どうして
しかられたの
まちがってることを
しちゃったから
なの

どうして
ほめてくれたの
できなかったことが
できたから
なの

なにかのためだとか
きまったことだと ....
指先でつまんで
そのあとどうするの?

まさか捨てたりしないよね

脇役は最後まで残っても
結局脇役で
だけどその場面を彩るのには必要なんだ

パセリ
緑色のアクセント

僕が ....
空に向かって
「さよなら!」って言っても
空はなくならなかった

僕もそのまま

ただ思い出だけが
涙を揺らします


「さよなら」は

いつも寂しい風でした
後頭部のかさぶたかきむしって
かきむしってはじき出したコンテンポラリー都々逸 雷鳴のごときフレーズ
こいつをひっさげ天京ツアー 俺たちの前で
広大なクレーターは激揺れ 無音だ ....
今、入門書が熱い!
という情報を聞きつけ
俺は師走の街をかっ飛び
かっとーび
許されるならすべてを散財し
強弱も忘れずに
強も弱も
俺の大切な兄たちたちが教えてくれたよ
引き連 ....
きれいな空があることを
忘れたくなかった

雨が降るのを
空が落ちてくると言った 僕は
落ちてくる空を見たことはない

びしょ濡れになってもいい
見上げた空がきれいであるこ ....
笑顔と私の準備を
花に笑われないよう
覗きこむ目に
優しい遠い香り
青を受けて光る細く
短い暖を夜へと繋ぎ
長く長く伸びゆく冬
眠ってるそうではなくて沈黙よあなたを葬るながいまばたき


肉食の僕を嫌いと言うきみもすでに世界に捕食されてる


夜遅く広い畑に穴を掘り埋めるという名の行為を見てた


寄り添って ....
100000種類が勢揃い。

生鮮食料は色鮮やか。
日用雑貨はきめ細か。
さすがにすごいね。
試食もうまいし。

何でも揃う。
でも、欲しい物無し。
それっておかしい?
ここが?
 ....
さびついた
すいどうのじゃぐちを
ひろってきてくれたひと
さぁて きせきとやらを
おこしてみようか
ぐるぐるうでをまわしながら
ほんとなんにもないなあ
おしいれやどうぐばこをぶっしょ ....
泣き腫らした目で僕をにらみつけた君の右目は 真っ赤に燃えて紅い泪を散りばめていた右目は 憎しみに似た悲しみを 唯 カウントしていた 何もかも面倒くさくなって
風呂に入るかわりに洗濯機に入ってみた

さすがに寒いと思ったので
あたためた風呂の残り水をポンプで移動
全自動のスイッチを「お急ぎ」にして
ボディーソー ....
コスモスクエア
まるで一昔前のSFにでも出てきそうな
そんな名前の駅に向かう最終電車が
もうじき発車する

酒臭い息を吐くサラリーマンや
妙にイチャイチャしている中年カップルや
おぼつか ....
こんなに 深い夜の中を
白い救急車、真っ赤なライトを振り回して
猛スピード、過ぎて行きました。

歪んだサイレン、ちょっと間抜けで、
それでも結構 必死みたいで、速くって、
見えなくなるま ....
やらなければいけない仕事のファイルを開きすぎて固まってしまったPCをいじられているような・・・そんな気分の瞬間。 たくさんの紙片が撒かれて散って落ちてきます
これは誰かのカーテンコールなんでしょうか

私はそれを静かな病院の採血待合室、
大きな等身大以上のガラスから見ていました

降り積もる紙片
溶 ....
{ルビ消色=けしき}


白磁器に付着した口紅を懸命に右手の親指で拭き取る。

すべて消え去った氷の冷めないグラスの紅を拭う。

ガラスのわき道で電波を待ちながら鏡越しにグロスを見つめて ....
いつからだろうマフラーがすっかり
魚だ
巻くと冷たい鱗がささり
しかも時々鋭い歯でかみつく
工場からの帰り
俺の手は油と煤だらけだが
首のあたりからは
腐った泥の臭いしかしない
明 ....
きり きりり
ねじさえまけば
なけるんだと
おもってた
りゆうがいるなんて
しらなかった

