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今がある
今に
合掌して
目を閉じる
そして



私もそうだが
百パーセントの
善人なんていない
むしろ私は
小鬼だったりする



歳月を
共にしてきた
この体 ....
沈黙する空の下で、目は
空を映しているのに
遠い空。
誰のためでもない、
空はただそこにあるだけで空だ。
私の
無表情な白けた指にある
生めかしい銀製の指輪の方が
表情のある
道端の ....
あの存在とはもう
縁は切れた。
こう思うのは私の思いすごしか
本当のところは
本当にしか わからない。
この宇宙を生んだのは
何かだ しかし
その何かを生んだ(?)のは
何だろうか。
 ....
何億年も
在るとしても
その時に
笑顔でなければ
空しいかな




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
生きているということは死に近づくということ
しかし
死に近づくということはそれまでの分を
生きられる
ということだ。ありがとう

日の出直前の東の空に影で黒い雲が
風で千切られて流されて ....
そしてヒトは何万年もの間争いをしている。
そして
銀河の岸では鬼たちが歌を歌っている。
そして
星々の亡骸に
花を供えて
ひとつひとつの星に
黙礼をしていく鬼たち
そして
失われた
 ....
澄んで淡くやさしい光に照らされた
円いちゃぶ台の上にノートを広げ
パイロット社製の「ドクターグリップ」シャーペンで
詩を書いている。
詩を書いているといっても
これが詩なのかどうか
作者が ....
この手で
さまざまな善いこともしてきたししている
この手で
いろいろな悪いこともしてきたししている
この手は
何をしたいのだろう
パンチ?それとも握手

私はこの手と共に生きてきたし生 ....
日ののぼる前の空には雲黒く飛んでちぎれる約束は今




{引用=角川『短歌』2022年 3月号分「角川歌壇」にて
福島泰樹先生選 谷岡亜紀先生選 佳作
水原紫苑先生選 秀逸}
夜の 静けさを
味わうと
キリキリとしてくる
こころの芯の
悲しみよおやすみなさい




白と黒の雪景色の、
灰色の空の、
深く解けてゆく
一日一日の光静かに
春は近づく
 ....
私にとって
悪い物事も
私自身の心を試すための物事だと
いつもではありませんが思うことにしています。
「勝手にすれば」と
心の声が言う。
はい 勝手にします

うん でも
苦しい時や ....
待つことは時計ではない限りあるいのちに耳をかたむけること






{引用=「角川歌壇」2022年二月号分
福島泰樹先生選 佳作}
無理をしてがんばることはやめようか月の重さとつりあう涙





{引用=「角川歌壇」2022年一月号分
水原紫苑先生選 佳作}
思うからこころに力がわいてくる。そう
思う。
大切な存在や大好きな存在を思う
さまざまな物事を思う
たとえば、
あなたを思う
お世話になっているシャーペンを思う
ひぐらしの歌声を思う
 ....
青空にぽっかりと
雲が浮かんでいる
どこを見るともなしに
宙をぼんやり 見つめていると
空っぽの自分のこころに気付く時がある
空っぽだ

けれど こころに
何も無い時というのは
かえ ....
夏の小径の
林の陰へ
鬼やんまが
すぅと消えていった
エメラルド色の目をして




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}

あちこちゆらゆらゆれるしろがね
原っぱで ぽつんとひとりそよぐ
手の中のまるみをおびた小石が
ほんのりあたたかい
地面の土は黒く底はなく
白い息 宙へ解ける明滅
山脈の稜線の縁は ....
まちぼうけをしている
霊園のお墓のなかで
白白と明ける白骨のわたしは
時時
霊園の枯れた草陰から歩き出して
近くの空き地にいき
忘れ去られてペンキのはがれた木製のベンチで
しずしずとひな ....
種は零れる
つゆの光る朝に
手紙を黙読する

