Brilliantな彼女
   動物園の豹のような 茶髪のおちゃめ
   50?のバイクでこけた擦り傷
   それでも彼女が笑えばみんなも笑う
   彼女は職場のアイドルなのだ ....
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ・・・カタカタカタカタ・・・タカタタカタ。

★らっくラック★
★ぽいんポイン★
★どっとドット★

 ....
しなびた檸檬は
れもん色の艶も無くなり
おばさんの皮膚になった

お尻はすぼんでいる

いま切ってしまわなければ
果肉さえ不味くなる

でも
おばさんを切れない

このまま
 ....
いつのころからだろう
きがつくと
うまく
なけなくなっていた

ぽっぽぅ

ながいはりが
まうえ
ましたにくるたび
さえずる
のがとうぜんだとおもっていた

でも どうし ....
ピエロの「ぴ」は
ぴゅうって吹く風の「ぴ」

ピエロの「え」は
えーんっていう泣き声の「え」

ピエロの「ろ」は
色も形もなーんにもないロマンの「ろ」

じゃないことは解ってるんだっ ....
  
 


  雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨
  雨雲の上は晴天だ
  雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨
  いま世界のどこに雨雲はあるのだ
  雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨
  雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨 ....
ドトールで女と待ち合わせ
といっても携帯時代

正確にはドトールで女の連絡を待っていたが
まるで、連絡が来ない

ドトール地下のライブハウスでは
メロコアバンドが「青春」について叫んでい ....
乗る人も降りる人もみな押し黙る小雨にけむる夜のバス停

終バスは寂しからずや乗客は恋人同士と老婆が三人

二人がけのシルバーシートに三人の老婆が肩を寄せ合って眠る

窓ガラス額をつけ ....
 


  剃刀で切り裂いたような
  三日月が女子大校舎の上にでていた
  疾うに絶滅した狼でも泣きそうな室温18度の秋桜
  女が欲しい 女の肌が恋しい
  なぜ女なのか なぜ街なの ....
そんな小さな ふしだらな棒で
あたしのこと 突き刺して

満足げに笑って
得意げに煙草ふかして

「俺の女になれ」 なんて。


左耳にピアスがなければ

クロムハーツが好き ....
男には三種類のタイプがあって
ひとりはイブに惚れる
もうひとりはマリアに惚れる
残るひとりはリリスに惚れる

というのを私は15歳のとき何かで読んだのだが
そのときすでにじゃあ私はダメだと ....
ソプラノリコーダーを 手にとって
僕は エーデルワイスを 奏でます。

息を吹き込むと そこには
途切れ途切れでは ありますが
確かに 美しいメロディーが 流れるからです。

言葉と ....
あの
青い
大きなアタマの
残影は

未来の
希望という謎の
言葉を
響かせたまま

どら焼きを食べた時もお好み焼きを食べた時も
日本
古きか新しきか
帝国の
少年少女の
 ....
それをそっと両手で包むと
私は私のそれに、
途方に似た
責任を感じ
る。

これが
こう誰かに包まれる時が来た
ら、
これは一人歩きして、私の知らない
何処かへ行ってしまうかも ....
「詩を読むのにも飽きて
 ピヨピヨ湖のほとりで
 釣りをしていた

 おれが愛したのは
 美しい風景ではなく
 それを記述した言葉の美しさだった」

と かいたところで
 ....
  



    誰かが誰かを思っている
    誰かが誰かを思っている
    という幻想を持って
    生きてる
    誰かはいつも誰かであって
    誰かが会いにや ....
死んだのび太が
すぐ夢に出てくる



恥ずかしいで

こんなこといーな
できるといーな
て、何だかなあ

早く寝ろよ
ドラえもん!
おい

のび太は侍であり
ひかえる ....
七日目の夕暮れ
悲しみの中身は今だあなたへの切願なる想い
大切にしてきた海の滴が
少しづつ込み上げて重ねた後の唇を辿り
瞬きという時に忘失を委ねていた
 
いつも夕立が来たら虹を見る
そ ....
  




