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白い犬を一匹飼ってい ....
  月がとっても青いから
  鎌倉古道を歩きましょう
  いまはどこでも山は切り崩され
  宅地化されて
  昔の地図がきえかけている
  月がとっても青いから
  懐中電灯もって
   ....
散りゆく葉
銀杏のジュータン
敷き詰められた黄色一色
カラカラと車輪が回り
黄色の坂道をガーと
風と一緒に下った

二つの季節の奇跡

再び会える日まで

さようなら
雨にこんにちは 空にさよなら

夕暮れ オレンジの風味が細かく刻まれて雲へ 空へ
葉色がもう少しだと告げる 空高く上がる茶葉

道の長さが斜に感じるのは きっとお腹が空いたせい
カスタード ....
産れた火 降る雨と楽譜 鎮魂歌

寒梅を 燐寸で燃やす 夜想曲


 (フルートとヴァイオリンによる火の恋-ミンネ-歌)
 1
精液まみれの手をアスファルトの水たまりで
そそいでいる時に視える風景の優しさ
トリアゾラムの溶け込んだ血液が通った
指先がかじかんでいく、温かさ
恋人に貰ったポケットの煙草は
両手の ....
  少年は貧しかった
  少年は淋しかった
  少年は孤独だった
  父も母もエイズだった
  少年に稼ぎはなかった
  食べるものも
  着るものもなかった
  少年に運命などとい ....
                    132時 @ハト通信

とてもねむかったので
ぐっすりねむった
おなかがすいたので
おなかいっぱいたべた
なにか
しなければいけないことがあっ ....
きみにまた会ってしまったので
電線に止まった小鳥たちが見守る午後
長い髪に停止する空気たち
声はもちろん言葉みたいだけど
やぁやぁ、鋭い距離でぼくらスルー、そしてスルー、スルースルース ....
ふたりで
キャンプいかない?
季節も
ぐるりと反対で
何あれ?って
子供らもみてる

近くの公園で
コールマンのお手軽テントで
風をよけて枯れ葉集めて
準備完了


ふたり ....
日曜日の朝は理由も無いのに朝9時に眼が覚める
ようになっていてTVをつければ金色のガッシュ
君が愛らしい顔をしてがんばっている

理由があるほうが
君に逢う確率が低くなる
不法ビルがくっき ....
空が一人で降りてくる事の無いよう
山がいたりします


雲が寂しがらないよう
風が一緒に流れます


木の幹が温かいよう
日が優しく話しかけます



全部優しくつながってる ....
 
  ★ 落ちてくるラメ入りの空
  高架線の駅からは
  遠くが見える
  夕方のラッシュ時の
  高校生のおしゃべり
  同じ空に目をくれるものはいない
  みんな街に帰 ....
プリーズ Mr.ポストメン
運んでよ
春風みたいに
やさしいニュース

遠い北の牧場で
牛の奇病を看破した
若い獣医が命を絶った
彼女を
殺したのは 誰?

自分よりか弱きものが ....
えぇ はんぱではないので^^; ざーっと書き出します。
( )は心の声です。

1.まじめな男はきらいなの  (私まじめです!)
2.毎日が退屈だから  (私は忙しい!)
3.恋愛が苦手なあ ....
夕暮れ時のトイレで俺は
花子を殴る
ドリフの大爆笑のオープニングテーマを高らかに歌い
俺は花子を殴り続ける
だって、お化けだぜえ、恐怖だぜえ、恐いんだぜえ
俺は花子を殴る
花子は微 ....
  

   
   少し長い詩を書いた
   投稿しようと操作しているとき
   どこかへ飛んで消えてまった パソコン初心者のぼくにはなにがなん
だかわからい
  ....
                    124時 @ハト通信

だあれも
とおらないみちを
ひとばんじゅう
てらして
なんにちも
なんかげつも
てらしつづけて
きれてしまった
 ....
男たちで集まって

何々であるべきであるとか

やれ何が深いだとか

ピストルとか

ロボットとか

かみさまとかじゃ、ないくって



くつをはいていない

女の子た ....
  わたしにはももがいる
  ももは仔犬だ いたずらが大好き
  でもおすわりとまて
  おしっこやうんちはシートでできる
  ももはわたしにとびついてくる
  かぜもなおって げん ....
「きょうはパパとおふろにはいるの」
ユキちゃんはすでにすっぱだかで
あたりをとことこ歩きまわってるので
父さんもあわててすっぱだかです。

