僕の体をチンするには
でかさが足りないぜ、ベイビー
昨夜はそんな夢を見
てません

昼に食べたコンビニ弁当
の、冷め具合が食べ頃
の、おにぎりみたいな存在感
おにぎりはチンしない派の僕 ....
時速180キロのスピードでしか、

癒されない悲しみがある。
3DKの家から
1トン車1杯分のゴミを運び出した

できるだけ静かに運ぼうとしたのに
荷台の上で何かが崩れ落ちる音がする

7年前の秋
そこで始まった生活が思い出せない
ゴミ袋に放り込 ....
狂うっていうのは
ケモノの王様
そういって
君がくすくす笑う

だからね
アナタは違う
王様なんかじゃ
ないから

たぶん
君も正気のままで
コートの匂い
確かめたりして
 ....
仕事の休憩時間、ひたすらスロットを叩いていた。
コイン噴きまくりだ。

でもこんな日々はダメだ。一体何千枚のコインを
スロット台から吐き出させたら、幸せになれるというのか。

もしそれで百 ....
追いかけても、
追いかけても、
遠くなっていった。

もつれた舌で、
上ずる声で、
叫んでもみた。

微粒子の浮かぶ朝に、
排気のスモークに消えた言葉。
気付くのが遅かった。
そ ....
                    156時 @ハト通信

とてもちいさないれものがありました
あめがふると
てんこん かん
おとをたてて
みずがそこにたまりました
すいめんで
 ....
(TOXICを頭の中で♪しながら)

俺はトラックの運転手なのだ
俺は骨の髄まで運転手なのだ
居眠り運転してても目的地に着いてしまうのだ
これは本当のことなのだ
そんな調子で大きい事故もや ....
俺の見つけた法則

聖子ちゃんカットの女の子が走ったりすると
必ず前髪をそろえながら走るいう法則

凄くイライラしたこと

久しぶりにバッティングセンターへ行った時
球が当たらなくてイ ....
ゆうべは、ほんとうに困ってしまいました

わたしがとぼとぼ流れ出して
それは我慢がききませんから
両の手に溜めてすすりました

 はあ、と吐く白い息にも
 わたしがいるようでしたが
  ....
  


  できるだけ遠くへ
  島はなげるべきだ

  小笠原くらい
  塊
  として

  こぼれおちた
  土
  が

  いくつもの
  しみのような
  ....
風はカミソリのように
おれの耳を切り落とそうとして
電信柱の陰から狙っているらしい
くれてやる
くれてやるよ耳ぐらい

おれは幽霊だ
失くしたものが何だったのか
それさえ忘れちまって
 ....
今日はついてなかったよ
利息は増えるし
犬には追いかけられるし
コンビニ弁当に箸はついてないし
自販機には500円のみこまれるし
人身事故で2時間も寒い中ホームで待たされて
新年だっていう ....
管理人は留守のようね


だれか

深夜にやっている

ビルの最上階のネットカフェ

知りませんか


凍える夜の気流が

ライトに照らされて壁に映っている

トンネル ....
冬の窓辺に羽が生えてました。氷の。
寒い地域に生息する鳥は、夜に飛びます。
誰も姿を見たことはなく、窓に羽を置いていきます。
窓ガラスが羽の形に凍っている ....
久しぶりに夜が明けたと
寝言のように君が囁くので
久しぶりに
僕らは見つめ合うのです
恋のようだわ
と呟いた君の頬の上
確かに
光がダンス

毎回恋が近づくと
恋は私を愛してくれな ....
追いかけたりしない
資格が ないから

愛することができるのは
それにふさわしい
誰かさん だけで
あたしはあなたを
見送ることさえしなかった

ごめんねって
言えば消えるもんじゃ ....
                    154時 @ハト通信

まっくらなやみ
みみをすませても
きこえない
なにもきこえない
ときどき
まぶしいひかりが
とおりすぎていくけれど
 ....
あと1ヶ月もすれば
月が地面に落ちてくるでしょう
というニュースを見たら
どこに逃げれば良いのかしらん?
多分
地球無くなっちゃうのよね

