つまらない話が
  車窓のそばをながれてゆく
  それは電柱に引っ掛かりしばし風に耐え
  けっきょくは置きざりにされてしまう
  きみの
  うすく濡れたくちびるに
  ポテ ....
       誰も笑ってなかった   LEDがかなしい
白熱球がなつかしい
かつては手許の60Wが
わたしの世界の太陽だった

壊れて久しいエスプレッソマシン
夜にはしらふで眠らなくっちゃ
憧れていたジッポーは
あまりに手 ....
白いアスファルトの上を
やわらかい風が渡り
ときおり小鳥の影がすべる
小川の水がきらきらと光る
草が光を透かしながら揺れ
はだかのどろの木も白く芽吹き
細い枝々が一心に空に手をのばす
私 ....
だれもが不公平を一度でも感じるなら
不公平も一種の公平ではないだろうか








Special Thanks to M
新緑
けやきの葉は太陽の陽をとらえきれず あたりを染める
ゆっくりと濃くなり
また 薄く変わって

芽吹きの痛みは 遠い記憶

君よ
新緑の明日を 君の森を走って行け

踏み出した ....
やっと気づいたか
俺の肥満が
そんじょそこいらの
肥満とは
違うってこと
ガチガチの
反戦思想が
生んだ賜物なのよ
デブ&ピースよ
ピースっ!
計算して

失わないようにする

計算?

自由にならないことは

そう、計算!


損は失うこと

失うって何?

得は失わないこと

失わないって何?


 ....
思い出 おもいだす
思い出 覚えてる
思い出 おもい だす
おもいで いつも いっしょ

思い出 思い出す
思い出 思いつづけ
おもいで 思い出す
思い出 おぼえてて

思い出 思 ....
天気がいいですね
きれいな庭ですね
(踊りませんか
いいえ、食事中です

目が赤いですね
ちゃんと寝てますか
(あの作戦うまくいきましたか
いいえ、忘れてました

陽が暮れて血がで ....
どうしても海が見たくてしかたない時は
海の すぐ傍にまで行くか
それとも
あえて離れた場所に立つ
たとえば山を削った住宅地のはずれの公園
ゆるい長い坂の上から
遠く見る海は
白い岬をした ....
ふとChagallの“恋人”を観たいと
新幹線のグリーン車に乗り
倉敷の大原美術館へと向かう

じっとその絵の前でChagallならではの
黄緑色をじっと1時間くらい観つづけた後
また新幹 ....
鳥山が立つとき
海の深層には
おおきな迷いが泳いでいる、と
あの日 あなたは教えてくれた

あなたの育った長崎の海は
いつも
あなたを包み込んで
すべてを許し 微笑んでくれた
そんな ....
タイムマシンに乗って同じ過ち いつまでも

生身。
の、おんなでいたいと願うなら

恋をするべきなのだろうか

けなげにもまだ疼く
下はらの臓器

ここにあるの
と主張する

と、裏腹に 枯れてゆく ....
体重計にのれたなら 勝利
のれないなら 敗北
豚の体脂肪率は十四パーセント程度と聞いて 愕然とする
そうすると 私は豚ではなく 
豚よりも ぷるるんとしている 

ひ ....
新緑がこころに刺さる季節は君と手を繋いで歩きたい
野辺の花を愛でながら世界をいとしく思うことだろう

背に負った荷物も軽くはないがそんなものこの五月にくらべればなんでもないんだ
大地からの息吹 ....
山奥の沢
大きな石の上に寝転がっていると

こんぽろりん
こんぽろりん

遠くの方から小さな
木琴の音色が聴こえてくる
私は少し調子の外れた
しかし心地の良いその音に導かれるように
 ....
くらやみに
死後が浮かんで
あなたが消えた

これから生まれてくる
後の世界を書いて

真空のドーム
ガラスに手がふれる

星に、ぶつかればいいのに
宝船の名はタイタニック カテゴリーに加えられて
気持ちいい僕と
喋る影の猿たちに
マシンガンが夜を裂いて
語りかける
朝が来るまで
朝が狂うまで

狂った時計が
緑色に光る
前時代に作られた
優しい ....
 
 
5と6と7は同じ価値
かもしれないし
かもじゃないかもしれないし
シーソーに乗れば
5は浮き
7は沈む
高層の建物では
7は上
5は下
この6でなし
と言えば
5と7 ....
宝船から突き落とされる 閻魔様の舌を抜く  
 
最近6なことが無いよ、
と7が言うので
6が無ければ7も無いんだよ
と言うと
7は5になって
軒下で雨宿りをする
押し出された5は
黙って雨に打たれている
水にも溶けないか ....
人生って奴は
いつでも だれにとっても
脚本もなくリハーサルもない
ぶっつけ本番なんだ
ぼくはそもそもひとりでぼくなのだから
ぼくのみているせかいをこわさないで
ぼくのたからものをこわさないで
たいせつなものはぼくにしかわからない
まちがってる?
いいんだ ぼくはぼくをまもりた ....
福袋の中でじっとしている 鏡餅握りつぶす ?公園に女の子が八人いました。
さらに後から男の子が何人か来ました。
全部で子供は十五人になりました。
公園に男の子は何人いますか??

レスリーは両手の指を曲げたり伸ばしたりしている

 ....
まーつんさんのおすすめリスト(3397)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
つまらない話- 草野春心自由詩413-5-6
誰も笑ってなかった- 北大路京 ...自由詩313-5-6
みんな夜空の遠いとこ- もっぷ自由詩813-5-5
晴れの日- Lucy自由詩11*13-5-5
不公平も- HAL自由詩2*13-5-5
新緑- ぎへいじ自由詩21*13-5-5
徴兵逃れのために太る- 花形新次自由詩213-5-4
計算- 吉岡ペペ ...自由詩413-5-4
おもいで- 御飯でき ...自由詩113-5-4
ほとんど地獄- 左屋百色自由詩10*13-5-3
遠くから見る- Lucy自由詩16*13-5-2
或る夜_眺めのいい部屋から- HAL自由詩2+*13-5-2
鳥山が立つとき- 草野大悟自由詩9*13-5-1
タイムマシンに乗って同じ過ち- 北大路京 ...自由詩1913-5-1
生身- 森の猫自由詩17*13-5-1
やわらかい、かわいい、きれい- るるりら自由詩15*13-5-1
五月の音- 梅昆布茶自由詩18*13-4-30
山女の木琴- 灰泥軽茶自由詩9*13-4-29
夜の上辺- mizunomadoka自由詩413-4-29
宝船の名はタイタニック- 北大路京 ...自由詩213-4-28
左右リンチON- 竜門勇気自由詩3*13-4-28
5と6と7と- たもつ自由詩913-4-26
宝船から突き落とされる- 北大路京 ...自由詩713-4-25
閻魔様の舌を抜く- 北大路京 ...自由詩513-4-25
7,6,5- たもつ自由詩813-4-25
ぶっつけ本番- HAL自由詩7*13-4-25
あのね- うんち自由詩6*13-4-25
福袋の中でじっとしている- 北大路京 ...自由詩1013-4-24
鏡餅握りつぶす- 北大路京 ...自由詩213-4-24
中庭のある小学校で- 夏美かを ...自由詩26*13-4-24

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