怒髪天を衝き
コタツに空手チョップ
一刀両断
見事なまでに真っ二つ
でも全然スッキリしない

今日の朝刊で読んだんだけどさ
太陽の直径の千五百倍もある
馬鹿デカい星が見つかったらしい
 ....
二刀流の俺の刀には
赤いセロファン越しに
うめく外国人が写り込んでいた
反り返る刀を太陽までかかげ
そのまま地面へ降り下し
堕情と意味の解らぬ言葉を断ち切った

すずらんはスローモウ ....
夜、仕事帰りにカイジの9巻を買ったんだけど
ちょっと眼を通してみたら、ストーリーが進みすぎている。
8巻を読んでいなかったのだ。

早速、8巻を探しに本屋へ行った。途中で、霊感ヤマカン第六 ....
思い出が溜まっていくことが とても怖いといった
きっと目を尖らせて 僕を止めた

ぼくはきみの その目の中に写るものがとても見たいのだ
ただ それだけで ぼくは きみから なにも奪い取りはしな ....
右手にもったきゅうすを傾けたら
青い湯飲みの底に花が咲いていた

一瞬にして
そそがれた緑のまどろみの下に
花は消えた

この湯飲みで
数百杯の茶を飲んでいるというのに
知らなかった ....
  母はぼくを背負って
  毎日踏み切りを渡った
  栄耀失調だったぼくは
  医者に通っていたのだ
  記憶は曖昧だが
  ぼくたち母子は貧しかった
  ある医者は
  『下痢をするの ....
1985年頃は

クリスマスケーキを
駅前のお店で買って
家で食べるのが
1年でいちばん、楽しみだった。

お正月は7日まで静かだった
お店なんかどこも閉まっていて
いつもの景色がど ....
電線の五線譜を見上げる
三日月は細い弧を描きながら
歩くリズムで夜を唄う
譜を行き来し 生まれて三日の自分を唄う

夜毎に変わる 自分の歌を
何か精神的にキてるようです。
何かやりたい事だけやってます。もうガキです。
どっから崩れたんだかわからん。いきなりスイッチ入った。
昨日1943し過ぎたのが原因か。そんな、まさか。

どうで ....
第一の幽霊

{引用=私は待っています。
この地表に縛られて、待つこと以外に何も出来ないのです。誰を、何を、待っているのか、と問われても、私にはまるでわからず、それでも、
私は待っているのです ....
私はオレンジ色のバッグを持っている
私は眠っている
私はオレンジ色のバッグを持っている
私は夢を見ている
私はオレンジ色のバッグを持っている
私は夢の中にいる
若い男が私に言う
「そ ....
がっこうからかえると
おかあさんのからだがばらばらになって
いえじゅうにちらばっていた
あわてて
ぜんぶかきあつめて
しんちょうにくみたてると
とりあえず
おかあさんみたいなかたちに ....
仄暗い公園のベンチで
みかんの皮を食べろと言われている老人が
喜んでと言って頬張っていたのは新聞紙
これでいいですかとにこにこしながら
鳩の目で少年たちを睨みつける

ぽおっぽっぽっぽ ぽ ....
今日はぴりぴりと夜 静けさが集まる冬の夜です
加えて寒さも仲間に入るようで 足元の雪はぎゅむぎゅむと音をたてます
寒さは星を磨くので 星は喜んで配置についていました

そんな帰りは ぬくもりが ....
愛して、取り出して、そこにある気持ちだけで、セックスしよう。

じっとりと、繋ぐ手に染み込む気持ちだけで、セックスしよう。

ハッピー、ハッピー、ハッピー!って叫びたくなっちゃうような気分だけ ....
杏仁豆腐がとろけそうなころ
       
              舌の上はエラーです

空の上は Lalala


舌はずるい
空想に



一番近い気がしたから

 ....
女とキスした。
俺は鳩のことを考えた。

俺は鳩料理と言うものを食べたことがないのだが
この世に、鳩料理は結構メジャーに存在しているのであるらしい。

俺が平和公園の鳩の一羽になった ....
じーっと
使い終わった注射針を見つめて

「まだ使えるじゃない・・・」
つぶやいてみる
もったいないし

でも

私のお給料に関係ないからいいか
捨てる

リサ ....
最近、詩の森文庫というのが出ていて
辻征夫さんという人が書いている。この人、亡くなったのが60だから、僕の親父が60だから、今、死んだらと想像するだに、コワイ。
それは、さておき、1939年生まれ ....
理系少女とやりたいな
サービスがたりないよっていうアイツも
掃き溜めの希望よりクズなんだよ
うすみどりの扉をしめたら
きっとあの子はがちがち震えだして
知る由もない未来にどんな方法でもいいか ....
とかげのしっぽ
途切れたしっぽ
さらに細かくして
きれいに並べた
つながらない先端
二番目、三番目
つながらない
動かなくなって
それは死んでもいなくて
近づいた胴 ....
おれは今朝、