そうだね
その通りだね

じゃあこの際
 ....
外で詩を書く

治ったか疾

中で
溶けていく
歩きながら

しかし
幽閉している
出ないから

ことばで
情けない

慰める切実さが
僕の遊び

ひとり雨フル
 ....
※ある少年

紙飛行機作りに熱中し
記録はとうとう高度1万メートルの大台です


※ある犬

犬は棒に当たると聞き
小便がてらに予め電信柱を折りました


※あるテレヴィジョン ....
灰暗い店に立ち込める匂い
ビールとカクテルが笑い出す
煙草の煙は七色に泳ぎ
そうして私たちは手を
夜更けにひとり目覚めていたり
残業のあと酒くさい終電にすわっていたり
まだ朝も暗い道を急ぎ歩いていたり
あるいは騒がしいファーストフードショップで
ふとお喋りがとぎれたり

そんなとき
 ....
ちずと ちり
すきに ゆく

わたゆき こゆき

とおに まわりに
さからって

かすり とけ しみる

ながい
そら
気がつくと
見知らぬ部屋に、彼は立っていた

窓から吹き込む夜風に
カーテンはふくらんでいた

鏡に顔を映すと彼は
ふと 自分を
のっぺらぼうにしたい衝動に駆られた

ポケット ....
8つのおとうとは
私が夕飯時になっても
食卓に来ないので怒っている

8つのおとうとは
私を呼んでも返事もしないと
私の部屋のドアを蹴り
「何か悲しい物でも、隠しているのか」
と問 ....
障子を そりで 滑る
目で 滑る

黒い瞳は 夜で
誰かが つぶやいた

名前が 揺れて

ずっと そばにいるんだ
閉めた囲いの


すべっていくんだ
疑問符をつけてはいけません

押し付けてはいけません

まずい状況では
さらに状況が悪化することがあります

何かをねだるときに使うと
見透かされたときに危険です

正直、あまり使 ....
                    153時 @ハト通信

あさおきると
へやいちめんに
しろいこなつぶがふりつもっていました
てっていてきにはきあつめ
それでもとりきれないぶんは ....
迷惑の 
困惑の
生成だ

ペンキを塗り過ぎた

ペンキを塗られ過ぎた

ペンキだらけの身体

敷き布団に放る

それから掛け布団をね


パフェになってくると

き ....
チアーヌさんのおすすめリスト(1993)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
電子なレンジ- たいにぃ ...未詩・独白2*05-1-15
第三京浜、午前二時- イグチユ ...自由詩605-1-15
費やした時間の重さ- ベンジャ ...自由詩11*05-1-14
ゆきほこら- umineko自由詩405-1-14
幸せはいくらで買える?- 瓜田タカ ...散文(批評 ...705-1-14
8:00- イグチユ ...自由詩105-1-14
ちいさな- アンテ未詩・独白505-1-14
俺はトラックの運転手なのだ〜2- 純太自由詩1105-1-13
俺はトラックの運転手なのだ〜1- 純太自由詩605-1-13
夏虫- ベンジャ ...自由詩3*05-1-13
東京都から- 天野茂典未詩・独白405-1-13
結晶- 大覚アキ ...自由詩305-1-13
夜空を見上げて- 不老産兄 ...自由詩205-1-13
難民- 蒼木りん未詩・独白2*05-1-12
冬鳥- ふく自由詩4*05-1-12
君の目はいつも夜- 月山一天自由詩4*05-1-11
追伸- umineko自由詩205-1-11
やみ- アンテ未詩・独白105-1-11
ホームシックについて。- たいにぃ ...未詩・独白2*05-1-11
最近- 石川和広自由詩3*05-1-11
とある- たいにぃ ...未詩・独白3*05-1-10
バーは地下に潜る- ふく携帯写真+ ...5*05-1-10
目覚めよと呼ぶ声ではなく- 佐々宝砂自由詩405-1-10
しろ_もじ- 砂木自由詩4*05-1-10
ましろいかお- 服部 剛自由詩7*05-1-9
おとうと、怒る- 月山一天自由詩1505-1-9
滑走- 砂木自由詩8*05-1-9
「愛してる」の使い方- ベンジャ ...自由詩11*05-1-9
こなつぶ- アンテ未詩・独白305-1-8
ペンキだらけの身体- 純太自由詩305-1-7

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