シャンプー シャワー
ちょっとした格闘のすえ ....
愛はよくわからないけれど
好きでいるのは
簡単


星を見上げるのが好きです
それと同じで
あなたが 

好き

星が降るわけでも
あなたに
届くわけでもないけれど

 ....
形態だけのもの
君にもあるでしょう
例えば脇の下
「逆立ちした生殖器」と聞いて
すこし考えてみたんだが
やっぱり僕らはすこし
滑稽だ
どうすれば君に分かってもらえるか
庭のグミは毎年花 ....
「あ、さっちゃん」

と、わたしの飼い猫が喋った

「あ、れんげ」


「な、なんで喋れるの」

「ぼくは死ぬんだ」

「なんで」

「なんでって言われても」

「なんで ....
 

  山茶花の花が散っていた
  女の子の生理のように紅かった
  生理が面倒だから子宮をとってしまいたい
  という娘もいるそうだ
  男の私にはよく分からないが
  月ごとの排卵 ....
西武新宿線の下り各駅先頭車両の一番前っていうか
その、つまり運転手さんからとびら一枚隔てたすぐ後ろで
ぼくは黒人と並んで窓のそとをみていた
正午過ぎでさわやかな気持ちだった
俺たちはもう猛獣を ....
                    127時 @ハト通信

はんぶんにわって
かたほうを
わたし
となづけました
もうかたほうを
こまかくくだくと
おかねやじかんになりました
 ....
見るからに美しいのは
スーパーマーケット前のベンチで
横たわる
私のクリトリア
それはおかしい
何故なら私は
処女懐胎のできる筈の定め
有形と無形に
何の差別があるか
 
  ヒマラヤを眺めたことはない
  インドもいったことがない
  もちろんネパールにもいったことがない
  エベレストを眺めたい
  ネパールをトレッキングしてみたい
  山頂に立ちた ....
  ぼくが産声をあげたのは
  相模原市淵野辺
  の旅館だっとか
  何もない相模台地の荒野だった

  父の本籍が八王子だったので
  八王子市生まれになっている
  戦時中で食糧難 ....
チアーヌさんのおすすめリスト(1993)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
布団の中で- 未詩・独白5*04-12-6
月がとっても青いから- 天野茂典未詩・独白104-12-6
坂道の色- 自由詩204-12-6
過ぎる日常- ふく自由詩2*04-12-6
管弦小品曲- 六崎杏介俳句4*04-12-5
断片- 六崎杏介未詩・独白5*04-12-5
禁じられた遊びのように- 天野茂典未詩・独白504-12-5
まあいいや- アンテ未詩・独白504-12-5
スルー- 本木はじ ...自由詩504-12-5
公園キャンパー- umineko自由詩304-12-4
ガッシュ君- りっと( ...自由詩604-12-4
つながり- ふく自由詩6*04-12-3
人はみな歌をもっている- 天野茂典未詩・独白704-12-3
プリーズ_Mr.ポストメン- umineko自由詩6*04-12-3
ゆうべ届いたイタズラメールのタイトル- ベンジャ ...散文(批評 ...4*04-12-3
トイレの花子- たもつ自由詩1704-12-3
残滓- 天野茂典未詩・独白104-12-3
しょうもう- アンテ未詩・独白8*04-12-3
女の子たちと- 馬野ミキ自由詩404-12-3
ももはわたしのビタミン剤だ- 天野茂典未詩・独白204-12-2
シング・ウィズ・ウルブス- 角田寿星自由詩604-12-2
冥王星を飛び越して- umineko自由詩404-12-2
自家結実性- 鏡文字自由詩4*04-12-2
れんげ- ピッピ自由詩11*04-12-1
明烏- 天野茂典未詩・独白304-12-1
西武新宿線_沼袋〜野方間- 馬野ミキ自由詩8*04-12-1
はんぶん- アンテ未詩・独白6*04-12-1
昔話- 鏡文字自由詩204-12-1
美貌の花嫁- 天野茂典自由詩404-11-30
花梨から出る声- 天野茂典自由詩304-11-30

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