ぎぃころぎぃころ
 ぱたんぱたん
 ぎいぃころぎいこ
 ぱとたたん

ふいの夜風に あらぬ匂い
むせるほどの 肉の香り

 ぎぃころぎいぃころ
 ぱたんぱたん

そこまで来てい ....
それでも私はアナタの足にしがみついた











アナタが私を見下ろして笑う

何をそんなに慌てているの。
何を ....
今日、
赤い髪の似合う底無し沼と
語り合った。
人生観、
転じて、
純文学、
そこから
ナルシシズムまで
コーヒーとガムの好きな底無し沼と
セピア色のカフェで
居心地よさそうな
 ....
今朝
物音で目が覚めました

風が
  寝返りを打った音
     
          でした
とてもおおきなきもちをひろったので
めいっぱいふくらませて
そらにはなった
おおきなきもちはかぜにのって
たかくたかくまいあがりながら
ますますふくらんで
まちをすっぽりおおったかとお ....
番外編です。本編はこちらにてどうぞ。
http://poenique.jp/sinaps/ito/ito0200.htm

詩の即売会にはまだ10回程度しか行ったことがない。ポエケット、詩マーケ ....
どこにでもあるマンホール
片隅を見ると表札のように名前が彫ってある
吉井さんや渡辺さん、それに森谷さんもいる
一度だけ石田さんの家に行った
中々居心地がよかった

電信柱から突き出る変な形 ....
 占い師のバラードで混み始める市役所


 1/60億 分母そんなにいらない


 猫おっかけて風になったどうしよう


 「人間」だなんて、もっと軽々しい名詞でいい


 ....
妖精の風に
便りをとばせば
トパーズの空から
アクアマリンの雨が降り
サファイアの雫が
エメラルドの草をぬらし
ルビーのつぼみが
ダイアモンドのように輝く
お返事はもうすぐ届く
手にさげた 月のふきだまり
つめ といだ 草のさざなみ

石の望み
動かない 空と

ながれはじめた 雲
ゆく 決別 の 時
夏バテしちゃって
ソーメンばっかり食べていて
しばらく米を食べてなくって
米びつの米はほっぽらかしで

へんだなあとは思っていた
締め切りの部屋に小さな蛾が群れ舞うから
妙だなあとは思っ ....
青白い殺虫灯に
まっさきに誘われて
バチバチと音を立てて
まっさきに死ぬ。

燃え上がる火を見つけると
後先知らず飛び込んで
一瞬火の粉を吹き上げて
あっというまに死ぬ。

光に惹 ....
もっと楽しいことがあるなら
ぼくはそこに行くと思うけれども
どうせそこにはもうないんだろう
どうせそこにはもうないんだろう

もう、
もう、

牛のようだ
ええ、牛のようですね
わたしは
だれのものなのか
だれもおしえてくれなかったので
わたしは文字になりました

そうすると
色々なところで
わたしを使ってくれました

本の中にわたしが居たり
チラシの中に ....
学校ひけたら
駆けていく
あの駄菓子屋は
今も そのまま?
鬼ごっこした
松ばやしは
いつの間にか
駐車場

それでも 
ここは あの頃の匂いがする

初めてキスした
公園の ....
食卓にご飯を並べる
私が作ったご飯
料理は私の趣味
店に出せるようなたいそうなものは作れないけど
食べた人がほっとするような料理
料理を作ります

柄でもないといわれます
信じていない ....
あなたはいつも仕事をしている
あなたはいつも仕事に夢中

あなたはいつも私にいう
君のためだよ 君と僕の将来のため

でもあたし今幸せじゃないの
不満と不安に押しつぶされそうなの

 ....
かなり前に、自身のメルマガでも紹介しましたが。
ネット絵本です。「戦争のつくりかた」

http://smile.hippy.jp/ehon/



05-09-12 追記。
自民圧勝 ....
くちを とじて
めを とじて
みみを すまして

かんじる もの

うたたねのような
やわらかな

さいぼうとさいぼうを
すりぬけてゆくような
むげん

くちを ひらけば ....
国会図書館の蔵書を燃やしてしまえ

もっと分かるようになる

百年前の芸術なんて、

今生きている俺に一つも役に立たないじゃないか。



オレはボードレールとランボーと中也とキン ....
                  「メリーゴーラウンド」 2

  永遠

きりーつ れーい
間延びした声で
教室の空気がとつぜん生き返る
窓のそとをぼんやり見ていると
クラスメ ....
来てしまった・・・この季節が

本屋に詩集を探しに行ったはずなのに
ホストクラブの特集の雑誌を
買って出てきてしまった

何をしてるんや、しっかりしろ
とりあえず落ち着け

ネット ....
ころん
ころん
ひっくり返って
泥を背鰭につけている

ころんと返って
ころんと起きる

ころん
ころん

ころん
ころん

あちこちで

こんもり盛り上がった干潟の上 ....
(失うものすら持っていなかった女の子たちへ)

