「あいつどこ行ったんだろ」
「ずっとオニやってたもんな」
「怒って帰っちゃったんじゃないの」
「あいつヘンジンだからな」
「もうそろそろ帰ろうか」
「帰ろ」「帰ろ」
「それじゃ」「また ....
天国という名の池で
死を釣り上げる人がいる
町の猫たちは真夜中に駈けだし
虹色に輝く死を銜えるために
釣り人の周りに群がっている

僕の猫は平成十四年、夏
朝ごはんを残して
そのまま帰 ....
おまえんちで幕府開いてやろうか 昨日が冷えて来る 夏を告げる雨が降り
現代詩の季節到来。
その日、
男は自分の現代詩をファイルし
ある場所へ向かった。
バス停のベンチは腐り
座って待つ者は誰もいない。
空には何もない。
詩に結びつくも ....
風の愛撫に
はらり ほろり
八重桜が泣いた

すらり と知らん顔
真新しい翅を輝かせ
トンボは行ってしまう

墓地への細道
静かな午後

まだずっと若かったころ
感性は魚のよう ....
昨日埋めたタイムカプセル掘り出している 揉める乳房がない 雨に唄わず

水たまりを飛ばず

街灯と踊らず

ただ目を開けて

この雨を見る


怠惰 諦念 虚無 倦怠

水を湛えた光の粒の中には

世界の全てが内包されている
 ....
夜中、雨音で目が覚める
キッチンテーブルで煙草を一本吸う
暗闇にたちのぼる煙に
一匹の黒い魚が遡ていく
勇ましいその魚影は
たぶんマラッカ海峡で
海賊たちと渡り合い
インド洋に出て行くの ....
間奏まで唄うのか 朝、
虹がでていたので
一応手をのばしましたが
一色すらつかめませんでした。
なので、
わたしは詩人をやめて
花になりました。

昼、
わたしは
アスファルトには咲いてやらない。
 ....
      月のない夜、石けり遊び 
      進める升目は一夜に一つ
      蹴った小石がしじまに光る
      あなたの石はずうんと進み
      あがりをひとり先に ....
交換日記音読してやろうか 君の前ではブラックで飲んでる 詩人が詩を書けば

そこには一つの表現が生まれる

余人はそれを見て

そこに何か、美しいものの根拠があるような

錯覚をするが・・・それは間違いだ

詩人が知っているのは僕達に与 ....
 
ゴリゴリと命を削り生きてみる

飛び散るのは、魂の欠片

それが言葉だろ、詩だろ


 
  あなたの首もとにぶらさがる銀の鎖
  使いがってのよさそうな長い舌
  うるおしたい



  うるおしたい
  月の柔い灯り……
  嗚呼、
  小石の影。


 ....
赤とんぼ 無数に浮かぶ 夕まぐれ
あの石切り場 遊び呆けて つまづいて
ちょっとこころをおいてきた
指切り忘れて ふりかえる

鼻水垂らしたあいつやら しょんべんちびったあいつやら
みんな ....
この作品は現在、
ポイントを求めています。
君の詩が誰かの明日を作るのさ 閉じられた瞼は
眼球にやさしくかけられたさらし布
或いは
フリンジのついた遮光性の高い暗幕

時折
なにかに呼応して
波打つように
揺れる

ベビーカーのハンドルに止まったちょうち ....
現代詩がわからなくなってきた週末 何だかいつもより風が強いね
今日は

僕の隣を通り抜ける風が
僕の口からこぼれた言の葉を巻き返し
僕に突き返す
お前の言葉などこんなものだと

僕達の望む未来が
お前の様な風なんかに ....
例えば人間の孤独な想いが
採れたばかりの
一粒のトマトだったとして
トマトにも生き甲斐ってものがあるので
想いには必ず相手があるように
朝も夜もトマトを待つ方が
必ずいらっしゃるでしょう
 ....
現在、あなたが
お読みになっている現代詩は
作者の都合により投稿されていないか
削除されています。

もう一度御確認してから
お読みください。
あの紅葉に燃える木の下にいってみよう 
あのみどり深い木の下にいってみよう 
あの石橋の向こうの赤い屋根の家の窓から
ひょいと顔を出して、世界を眺めてみよう  
戻ってきたら、石橋の(絵の中心 ....
いつか交わる平行線がある  
肌をなぞってください、つーっと、

電気がはしるまで

そしたら、きっと忘れてあげるから


 
株価はいま乱高下だが一時1万5千台に乗った
今年の大手企業の夏の賞与は去年よりアップするらしい

大阪の中心地の北区で28歳の母親と3歳のこどもが餓死した
そんなアベノミクスに浮かれる隙間で消 ....
まーつんさんのおすすめリスト(3397)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
また明日- nonya自由詩23*13-6-15
あの猫の名前はマダナイっていうんだ、- sample自由詩7*13-6-15
おまえんちで幕府開いてやろうか- 北大路京 ...自由詩1013-6-14
昨日が冷えて来る- 北大路京 ...自由詩313-6-14
現代詩研究所- 左屋百色自由詩7*13-6-14
墓地にて- ただのみ ...自由詩28*13-6-13
昨日埋めたタイムカプセル掘り出している- 北大路京 ...自由詩913-6-13
揉める乳房がない- 北大路京 ...自由詩113-6-13
【雨に唄わず】- つむじま ...自由詩5*13-6-13
孤独- 青園ルカ自由詩2613-6-13
間奏まで唄うのか- 北大路京 ...自由詩713-6-12
朝昼(夕方)夜- 左屋百色自由詩18*13-6-12
石けり- 石田とわ自由詩15*13-6-12
交換日記音読してやろうか- 北大路京 ...自由詩413-6-11
君の前ではブラックで飲んでる- 北大路京 ...自由詩413-6-11
_詩はやがて、現実の一部になる- yamadahifumi自由詩9*13-6-11
それが- 殿上 童自由詩21*13-6-9
使い勝手のいい舌- 草野春心自由詩213-6-9
夕まぐれ- 梅昆布茶自由詩1613-6-9
野菜をチョップで切る- 左屋百色自由詩3*13-6-8
_- Neutral川柳313-6-8
おさらい- そらの珊 ...自由詩26*13-6-8
- 左屋百色自由詩8*13-6-7
夏風- Neutral自由詩4*13-6-7
PostingTomatoReturnUnkwon- りゅうの ...自由詩5*13-6-6
悪い花(極)- 左屋百色自由詩4*13-6-6
絵画の中を歩く_- 服部 剛自由詩10*13-6-5
いつか交わる平行線がある- 北大路京 ...自由詩9*13-6-5
そしたら- 殿上 童自由詩23*13-6-3
アベノミクス- HAL自由詩2*13-6-2

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