ゆき場のない言葉を
ほほに風そう庭のお墓に埋めた
涙に黙礼をする

血筋を経た
自分が今ここにいることを
みつめれば
温 ....
晴れた今日、
日没すこし後の星星の点点と見え始めた
蒼く透けた空のこちら側で
体と影の連結が解ける
風光のなか雲棚引き
さやさやさーーーふーーー……、と
ほほをなぜる
風が耳元で ....
せかいはゆったりしている

小径にすぅと鬼やんまがきえるときも
ほの暗いひんやりとした木かげが
風に戦ぐ
秋の空高く深まる

せかいはゆったりしている

座椅子に ....
やさいをそだてる
くさとりをする
はたけの
ちかくの林で
うぐいすがないている

山は
さぁ雨上り
風に戦ぐ今日も
悔いは無し
ながめる
雲ゆく

鬼蜻& ....
遠すぎる
最初から
ここにある
このこころ
風のいろ
そよそよと
いまだ止まず
草のかげ
あおあお
あおあおと
ゆめをみる










 ....
夜空のもとに
山脈は 青ざめている
思い出
しずめ
鬼蜘蛛と月をからめる
この道
白く反射する月を
見つめていると
見えない血がにじんで来る
無言はしたしい
いつかのさようならが
ふたたびあいさつをしている
忘れていたことを
思い出す



 ....
何か
何かある
それぞれに
おもうことがありわたしを
通りすぎていったそれも
いまはどこかで何かを
している
何か
ある
何事も糧にするのであります
たとえば  ....
命の限り生きる
時、ああ
青く冴えて
終わりつづけるの
大空の縁で。にこり
笑みを零す
引力である

今日は(拝礼)。
それはそうと、障子は
白く透けて参りまし ....
雪道の直線を通りすぎて春は、
来ましたか
今は真冬、雪国の
雪と暮らす。私は
独りいつまでも

春を待つ。果して
いつか
空は澄み渡り澄み切って
いずれ
風も青く染まる ....
本日は、亡くなったあなた様の誕生日である
(果して何のための希望か

仄暗い空のもとをひっそりと
いきをする私の影は
ただのひとつの影となり、
青果しじょうに
実ってほどない ....
今、ほほが
サァーーーッ
としてここだけ寒い
青ざめる、とはこういう事か、
と青すぎる。
死相か?そういう事を
連想させる
雨の夜だ。
  雨だれのひびく
暗さ。
ああ(遠 ....
壮佑さんのこしごえさんおすすめリスト(34)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
※五行歌_三首「私の魂」- こしごえ自由詩4*22-8-7
沈黙する空の下で(改稿版)- こしごえ自由詩2*22-4-29
無限宇宙- こしごえ自由詩3*22-4-26
※五行歌「何億年も」- こしごえ自由詩3*22-3-14
生きるということは- こしごえ自由詩3*22-3-12
そして- こしごえ自由詩8*22-2-28
孤独な愛で- こしごえ自由詩3*22-2-27
私の手- こしごえ自由詩2*22-2-26
約束は今- こしごえ短歌5*22-2-26
※五行歌_三首- こしごえ自由詩5*22-2-12
こう言う- こしごえ自由詩3*22-2-12
短歌- こしごえ短歌2*22-2-7
短歌- こしごえ短歌1*22-2-7
思う- こしごえ自由詩4*22-2-1
空っぽ- こしごえ自由詩8*22-1-15
※五行歌- こしごえ自由詩2*22-1-8
芒野原- こしごえ自由詩3*14-2-27
まちぼうけ- こしごえ自由詩5*14-1-12
まちあわせ- こしごえ自由詩8*13-12-29
お墓- こしごえ自由詩3*13-12-11
さびしみ- こしごえ自由詩10*13-10-15
黙とう- こしごえ自由詩7*13-9-28
小径- こしごえ自由詩3*13-9-11
鬼とゆく- こしごえ自由詩5*13-8-29
回帰- こしごえ自由詩5*13-7-14
言えないこと- こしごえ自由詩4*13-5-8
限界- こしごえ自由詩3*12-7-2
雪国- こしごえ自由詩5*12-6-1
時雨- こしごえ自由詩3*12-5-2
無限遠- こしごえ自由詩3*12-4-2

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