今からセックスさせてくれませんでしょうか?
そういうモノが今 僕には必要なんです。
明日の僕の運命は 雲よりもアヤフヤだから。



今からセックスさせてくれませんでしょうか?
初めてみ ....
色エンピツのセットを開けると
母さんは黒い色と並んでいつも一番長い
そして一番きれいだ
こんなきれいな母さんを使うわけにはいかないから
やっぱり母さんは一番長い

バカ男さあ、昔、母さ ....
ガラスの瓶が
たくさん手に入ったので
縁側に
一列に並べた
ふちを棒でそっとたたくと
ひとつずつ
ちがう音がした
家じゅうをごそごそして
ひとつ目の瓶を
薬でいっぱいにしてみた
ふ ....
約束した覚えが
そこはかとなく
ある

わたしんちには仏壇があって
歩いてゆけるすぐの距離に先祖代々の墓があって
春彼岸には野ビルが伸び
秋彼岸には彼岸花が咲く
いまは野ビルが伸び放題 ....
私、カンガルーの赤ちゃん

ポケットから顔出して
冒険して 想像して
怖くなって引っ込む

ぬくぬくで安心で
うれしくて一回転
ドッタンバッタンしてから
上向いて
イタズラな顔をひ ....
食べかけのスイカがもう
夏に生きる虫のように臭っている
庭に埋めなきゃ
そう思ってサンダルを履いたのだが
シャベルが見つからない
春先に何かの花を植えた時には確かにあったはずだ
ス ....
 季節は理由を述べない
 鳥虫は理由を聞かない 
 草花は外套を必要とせず
 震えることもないが
 あるものはただ死ぬ

 言葉を交わさないのは
 分かり合えているから

 僕は ....
澄ました水を眺めるくらいのここは小さな部屋です。
灰色の砂が時折、いたずらに跳ねる水で濃いグレイになったり・・薄いグレイになったりします。
太陽が出たりすることも月が沈んだりするこ ....
虚無をまとって闇を隠せば
それは限りなく深い透明のように見える

あなたは
自分を見せることなく
優しさを浮かべた瞳で見つめる

僕は
その優しさの結晶に自分を映す
一つの優しさ ....
飛べる

きっと飛べる
飛べるきっと

きっともっと飛べる
きっと飛べるもっと
もっときっと飛べる
もっと飛べるきっと
飛べるきっともっと
飛べるもっときっと

きっともっとず ....
かのん、は
「入院」がだいきらい

だから高熱で白目をむいて
こんなにも
「あつくてさむいよお」ってふるえているのに
「いきたくないの」って
ベッドから起き上がっておかあさんにしがみつく ....
茶色がとてもきれいな
マンションだった
フローリングも
壁も
キッチンも
なにもかも

わたしのマンション
自分で見つけて
自分でなにもかも整えた
わたしの居場所
わたしだけ ....
ただいま。
ああ、お帰り。寝ちゃってた。

今、ソファーで寝てた?
うん。なんで?
いや、なんでもない
何?
いや、なんでもない
何よ?
・・・いや、お前がもう一人ソファーに座って、 ....
友達とランチ

この前の動物園でさあ。
ん?私行ってないよ。
えー、いたよお。
いないよお。
いたよお。
え?
ん?

・・・・・どっち?


そういえば、いなかったような・ ....
あれを見たとき

まるで

死際のカウントダウンのようで

恍惚した

一瞬で

すべて消えてしまうという

切なさをともなった

最後の魔法のようだった
静寂が満ちるのを待つ

あなたは
広げた想像の張力に身をゆだねて
空を映す水面に静かに浮いている

手のひらをつぼみにして
ゆっくりとふくらませるとき
わずかな空間の揺らぎが
水中を ....
冷気のようで
霊気のようで
炎のようで
誰かに似てる

どこかでお会いしましたでしょうか
そのとき私はどんな歌を口ずさんでいた?