 ゆびのすき間から桃の果肉がぶちゅる、
 って逃げて行くというよりも追い出すような
 だからもう女の子たちはソフトクリームを
 溶けるまでしっ ....
六月十日『アオゾラ・Keep』


梅雨明けて。失語の雨ぞ、降る。


つぶつぶの「神を噛んで」応える水よ


テロリズムのエーテル。生きていたい


虹のように犬のように、平 ....
くらやみのなかで 

めをつむると

おふとんは

ちいさなふねになります


くらいくらいうみを

ゆらゆらと ただよう

ちいさなふねです


とおくに いさりびが ....
石を拾い、犬を殺す日
空、均一に青く、好天、犬を殺す日
石、両手に握り、廃屋に繋がれた犬を殺す

影のない僧侶が舌を噛み切る日
絞首架の前に花を捧げる日
缶詰工場の焼け跡で彼女の右 ....
何はともあれ
やっとのことでお触りバーにたどり着いた
とにかくここまでの道のりが大変だったのだ
目覚し時計にカミキリムシが巣をつくって
がちゃがちゃ長針と短針を適当に動かすものだから
 ....
すい とやってきて
吸い と刺す
すい と逃げる
吸い とまた刺す

吸ってるのがわかりにくいんで
腹が立つ
痒くなったときにはどこにもいないんで
腹が立つ

いまどき
日本脳炎 ....
おはよう、アベニュー、
NY city 9月11日

君と過ごしたバグダッド・カフェ まで
僕たちは雲の中を飛ぶように歩いてゆく
双子のビルが崩れ落ちる
もうもうたる砂嵐ふきすさぶ灰色の雪 ....
チアーヌさんのおすすめリスト(1999)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
帰し方の甘露(仮題)- やなし未詩・独白304-8-12
慟哭- 未詩・独白604-8-11
底無し沼と話して。- りゑ散文(批評 ...304-8-11
ものおと。- りゑ自由詩404-8-11
おおきなきもち- アンテ自由詩6*04-8-11
詩のマーケティング論_番外編_−詩の即売会−- いとう散文(批評 ...7*04-8-11
日常茶飯事- 桜 葉一自由詩404-8-11
Q- ピッピ川柳3404-8-10
ジュエル×レター- 春日野佐 ...自由詩2*04-8-10
- 砂木自由詩9*04-8-10
コクガ(百蟲譜46)- 佐々宝砂自由詩7*04-8-10
ヒトリガ(百蟲譜45)- 佐々宝砂自由詩6*04-8-10
程度- 黒川排除 ...自由詩204-8-10
■マ○コ映像公開!■- よだかい ...自由詩2204-8-10
- さち自由詩9*04-8-9
食卓に- 未詩・独白3*04-8-8
仕事を- 未詩・独白1*04-8-8
「戦争のつくりかた」- いとうおすすめリ ...13*04-8-8
あい- 玉兎自由詩9*04-8-8
雑記- 馬野ミキ散文(批評 ...11*04-8-8
永遠- アンテ自由詩504-8-7
キラメキの季節- 木葉 揺未詩・独白7*04-8-7
干潟の風景〜トビハゼの失敗- 草野大悟自由詩3*04-8-7
最悪なものばかり選んでいく- k o u j i * ...自由詩704-8-7
『Seventeen_Plus』- 川村 透自由詩504-8-7
よる- こむ自由詩204-8-6
犬を殺す日- がらんど ...未詩・独白904-8-6
TOKYO- たもつ自由詩15*04-8-6
アカイエカ(百蟲譜36)- 佐々宝砂自由詩104-8-6
『バグダッド・カフェラッテ』- 川村 透自由詩704-8-5

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