それは
    人の魂を包むものでした
    紫紺の夜空にぽっかりと
    白く人魂のごとく
    浮かぶのです
    隠されているのでした
    6枚の 花び ....
何のために作られてたか定かではない
もうとっくに誰も君の事なんか
忘れてしまっているよ

トーテムポールが森の中で
うんうんうんうん
あいづちあいづち

いつも何か言いたそうな顔ばかり ....
簡単に空を飛びたいなんて歌う
アーティスト達に嫌気が差していた
風になびいて倒れそうな広告旗
己の現状を投影させながら

口ずさんだのは遠い日の歌

これといった目標も無いまま漠然と
 ....
●或る会話(G・F投稿:3/25/F・Y投稿:3/26:22:46)
『きみは銃を撃ったことは?』
『グアムで一回』
『口径は?』
『22口径』
『銃でひとを撃ったことは?』
『もちろん、 ....
干支尋ねられて猫と答えている 教師が尾崎熱唱する学園祭 何気ない言葉が、私の胸の奥深くを抉る。












“痛い”なんて言葉一つで片付けられる様なものじゃなくて、
苦しみ耐える時間だけが ....
  筏を組み上げて
  稲穂の海へと浮かべる
  あなたの両眼にはいつも
  息をのむほど静かな炎が灯っている
  風が吹いて黄金の波が揺れる
  考えていたことを忘れてしまう
  ....
  きみの親指と
  ひとさし指の間を
  一羽の兎が往復している



  冬の夜がするどい針金を張る
  白い煙がきみから蕩け
  それからあわ立ち、
  草原を{ルビ艶 ....
 
あかん日もある

そんな日もある

けど、そやない日もある




 
ガラスのローテーブルに手を付いて、
貴方は、私にキスをした。











 ....
ひとは
だれもが
与えられた
宿題を提出しないまま
この世を去る
彼岸花が咲いてた辺りに
今は桜が咲いてる

誰かの雨を
涙と勘違いして
気づき
ためらい
それは当然のこと

誰もそれをとがめない社会が
欲しいと思った

たちどまろうと
早足で歩こうと

いいんだあなたの姿で

ただそれに気づかない事だけが

 ....
俺はカワサキが好きだ
俺のお父さんもカワサキが好きだ
俺のおじさんもカワサキが好きだ

お父さんはZ1が好きだった
家族のように愛していたZ1を
家族の為に
身を切るような思いで
Z1 ....
こどもが笑って生きている国は
幸福な国だということだ

ぼくらの国は果たしてどうだろうか
こどもたちが笑っている国だろうか

きょう ぼくはなんにんの
笑っているこどもをみただろうか
 ....
 ユニフォームのボタンがはじけ飛びそうな
 六番バッターがぶるぅんとひと振り
 キッツン
 やあ、スイングだけはホームランだ

 いまやたかだかのんびりと
 打ち上げられた軟式球 ....
小学生の頃だろうか
小さな空き地で野球ごっこをしたあと
寝転がって
雲をじいっと眺めていると
ゆっくりとゆっくりと動いているように見えた

初め自分自身が
どこかに流されて行くのではない ....
日曜日の朝風呂は
どこか わくわくとして後ろめたい
隣のおばさんがそろそろパクチー(犬です)を
散歩させる時間
湯気でくもっている気配の浴室の窓をちらり見て
一体誰が入っているのかしらんと思 ....
喪の色を 深く染めにし 春の雨 褒められし 叱られしこと 思いだす
深夜の病棟 祖父の横顔
今日きみは61歳になった
お袋さんの年齢を追い越してしまったね
でもお袋さんはきっと喜んでいると想うよ

50歳の頃こんな歳で
“誕生日おめでとう”なんてと
想っていたきみ

幾つにな ....
  数匹の
  空を走る鼠たち
  太陽を追いかけて



  アンテナ
  風と風が起こすかすかな摩擦熱
  あなたの悲哀はゲーセンのメダルと同じ形
  あなたの歓喜は書物 ....
春がやさしく微笑むと 
白く積もった嘘が融け
ぬかるんだわたしの心を
悲しい泥水となって流れ下る

ひび割れたアスファルトの肋骨
空に頭を踏まれたままの道あるいは時間か
仰向けに開いた記 ....
見下し合ってバランス取れている 手繰ればいつか出会う   魚を燃していたのだと
  きみが言う
  誰にともなく
  酸化をはじめたばかりの
  鉄の表面に似て



  せつないくるしい
  いとしいさびしい
  かなしいや ....
瞼を閉じるのだって ちからは要る 女の子の
苗字と名前にある
わずかな空白に
小さな川が流れて
いる
せせらぎのような気安さであるから
そこをいったりきたりすることが
できる
時々流れてくる桃を
無邪気に拾って遊んで ....
  春の光が曇天を縫い
  硬い空気を細く通り抜けてくる
  すべては卓上に出揃った
  いくつかの瞳、
  いくつかの臓器



  毟り取られた数枚の花弁
  床に落ち埃 ....
まーつんさんのおすすめリスト(3356)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白き花零れゆく- 石田とわ自由詩17*13-3-26
あいづち- 灰泥軽茶自由詩13*13-3-26
フライ- 1486 106自由詩213-3-25
或る会話- HAL自由詩6*13-3-25
干支尋ねられて猫と答えている- 北大路京 ...自由詩413-3-25
教師が尾崎熱唱する学園祭- 北大路京 ...自由詩413-3-25
私の...- 世江自由詩4*13-3-25
- 草野春心自由詩513-3-25
指と兎- 草野春心自由詩513-3-24
けど- 殿上 童自由詩21*13-3-24
Ms.K- 世江自由詩1*13-3-24
宿題- HAL自由詩5*13-3-24
午後のサイレン- mizunomadoka自由詩313-3-24
気づく- 梅昆布茶自由詩813-3-24
let_the_good_times_roll.- 一 二自由詩413-3-23
こどもは笑っているか- HAL自由詩3*13-3-23
ファウル- 平瀬たか ...自由詩8*13-3-23
雲の流れ- 灰泥軽茶自由詩5*13-3-23
準急列車が出発します- そらの珊 ...自由詩19*13-3-23
喪の色- 凪 ちひ ...俳句4*13-3-22
深夜の病棟- 凪 ちひ ...短歌413-3-22
祝福の歌- HAL自由詩10*13-3-22
アンテナ- 草野春心自由詩413-3-21
この春を何と呼ぼうか- ただのみ ...自由詩28*13-3-21
見下し合ってバランス取れている- 北大路京 ...自由詩713-3-20
手繰ればいつか出会う- 北大路京 ...自由詩313-3-20
魚を燃す- 草野春心自由詩713-3-20
ちから- HAL自由詩10*13-3-20
川岸にて- そらの珊 ...自由詩18*13-3-20
祭壇- 草野春心自由詩6*13-3-20

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