引き出せない記憶の方が多いんだ
  新鮮な空気を吸う
  一日中部屋に籠もって
  セックス・ピストルズのビデオを見たり    
  携帯電話を操作したり
  パソコンに向かったり 
  カーテンを閉め切った部屋の中 ....
もしかしたら、バカ男の正体はカメかもしれないよ
おっきな甲羅を背負ってさー
現代詩フォーラムにログインしてカタカタとキーボードを打つ
おおっきなカメ
おい、バカ男、それ何のダジャレだよ ....
  若い者は威勢がいい
  つっぱてるところが魅力だ
  詩なんか糞でもない
  詩に威厳などない
  詩人に特権などない
  バンドやってるように
  アカペラでやってるだけだあ
   ....
ピンク色の
豚を飼っていた
あのころ
わたしたちはいつも
豚のことで
毎日のように罵りあった

朝も昼も晩も夜中も
ブゥブゥ鳴いた
楽しいときも
深刻に話しあうときも
寝ていると ....
 トラバ
 よりもチャット

 よりもメール
 よりもリアル

 よりも夢で
 好きですって

 規約破りの
 くちびる
 
 
 
 
冬枯れの芝生を背負って空に飛び込めば
雲よりもはるか高くに居られる

重力に吸い寄せられた現実
あるがままの世界は逆さまだ
夕方の日は昇り
夜は足元に降りてゆく
暗闇に沈む星に手をのばし ....
  桃の節句だ
  いい名じゃないか
  家には仔犬のももちゃんと
  4歳児のリーちゃんがいる
  まだフェミニズムとか騒がない
  同じ人間だが
  やはり性差はあると思う
 ....
おへその穴が気になって
ゆびをつっこんだらするする入ってしまった

はじめてさわった内側は生温かい
こりこりしたものがあったので
ひっぱり出してみたら癌だった
知らないうちに入り込まれてい ....
遠く、遠く、遠い場所で
何かが揺らめいている
ように見えるんだ
そして消えるんだ
追いかけないんだ
そこにいるんだ

交接、の前の
寂しさが好きだ
触れる直前の、一瞬の孤独
 ....
   夕日が差している
   やさしい夕日だ
   母の匂いがするミルクのような
   乳のような匂いがするお酒のような
   静かさだ
   ぼくはきょう出発できなかった
   家で ....
天気のいい日はたまらない

家からは出ない
窓も開けない

 (つらいのだ)

去年の夏は猛暑で
「来年の花粉はひどいでしょうね」と
誰かが言っていた


   *


 ....
  

   軽飛行機のような
   オーバークラフトはできないか
   地面の上にも
   ビルの上にも
   数十センチ浮いて
   操作できるのだ
   スーパーマーケットへも
 ....
君と出会った時
君の唾液が太陽で光ってキレイだった

早くセックスをしよう
君は口づけで背骨を拭いた

あらかじめ無い未来
僕たちのいるところは

あらかじめ
遊園地なんか ....
チアーヌさんのおすすめリスト(1993)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
穴があったら入れたい- 虹村 凌自由詩7*05-3-23
家族(母さん)- バカ男自由詩25*05-3-22
瓶の底- アンテ自由詩2*05-3-19
The_other_side- 佐々宝砂自由詩405-3-19
カンガルーの赤ちゃん- 木葉 揺未詩・独白10*05-3-18
遠泳- たもつ自由詩705-3-17
午後5時の放蕩と決別と帰結(未詩)- マッドビ ...未詩・独白105-3-17
a_spool- 自由詩7*05-3-16
水晶の人- ベンジャ ...自由詩1005-3-15
きっともっとずっと高く遠くそうやって果てしなく飛べる- ベンジャ ...自由詩405-3-13
『かのん、の、「入院」』- 川村 透未詩・独白30*05-3-13
茶色- アンテ自由詩205-3-13
夜のこと- ふるる自由詩4*05-3-10
昼のこと- ふるる自由詩5*05-3-10
削除- 蒼木りん未詩・独白1*05-3-9
睡蓮- ベンジャ ...自由詩3805-3-7
ウィルオーウィスプ- RT携帯写真+ ...1005-3-7
だがドボルザークが鳴ったじゃないか- 天野茂典自由詩205-3-4
バカ男の正体- バカ男自由詩6*05-3-4
0からの出発だ!- 天野茂典未詩・独白205-3-4
わたしたちの豚- アンテ自由詩5*05-3-4
ブログレス- umineko自由詩2*05-3-4
もっと上手に泳げる- ベンジャ ...自由詩6*05-3-3
この詩を読んでくれる人に- 天野茂典未詩・独白605-3-3
とどかない!- ベンジャ ...自由詩4*05-3-3
セックスの話をすると腕が痺れるのでセックスの詩を書こうと思う- いとう未詩・独白12*05-3-2
沖縄で桜が咲き始めるのはいつだろう- 天野茂典自由詩405-3-1
花粉症- ベンジャ ...自由詩8*05-3-1
ドラえもんと仲よくできるのだ- 天野茂典未詩・独白105-3-1
両足が無い人用の遊園地- 瓜田タカ ...自由詩805-3-1

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