22口径のリボルバーを携えて
川沿いの安アパートを出て
車検切れ間近のポンティアックで
43号線を西に向かって
安物のカーステレオで
大音量のジョン・ゾーンをかけて
掌 ....
バスの窓から今日の陽がまっすぐこちらにあたります
木の影のリズムが頬を通っていきます
それは前にいる車のテールランプよりも少し早いテンポで

傷だらけの窓から入る暖かさは 春がもう来ているよう ....
「かちんこちんに、しといたからな。」
Bはそういって、少し誇らしげに僕にそう伝えた。

Bはいつも勝手だ。別に頼んでもいないのに、
余計な気を回していろんなことをする。

たとえば、今日み ....
今日はこの洞穴のなかで一夜を過ごすしかないかな。

と僕は思った。


外はとても寒いし、
それに地図もどこかで探さないといけない。

この地図は、ちょっと縮尺が大きすぎて、
ひとり ....
記憶というのは
たぶん
脳のとても奥深くに
結晶していて

たとえば
海馬とか
松果体とか
そういうところに
ある種の化学物質として
存在しているんだと思う

(いつか話したと ....
あなたを想って
一つ一つ記憶を浮かべていたら
どこからか笑い声が

鎖骨のくぼみに頬を近づけて
澄んだ胸を押さえると
その声が
自分の中の空洞で響いていることに
気づきました

そ ....
 
好きだから
女の足を折ってしまったり
小さな女の子を連れて来てしまった

寒い部屋の畳のへりに沿って
きれいに寝ころんだ女の子は
これまでに一度だって
浸食することのなかったであろ ....
人工宇宙が日にさらされ 影を落としています
夜になれば 足元をこうこうと照らしだします

星の影は音もなく 黒く動くのです
開放されない夜

こんなにも悲しみは
不快な落下を求めて
その瞬間を嘆くことさえ許さない

形を維持できない感情は
なめらかに体をすり抜ける

闇を潜めて光彩に垂れた
 ....
チアーヌさんのおすすめリスト(1999)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
超新星コタツ- 大覚アキ ...自由詩405-2-14
眩しげに- 瓜田タカ ...自由詩305-2-14
放熱とシックスセンスの歌- 瓜田タカ ...散文(批評 ...205-2-14
under_your_skin- GGP自由詩305-2-14
顔のうらがわ- 服部 剛自由詩10*05-2-13
子供たちに母の背中を- 天野茂典未詩・独白1005-2-13
1985年頃は- うめバア自由詩2*05-2-13
夜の歌- ふく自由詩3*05-2-13
ひとりごと- 虹村 凌未詩・独白5*05-2-13
幽霊たち- 岡部淳太 ...自由詩3*05-2-13
AN__ORANGE_COLOR___BAG- 梼瀬チカ自由詩305-2-13
なにか- アンテ自由詩20*05-2-12
仄暗い公園で- ベンジャ ...自由詩33*05-2-12
冬帰- ふく自由詩4*05-2-12
しよう、よう。- e R i自由詩3*05-2-11
ぷるん日和- ユメミ  ...自由詩6*05-2-11
クルックドゥー!糞尿死から飛びたて!- 瓜田タカ ...自由詩505-2-11
この世界- YAMA ...自由詩105-2-11
辻斬り批評モードー辻征夫の「むずかしくない詩の話」を読んでみ ...- 石川和広散文(批評 ...11*05-2-10
覚悟ファイブ- 示唆ウゲ ...自由詩5*05-2-10
散らばってる- ベンジャ ...自由詩5*05-2-10
12秒間のニューヨーク- 大覚アキ ...自由詩205-2-10
影リズム- ふく自由詩2*05-2-10
かちんこちんに- GGP自由詩305-2-9
誰が住んでいてもおかしくない- GGP未詩・独白205-2-9
記憶- 大覚アキ ...自由詩105-2-9
鎖骨の奥のあなた- ベンジャ ...自由詩6*05-2-9
ミルクケース- 瓜田タカ ...自由詩205-2-9
星の影_昼の星- ふく携帯写真+ ...3*05-2-8
流線型の悲しみに- ベンジャ ...自由詩9*05-2-8

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