   きょうはぼくの誕生日
   62歳になった 年齢はワープする
   きのうまで27歳 パリのカルチェラタンを歩いていたのに
   きょう ぼくのスニーカーは田舎道の ....
コーヒーと洗剤、カップラーメンを3個あの人と生きる為のここんとこ
うちには冷蔵庫がない

耕したままの畑にちょこんと寄り添うてみれば
お前らの生活には根ざしたものがない、と
お偉方の批判
 ....
日差し
二月


それは
それは
大きな人でした

すごくキャップが似合っていて
つばの角度が、あの人の顔を
すこし横切るけれども
なにも
なにも

その表情を隠し立てしな ....
朝には
テーブルの余白から
夜に吐いたお伽噺は消えていて
お伽噺の糧として要した液体の缶や瓶は
テーブルの余白にて
死に惚けた口腔のような
得体の知れない黒い空虚に成り果てて ....
きのうタクシーのおっちゃんが
この世に寝る、働く、食うの他に何があるんだろうねぇ。
と言っていた。
歳を取るごとに
楽しみなんて
無くなってしまうのにねぇ
と。

 ....
少女たち暗黒舞踏を踊る夜旧市街へと駆ける少年


少年が少女の着替えを待っている土の器をふたつ並べて


蜜だらけベッドの上で酔い潰れ蛇足過剰の花をむさぼる


張り詰める音楽室の黒 ....
 


 結局僕らは、手を繋ぐことも恐れていたから、きっと、人間なんて外枠は、どうでもよかったんだね。感覚で繋がる、思いは繋がっている。「繋がる」なんて言葉の嘘を、僕らはとうに見破っていた。不器 ....
                  「メリーゴーラウンド」 15

  ぼくは

散髪屋さんなんて行きたくない
って拒絶していた自分がおかしい
喉にタオルを巻こうとして
気管切開のカ ....
たかさ
みぎがわにならんで
ひだりにならばない

ちくはぐ

たいおん
あみこみでてをつないで
はなすしゅんかん

ちぐはぐ

キスのあじ
したでなめあって
あいす、あめだ ....
   



 
  艸がなびく
  馬がいななく
  大学祭は多摩キャンパスの曇り空
  お汁粉が食べたくて 小遣いもらって
  スニーカーでいってきた
  スニーカー・ブルース ....
ハンドルネームで呼ばれることにも
ずいぶん 慣れたよ

最初
これは嘘だと思った
みんなそうだろう自分で呼ばれたい名前を選択するそんな都合のいいこと
見せたい自分に
なるということ

 ....
こうやって、ね
もちあげたら
そうしたら、ね
おっこちてきたんだよ
ぽた、ぽた、
って
おっこちてきたんだよ


ぼくが
うちゅう、みたいな
まっくらで
つめたいところ、
り ....
チアーヌさんのおすすめリスト(1999)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Brilliant- 天野茂典未詩・独白304-11-20
月までアト276336ポイント_〜ふゅーちゃぁ_泥饅頭〜- 未詩・独白5*04-11-19
しなびた檸檬- 蒼木りん未詩・独白3*04-11-19
ハト通信2- アンテ未詩・独白5*04-11-19
ピ_エ_ロ- ミサイル ...自由詩404-11-19
純粋- 天野茂典自由詩6*04-11-18
君から電話が来なくて重要なロックバンドが生まれる- 餅ヴィシ ...自由詩2104-11-17
最終バスの風景- 山田せば ...短歌404-11-17
卑猥な月- 天野茂典自由詩304-11-16
青いカーテン- あかり自由詩204-11-16
履歴書- 佐々宝砂自由詩804-11-16
エーデルワイス- あかり自由詩404-11-15
因果日乗ドラえもん2- 石川和広未詩・独白1*04-11-15
- 月山一天自由詩7*04-11-15
幸福な晩年- みつべえ自由詩8*04-11-15
月光仮面- 天野茂典未詩・独白504-11-15
因果日乗ドラえもん- 石川和広未詩・独白6*04-11-15
竿灯祭り- 純太自由詩9*04-11-14
LET_IT_BE- 天野茂典未詩・独白10*04-11-14
こわい日々にはお花を塗って- 山内緋呂 ...未詩・独白404-11-14
今は昔- 石川和広自由詩104-11-14
テーブルクロス- A道化自由詩504-11-14
また、なんだか悲しくて書いてみた。- 月山一天未詩・独白7*04-11-14
少年少女探歌- 本木はじ ...短歌1304-11-14
コバルトブルー99%- ピッピ自由詩1804-11-14
ぼくは- アンテ自由詩504-11-14
ふたつ- e R i自由詩8*04-11-13
カントリー・ロード- 天野茂典自由詩304-11-13
ネーム- umineko自由詩404-11-13
ぽたぽた- 望月 ゆ ...自由詩10*04-11-13

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