ふりこが
ゆれるのは
あれは
じゅうりょくのせい
なんだってね
こつこつ こつ
 ....
脳みそが痒いな
朝から痒いな
のこぎりでギリギリと開けて
痒いところを掻きたいな
掻いたら脳みそぐちゃぐちゃになっちゃうかな
ぐちゃぐちゃになった脳みそは味噌汁になるのかな
 ....
今朝、あつ子は眼鏡だった
俺はあつ子をかけて新聞を読んだ
悲しい記事をであつ子は泣き
楽しい記事をであつ子は笑う
俺のあつ子、眼鏡は泣きも笑いもしないのだよ
そう言うとあつ子は黙って ....
綿アメみたいにふわふわに さ
綿アメみたいにふわふわに さ
ころころ転がって さ
くるくる転がって さ
ころころくるくる転がって さ
転がっていればいい さ
くるくるしてればいい さ
綿 ....
                    159時 @ハト通信

あれちで
あなをほっているおとこがいました
とてもふかいあなでした
ちしつがくしゃがやってきて
ここのちかすいはかれてし ....
部屋の中には、薄暗い静寂と時計の針の歩く音しかありませんでした。
朝から白い人と格闘する気にもなれず、
ぼんやりと人肌ベッドにくるまれていたいのでした。

けれど、ベッドの中で暖かい夢を見なが ....
冷たい日本酒に浸かっていたい
体まるごと、いつまでもどっぷり
しらふでいたくない
いつまでも夢見ごこち
冷たいのにどんどん体は熱くなってきて
そして
ふやけてしまう
まともにやってたら
 ....
  アンデルセンに『即興詩人』という書
  があるがいまだぼくは読んでいない
  JAZZも津軽三味線もアドリブに
  いのちがかかっている
  インプロビゼーションだ
  ぼくの詩もすべて ....
連立する高層住宅の緑は孤独
メタリックな金魚は
雨の日に口を開けて上昇するんだ


施錠された鍵は傷ついている
何度も何度も何度も
屋上に取り付けられたばかりに
また傷ついている
無 ....
ロードヒーティングの海に
島は浮かんでいました

島には白い人々が小さく住み
春になると島ごと音もなく
海に飲み込まれていくのでした
ゆっくりと沈めてゆきます
きれいになりたくて
きれいになれる気がして
沈めてゆきます

あと少し

とても穏やかになります
静けさに包まれて
何も恐くはなくて
眠る ....
チアーヌさんのおすすめリスト(1999)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あした- アンテ自由詩405-2-1
パセリ- ベンジャ ...自由詩11*05-1-31
「さよなら」と言ったとき- ベンジャ ...自由詩5*05-1-31
鳴___動- 田代深子自由詩605-1-31
primer- たもつ自由詩905-1-30
空と大地の間で交信する- ベンジャ ...未詩・独白7*05-1-30
込める花と- ふく携帯写真+ ...3*05-1-30
暖つらら- ふく携帯写真+ ...5*05-1-30
優しいひとへ- 本木はじ ...短歌11*05-1-30
スーパーマーケットへ行こう- イグチユ ...自由詩105-1-29
もしもし- アンテ自由詩805-1-29
=右目=- 自由詩2*05-1-28
洗濯してみたよ- ベンジャ ...自由詩6*05-1-28
コスモスクエア方面行き最終- 大覚アキ ...自由詩105-1-28
サイレン- イグチユ ...自由詩305-1-27
気分の瞬間_05.1.27_15:44- 自由詩4*05-1-27
紙片- ふく自由詩4*05-1-27
消色- 未詩・独白3*05-1-27
夜道- たもつ自由詩905-1-27
ハト通信2(それから)- アンテ未詩・独白405-1-26
図鑑- たもつ自由詩905-1-26
明朝- たもつ自由詩1205-1-25
綿アメ- 未詩・独白4*05-1-25
あな- アンテ未詩・独白7*05-1-24
今朝の事です。- ふく自由詩1*05-1-23
日本酒に浸かる- かなりや自由詩1*05-1-23
ぼくの詩はこうして書かれてゆくのだろう- 天野茂典未詩・独白205-1-23
屋上スタイル- 千月 話 ...自由詩13*05-1-23
黒海に浮かぶ白島- ふく携帯写真+ ...3*05-1-23
水中花- ベンジャ ...自由詩5*05-1-23

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