昔。高校生の頃だけど、「一番星」って作品を書いたことがある。これは歌詞なので、まあ歌えちゃったりするんですけどね。
* * * * * * * * *
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テレビ電話というものが発明され、商業的にCMに登場するようになってから久しいですよね。
原理的には簡単なものだと思うし、遠くにいる友達や恋人なんかと顔をつき合わせて話ができます。
「離れて住んでい ....
びんのなかの
うごきは
とてもかんまんだった
ときどき
うろこのようなものが
ひかったように
みえるけれど
すぐに
どろみずにかくされてしまった
ぬるぬるしてて
なんだかきもち ....
最近妻のご機嫌がよろしくない
夜毎夫がパソコンで
やれDAHONのシートポストの軽量化だの
スギムラRCB-1の後輪のインチアップ計画だのと
自転車三昧なのを横目に見ながら
「今年 ....
*
ロックは死んだ とか
文学は死んだ とか
ジャズは死んだ とか
詩は死んだ とか
絵画は死んだ とか
アートは死んだ とか
アイツは死んだ とか
* *
....
えーオトナな人たちだけにむけて書きます。この前出張にいったんですけど、楽天ですげー安いホテルをとったんですけど、まあなんつうか、壁も安っちいわけですねそゆとこは。
で、となりのひとの声とかも聞 ....
たとえば地震が起きたときに
真っ先に
何かを考える前に
眠っているあなたに
身を挺して覆い被さるように
それを何と呼べばいいのですか
恋人よ
恋人たちよ
言葉にされたものは ....
川辺に押し寄せた
僕たちは
石油まみれのペンギンだ
待ってるよ
差し出されるヘルプ
白い手で
洗い流して
恋人同士
抱き合って
片寄せて
缶ビールなんか ....
えー
目下のところの目標は
全国縦断ツアーをやりたいです
小さな港町
あるいは政令指定都市
アリーナとはいわないですから
ライブハウスでオッケーですから
まあ
問題は
うたをうた ....
ねえ
あなたがこころ
開いたのは だれ?
からだのように
今日は地元では特別の式典。その時間を避けるようにシャワーを浴びる。ちょっと、少し、避けている。意識してることの裏返し、なんだけどね。
テレビの画面では、小学生があいさつをしていた。ある意味リーデ ....
なにかがたりないよね
って
みんないう
なにが
ってきいても
こたえてくれない
たしかに
それはめいかくに
おもいえがかれているはずなのに
めをそらして
うまくいえないけど
....
クラシック聴きながら詩を書くと詩が3拍子になってしまう、
でも詩は4拍子のほうがいいから、詩を書くときは狂ったロックやテクノを聴くと言う人のことを思い出していた。
今日中にたどり着けない電車に乗り ....
青い地球儀を
くるくる回す
私は
地球儀にはなりたくない
てのひらで回されて
裏側にも
あっという間で
そのうち飽きられて
ただのオブジェだ
私とオセアニア
私とイ ....
本題に入る前に、誤解がないように、少し、前置きしておく。
最近、某所の日記に、朗読について考えていることを書いた。日記だから、特定の個人に向けて書いたものではないのだが、やや、感情的と取れる反論 ....
太陽浴びてスプラッシュ
みずみずしいライトグレー
滲むオーシャンブルー
なんと美しいのだろうか
この稀有な命の姿
まさに奇蹟
海染めてスプラッター
ほとばしるフレッシュピンク
....
なんとなく
なにもかも
なんでもいいような
なんかそんなきもちに
なるときってあるよね
ない?
ないの?
ないのか
なぁんだ
なに?
なんで ....
えにかいたように
みごとにころんだ
あたまのうしろで
ものすごいおとがして
なにがなんだか
わからなくて
だいのじになって
ぽろぽろなみだがながれて
たいようのまわりの
にじいろ ....
あなたが
私をうかがってるうちは
私は大丈夫
あなたが
どんなにアンテナを
張り巡らせても
イグニッション
私が
キーを入れないと
あなたは動けない
私 ....
夏休みのプール
歓声の中
泳げないボクは
すみっこで練習
大きく
息を吸い込んで
顔をつけて膝を抱え
くらげのポーズ
ゆらあり
ゆらり
少しづつ
息を漏らすと
身体 ....
わたしをのがしてください
なつのよはあつくて
そのままわたしをとろかしてしまいます
わたしをのがしてください
ならないけいたいをさしこんで
せめてみたしたいからだのいちぶ
あなたは ....
日本の子供たちの思いやりが込められた
膨大な量の千羽鶴が海を渡った
あばら骨の浮き出た子供たちは
弱々しく 震える手で
ひとつひとつ 千羽鶴を開けた
何も入っていなかった
....
考えてみたら・・・オレオレ率と吟醸度は相反するものなのかもしれず、オレオレ率と吟醸度をともに低くするなんてすごく難しいんではないか。実作者はオレオレ率がひじょーに高くてもかまわないと思うし、逆に純読者 ....
ボクは君を
幸せにしないでしょう
それと
逢いたい気持ちとは
別
小さなパラソルに
寄り添って歩く
少しだけ
雨が降って
ある朝
会社までの道を急いでいると
見慣れた制服姿
サルサ銀行のお兄ちゃんだわね
あ、そ、と思って通りすぎようとしたら
突然制服は
深々とお辞儀をして
申し訳ありません、と
わたしに向 ....
母は時折話して聞かせてくれた
その 夏の日のことを
まるで 昔話を物語るように
淡々と淡々と
話して聞かせてくれた
どこへ行った帰りだったかしら
小さな弟を連れて
畑の中の一 ....
僕のうちにおいでよと誘う
酔い醒ましのコーヒーでも
でも女は2分の1の確率で断る
2分の1の確率で遠慮なさるのさ
明日早いんだろう
でも僕は僕のうちにおいでよと
蒼い目でじっと見つめ誘 ....
曇った窓ガラスに
家の印をつけて
それから
母の勤めている店の印をつけて
でたらめな道でつなげる
窓が汚れるから、と
後で怒られたけれど
それがわたしの初めて描いた
世界地図でした ....
僕はいつでも
丸いから
君は僕の襟足を鷲掴み
えいっとばかりに
放り投げる
どんなに空高く飛んでいっても
僕は君の胸元に ふらり舞い戻る
それが僕の愛 ....
まずこのコインを見つめてください じっと見つめてください そしてまぶたを閉じてください の中に半分ぐらい意識された自覚があって の中を忙しく飛び回る いや回転しているのはじぶんだ 覗き窓は狭い 知らな ....
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