ....
「草を踏まずに森を抜けられるだろうか?」
靴を脱ぐといい。

「しかし草を踏まずに森を抜けられるのだろうか?」
靴を脱ぐんだ。

「どうなんだ?俺は優しい草を踏まずにこの森を抜けられる ....
本当はね
詩なんてどうでもよかったんだ

だけどね
私は私なりに
どうしても自己表現出来る方法が欲しかったんだ

でもね
私にはこれと言って何も持っていなかった

絵は上手に描けな ....
総理在位最長記録達成記念

 たとえば「アベノオムツ」

なんていいんじゃないか

なんてね

最後の最後まで

いいかげんな政治屋でした








 ....
古くなった器たちに
未練を残しつつ

将棋の神と八人の
タイトルの精霊たちが
選んだのは

初々しい羽織と袴の
さわやかで
やさしい眼差しをした
挑戦者の少年

ビクトリーロー ....
気がつくと
またちんちんをさわっているよ
さみしいからだろうよ
何がさみしいかというと
あらゆる人の記憶から
おのれを消し去ってしまいたいから


あらゆる人の記憶から
消え去ったあ ....
{引用=影法師}
セイタカアワダチソウの囁き
太陽と雲のコラージュ
目隠しする乳房
一瞬で潰れた空き缶の音
湖水に跳ねる金貨 落ちる鳩
鉛筆を齧る数学教師のポケットの
癲癇持ちの日時計
 ....
夜の泡の音
虫も草も聴こえぬ径
遠く流れる星の瀧
夜の泡の音


欠けた鏡
隠れた鏡
持つ手が映る
夜も映る


発つ光
着く光
手のなかの氷
 ....
一発上がるたび
メッセージや協賛が
アナウンスされる
辛気臭い
思い出の中の花火大会

大人になり
横並び何連発や
間髪入れず打ち上がる迫力の
爽快感と、興奮

ひとつづつあ ....
滅菌室に芽吹いた
一本の葦

畳、開け放たれた窓、ほほをなでる風
庭に咲くキンモクセイ
高校の制服
ボールを蹴るときの足の反動と
ふくらはぎからふとももの筋肉の
機微

酸素と ....
ミクロの世界に住んでいたと
毎日気づかされる
憂鬱な数字が踊る


決死圏で繰りひろげられる
細胞たちの戦いに

なんの援軍も送れずに
ただ恐れるだけ

世界を覆いつくす
ミク ....
香港の「民主の女神」ちゃんも逮捕されちゃって…

うなぎのぼりに気温も上昇

夜でも30℃だとよ

それでも自粛しろというのかい

それでもカネを落とせというのかい

開戦も
 ....
 
 今あなたは冷や麥を啜っている

 あなたが今、啜っているのは、冷や麥である

 今、冷や麥を啜っているのは、あなたである

 あなたが冷や麥を啜っているのは、今である


  ....
熱風が吹く
真夏の昼下がり、
子供は遠く奥へ駆けていき
老人だけが残された

ヘチマがぶら下がる縁側で

眩む空の青、浴びながら
取り残された老人は
揺れる地平に身を委ねる
遥か彼 ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(5840)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
世界の破壊者- 佐々宝砂自由詩320-11-11
無のあこがれ- st自由詩620-11-9
茶碗蒸しの極意- umineko自由詩15*20-11-8
天使たちの羽化- st自由詩520-11-5
秋みぞれ- st自由詩520-10-26
月に住む人- st自由詩220-10-18
えむ- 草野大悟 ...自由詩320-10-6
秋の詩片- 梅昆布茶自由詩1420-10-5
顔半分の大切さ- st自由詩120-10-5
アンティークショップの独り言- st自由詩320-10-3
月への階段- st自由詩420-10-2
あゆみ- 草野大悟 ...自由詩120-10-1
フェルナンドへ- 一般詩人 ...自由詩620-10-1
持たざるもののための水- 木立 悟自由詩220-9-28
真面目なあの人を笑わせたい- ふるる自由詩9*20-9-19
変わってしまった世界- st自由詩120-9-18
エアリアル闊歩- あらい自由詩120-9-1
海へ!- 幽霊自由詩120-8-31
インターネットに出会ってなかったら- こたきひ ...自由詩520-8-31
悪政の一応終焉- ナンモナ ...自由詩4+*20-8-28
続・四百年に一人の少年- st自由詩220-8-28
またちんちんをさわっているよ- はだいろ自由詩920-8-14
死者の戯れ- ただのみ ...自由詩4*20-8-14
抄えずに_抄えずに- 木立 悟自由詩2+20-8-14
花火- wc自由詩5*20-8-13
薬にも毒にもならないメディカルスタイル- wc自由詩820-8-13
ミクロの悪魔- st自由詩120-8-13
反国家- ナンモナ ...自由詩3*20-8-11
冷や麥- 墨晶自由詩3*20-8-11
ヘチマがぶら下がる縁側で- ひだかた ...自由詩320-8-11

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