今日は町内会の清掃活動日
今日は春のウオーキング大会最終日
近所のかみさんたちが
雑草刈りしている
あいさつはしないほがいいな
気付かれないように行った方がいいな
か ....
さよなら さよなら
季節は足早に過ぎ去って行く
あの頃の思い出も見上げた空の色も
今では遙か黄昏の彼方に
黄昏よ
いつの日もおまえはそばにいてくれたね
どんな時もその光に包まれれば
....
正義の上で踊っている我々はどこへゆく
世の中のクレーマーは正義漢だと自分で勘違いしている者が多い。
自分のけちな利益のために暇な時間を使って執拗に抗議しているのが現実的な評価である。し ....
ところによって青い空
何か聞こえたような気がして
振り返っても何もない
耳がとんがりすぎていて
鳴ってもないものを
聞くことがある
くだものを買った帰り道
紙袋に入らないものが
....
人間をやめてジョジョ立ち
ざらついた紙に他人の夢をうつすばかりで
自分の願望をみるひまがない
どんどん器用になるきみを
抱くことができなくなりそうだ
雨の降るように泣くんだから
嘘を言ってくれよ
その痣みた ....
どれだけ乱雑に穴をあけてもあなたが上手に枠をつくるので素敵な窓になってしまうのであった。わたしの体
あおむけにした手のひらは雨をうけても陽をうけてもなにかを掴むことをせず、笑ったり泣いたりするの ....
ファミマでTポインドカードお持ちですかと聞かれて
俺は「はい」と応えた
そしてつったていた
Tポイントカードをお出しくださいと言われので
イヤだと言った
それからだばこのボタンを押した
あ ....
電車に乗ると
車内は天使でいっぱいだった
座席はぎゅうぎゅう詰め
座っていないものは吊り革を掴んで
ぶらぶら宙に揺れている
まいったな
座る場所がない
弱った顔をしていると
天使の一人 ....
映画館で隣死んだ彼女
私は
楽しいギャグで
笑いました
舌を噛みながら
花は枯れて
生みました
年老いた子を
優しく抱っこするのに
隙間から溶けて
牢屋より
殺伐とした
住まい
けずれて少なくなった消しゴムは、
いつも終わりがくる前に無くした。
使われた最後を想像する。
電光掲示板に流れる人身事故。
けずられてなくす前に無くした。
バナナを踏 ....
その汚いものに触れたときに
少女は腕に黒い水玉が無数に散らばったのを想像した。
破裂した水道管に横たわる猫。
輪切りにした水羊羹に指が詰まっていた。
症状は進行し、先端から落ち ....
夏の日差しをつめた小さなガラス瓶
机の上に ぽつり
砂に埋める勇気もなくて
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僕たちはいつも何かに憧れ
僕たちはいつも何かに付き従っていた
特別な何かは空虚な私を満たして
あたかも違う何者かであるように
僕た ....
なかば開かれた窓の傍ら、
揺り椅子で膝を抱えあなたは風を舐めている
なにもかもが 透明なジャッカルと化して
あなたの内なる屍肉を貪っているのだろうか
みどりいろの西 ....
夜空に迷子の鳥 記憶喪失で夜を駆けている
花火の音に驚き 目を瞬かせる
その瞬間 記憶が蘇る 「何やってんだ俺」鳥は夜空に叫んだ
くたびれた首が顔を罵っている 目の向かう先はいつもお前
顎で隠れて見えなくて 重い自分の身にもなってほしい
口が大声を出した 「ほら! お前のおかげで声が出る!」
そういえば、
と千津子は言った。
貴方何時までここにいるんだい。
天気は晴れかそれとも雨か。
飴でも降ってくれねえかねえ、
そんな事を思いながらお前に飽きる迄だよ等と、
笑いながら答えると ....
盲導犬オスカー
オスカーにとって優先すべきことはパートナーを送り届けることだったから
フォークの様な物で刺されても声を上げなかった
こんなこと 息が詰まる
こんなこと 許せない
....
咲かない花 見えない光
咲く花 見える光
隣同士 長い距離 でも隣同士
耳が悲しいと言いながら楽しい曲を聴いている
リズムはその狭間を泳いでいる
新しい音は 声を泳いで この世界を眺める
変わるのは変わらない形だけ
「変わらない」はそのまま何も言わず 変わらないまま変わっていく
その変わりようを僕は 変わらない姿で見つめ続ける
誰に教わったのだろう
こんなにも大切なこと
学校でならうことなど
殆どがつかえないのに
なぜかしらあやまたず
たいていは同じ格好で
けだものがくだものに
その逆もまた真だろう
私らのか ....
うどん食べたり
人形投げたり
おむつ替えたり
書き書きしたり
本破ったり
イチゴ食べたり
妹噛んだり
でんぐりがえり
まだ
意味なんて
追いかけてんの?
歌うたった ....
地底を砕いた熱は氷を亀裂する
反転を繰り返した世界がまた溶けだしたのだ
閉じ込められた青は上空と消え去り
記憶の線影が飛来する
染み付いた色は褪せていた
わたしは羊水を吐き出し
薄 ....
(1)
変わっていないとあまり言われると
複雑な気分
私だって歳月をかけて
自分を磨いてきたんだし
それなりに成長してきたつもり
ポケモンでいえば超進化形ぐらいには
なっている ....
なめらかな時間のなかを
女がひとり
黙っている
場ちがいな寒さをたえながら
来るはずのない返事を望んでいる
皮のない果物のように
傷みやすい夢であった
破水した光の{ルビ枝垂=しなだ}れ
終わらない夏の囚われ
わたしは煮え立つ釜のよう
せめぎ合いの果てに溢れ出す
しろくのけぞる
朝顔のうなじ
....
「月は太陽の恋人なの」
彼女はそう言ってまっさらな掌を翳した
毎日の家事仕事で荒れた肌は
赤くささくれて皮が剥けている
パパはいないから
ママはお仕事だから
あたしがおうちで働くの、と
真っ黒に ....
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