私は小学生の高学年頃
毎日日記をつけていた
それは思い出や覚え書きを残すためではなく
日記をつけ続けることに固執していたからである
そして書いていることは
何かの情景描写や感情表現では全くな ....
チョコレートケーキを
たべて
くれる
ように
メールを
メールで
ぜんぶ
めーるで
すませる
たいだな
こころが

肉が
ころもをつけて
あげてあるのと
そばと
ごはん ....
どこか静かなところへ行きたくて
あなたは本を開く
ぼくはすでに
本当に苦しい時にしか飲んではいけない薬を使い果たしていた

時は残酷ではなく むしろ紳士的な優しさで
少しずつあなたを 分解 ....
巨大な駅に降り
ぐるぐる同じところを何回もまわり
見上げれば
巨大なデパートが
たくさんそびえているわけだが
道路を渡りたくても信号機はなく
びゅんびゅん車が走っている

大きな歩道橋 ....
あふれ出す愛しさは
だれにも止められない
わたしの持つ愛しさは
他のだれのものでもない

知らない気持ちを知る
それは一人ではできないけれど

やがて夜が来て
愛しさは募って

 ....
また明日って
言えるっていいね
また明日って
手を振りたい

夕暮れの街
帰る場所
いつも それを 求めている

夕餉の匂い 玄関を開ける音
「ただいま」と
言いたい
いつでも ....
君の真似をしても
君の真似でしかない
好きな人になりたい
それはまともな欲望だけれど
「わたしはわたしでしかない」
それも言い尽されたフレーズだなぁ

愛することはとても自由で
愛する ....

へこんでいるべきところが
でっぱっていたり
塩と砂糖の配合が
反対だったり
する

逆チョコレート

ホンジュラス
南米
南米で
憎しみをこめて
チョコレートを
棒状に ....
  赤茶けた数艘の漁船が
  死んだように泊まっている
  コンクリートでできた堅い半島は
  港と呼ばれる寂しい場所だ
  秋の空の蒼い果てで
  透明な名も無き巨人が
  白雲 ....
いつも私を見ているくらげは

どうしてそんなに嘘をついてばかりいるのかと

鈍く光る

私の中の嘘を全て吐き出してしまったら

なにが残るのだろうか

うすうす気づいてはいるのだけ ....
朝のまどろみの中 鳴り響く携帯の着メロ
     あなたからの モーニングメールだ

仕事で疲れて 起きられないわたしのために
     毎朝メールで起こしてくれる 優しいあなた

色 ....
不条理な夢で目覚めた朝
もの憂い倦怠感で
頭の芯がズキズキ痛む

夢とか希望とかそんな言葉で
ちっぽけな人生を飾ってみても
掴めるものといえば
ほんのひと握りの砂だけ

現実をみろ
 ....
コトバが頭の中を舞っている
ふわふわと漂うように煌いて
それはジグソーパズルの1piece
寄せ集めて物語が創られる

いつも心象風景の中にいた 
本当の空の色を知らない
妄想の中で呼吸 ....
空が遠いと泣くひと
水たまりをあげるよ
すきな分だけ閉じこめておいで

泣いたあとで
わらう頬にさす風柔らかく
これ以上なにがいるだろう

それでも
手をのばすと
そらはゆれて ....
今年こそ行こうねと やっとのことの格安バスツアー

強制イベントは トイレ休憩のサービスエリア

お土産ひとつ 幸せひとつ



 
  永い夜の後に
  束の間の朝が来て
  君はシャワーを浴びている
  水の弾けるその音だけを僕は
  窓辺に立って、じっと聞いている



  冬の朝陽に目を細め
  少 ....
長い夜
君が眠れぬ長い夜
君が寝るまでお話し聴くよ

そうなんだ わかるよ君は悪くない 君の夢なら叶えてあげたい

娘子に生まれていたらすんなりと女子会行けた惜しくも男子

ひとり ....
詩にかなしみは必要ない
詩人がかなしげである必要はない
でも思い込みの枠を外す
鍵を手に入れるには
かなしみが必要なのかもしれない


詩は沈黙

そうである必要はない
誰でも入れ ....
雨が降る日はねむれない。



目をつむれば嫌な夢

幻覚のまがいものまで見えるから

頭でもいかれたのかと思った。



あまりに私が眠らないので

男の人はお家 ....
{画像=120205233911.jpg}


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からっぽな心 / 電車の影を追って


電車の窓から外を見ると冬日の光の影が
併走す ....
いろいろなことが頭上に浮かぶ



昔飼っていたたくさんの猫

わたしはみんなを捨てたのだ



私以外誰も覚えていなかった。



約束も守れない身勝手な私

 ....
じゃりじゃり砂を噛む

骨と肉のあいだに砂がつまっている

心のすきまにも砂がつまっている

どうにかしなくちゃ

身体も心も重くなる

ソレダバ

耳を傾け片足トントントン
 ....
僕はなぜ
今日も詩を書いた
こんな詩を書いたのだろう

失業して
ぼんやり一人旅に出た
北欧の街で
  橋の下の叢に
  ひっそりと落ちていた
  真珠色の受話器と
  捩れてしまった一本のコード
  その先は川に入っていて
  その更に先は
  わからない
  暮れ時、水面に ....
あてじをして
かいていたのを
ほんとうの
かんじの
つかいかただと
おもって
おやに
きいて
たしなめられたときから
20ねんたっても
はいぐうしゃが
できなかった
ときは
 ....
手を出すなといってみたところで
そもそも
なんか
おれの
ものじゃ
なかった
ので
てを
だすなと
制止する
いみが

でも
じょうぎの
かしかりとか
してたら
とめな ....
まっくらな森の中で

凍りついた花を

少しずつ溶かす月の明かり

決して優しくもなく暖かくもないが

あなたのためならばと照らす

ハノサキユビサキ

ハナビラクチビル

 ....
何だろう
自分を失うときに 僕は
得るものがある
何だ それは
わたしはロボットになりたい
身も心も疲れ果てたとき
気力を失い起き上がることすら儘ならぬときでも
いつもと同じリズムとトーンで
自分の務めを果たせるように

わたしはロボットになりたい
 ....
ゼムリャフランツァヨシファ,ノヴァヤゼムリャなどロシア系のことばには語感に考えさせられるものがある 思うにゼムリャが島でフランツァヨシファは人名だが,授業中暇なときはそのようなことを書きとめる
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