すべてのおすすめ
 
 
土曜日はいつも
草のことを考える
誰もいないのに
ハサミで紙を切ってしまう
 
 
+
 
 
青空を両手ですくう
指の間からさささらと零れ落ちる
さっきから公民館の ....
角砂糖ひとつ分のダリで歪んだ
そんな私の記憶の個室
父が一杯の水を差し出す
母が一輪の花を差す
それがかつての始まり
最後に望む光景

角砂糖ふたつ分のダリで歪んだ
そんな私の記憶の個 ....
 眠らないバスにのった
 眠れないぼくは
 あの野性化した雲といっしょに
 あかるい夏の海辺をどこへむかっていたのだろう


 写真でみただけの
 マリアナ諸島の鮮やかなブル ....
何にもない手の
何ですらもない 路地で
ひとり 奏でる
つぶやきの中を 立ちつくす

緑色の 芝生の上に
楽器をなくした
誰かに 届くであろう
声を 私は持っている

何にもない手 ....
暑い日の中で
シーツは 眠りにつこうとすると
部屋から ひどく遠いように
とても思える

煙草の煙を見つめながら
色々なことを 考える
自転車を こいで
ギターを弾いている

 ....
一個の詩を思いながら
何もないのだろう 私の言葉を
日は 知っている
暮れている 私が 私の夜を


そんなため息の中で
ものごとを そして ひとつ描きながら
わからないことに は ....
ひとめぼれをして買ったお護り代わりのパレッタが
一年程見当たらなかった
こどものゴムや100円ショップのクリップで間に合わせていたけれど
落ち着かないので 誕生日の自分へのお祝いに
昨日 新し ....
夜が大きく手を伸ばして
落ちかけた太陽を捕まえようとする
呑み込まれそうな藍色に
目の覚めるような橙
空は虹色に染まる


笑っちゃうだろ
もう何千年も
同じこと繰り返してるんだ
きちがいのきれいな歌声が
鞠のように転がる夜明けの街路
途切れた記憶が空気に触れて
朝露となってショーウィンドウでこと切れる
ぼくは眠れなかった
きちがいの歌声 ....
夏休み
坂の途中の煉瓦塀
遊び疲れて帰る途

突然、夕立の中
古いモノクロフィルムの
縦縞ノイズのような雨が降る

崩れかかった煉瓦塀の
裂け目から洋風の庭に
飛び込む
そこは荒 ....
こうやって、

毎日毎日絶えることなく

詩は生み出されているのに


ひとつとして同じものがないことに

人間の心の

多様さと

宇宙のような広さを感じて

驚きを隠 ....
ノートなどを見るのであれば
私は白く綺麗なノートがいいのである
シャツを買うのであれば
とても白くて綺麗なシャツが欲しいという風に


広い海に入るのならば
浅瀬のない 遠くの深い海へと ....
きょうは雨曇りで涼しくてからだが楽だった
オフィスの窓に雨粒のしぶきが散らばっていた
ふがいない部下を怒りながらじぶんをダメ上司だと思った

なにこいつに、オレの自尊心傷つけられてんだよ、
 ....
暑い日には
「アイス」ではないかと思い
なるべく皆がたくさん食べられる
しかも
私の好みの
バニラにチョコクランチのを
買って帰ると
「おやつはなにか?」と
ドタバタと二階から降りてく ....
人と言うのは
慢性化
しやすいからね

道に 人が来ない
今日も 来ない

そうすれば 人は
その道を

人が 通らないと
思うんだからね

★,。・::・°☆。・:*:・° ....
白色でもない意味を
内容として 見つめている
大気の流れを 抹消する
深夜の時間の 彼方として

塊の内部として
手にしたばかりなのは しおりだった
胸に抱いたのは 人間
紙ぺらとして ....
         ︱{ルビ淡々=あわあわ}と、それはとおく


ほうほう
紅いろ帯びた西域は灼け
あれは記憶に薄れゆく
旺盛なる高温期の名残りか
あるいはまた
時の{ルビ ....
君の唇から放たれた輪を
君の目の前で潜ろう
君がまんまるの目で俺の目を見てくれたなら
ほほえみ弾けさせて応えよう
漂うホンダワラのブーケを投げたら
君は受け取ってくれる?
君がホンダワラの ....
頂点を仄青く明滅させる三角形が
部屋の片隅に居る

銀のお手玉をしながら
華奢なアルルカンが宙を歩いて過ぎる

星のいくつかが
音符に変わり また戻る

硝子瓶がひとりでに傾き
グ ....
何もしなかった三連休に、
フットプリントを残そうと、
ぼくは、デリバリーヘルスに電話をしました。

(デリバリーヘルスの語源は不明ですが、
ピザやお寿司のように、
ある電話番号に電話をして ....
バケツをひっくり返したようなって言われても
ピンとくるわけじない

ひところ軒先で騒がしかったツバメの巣はいつの間にやら静かになっていて
育ち盛りと餌を催促してた雛たちは
ハーメルンの笛の音 ....
山あり谷あり
強風ありの
難コースに
今日も
白球が乱れ飛ぶ

フェアウェイをキープして
ついでに愛人もキープして
男の甲斐性
見せてやれ

行け、行け
タイガー
タイガーウ ....
顔に差す
まだら 漏れ日 て
{ルビ外=そむ}けなく
{ルビ声=アト} 失き まだき
悼ま ねく間の
濡れた藪の陰には
ヤスコちゃんがもう膝を抱えている
色の変わった大きな樽の中は
トシユキの指定席だ
横木の折れた狭い入り口に
クモの巣は長くぶら下がって
すでにだれかが小さな手足の跡を
 ....
働いて 働いて 働いて


本分を忘れてしまった
今の私を

大昔の私はきっと 許してはくれないだろう


いつしか私は


働く事が目標になって
本物の目標を 今までの ....
がんばれないのは木星の軌道が縦に15°ずれたせい
そんないいわけをつかって釈明しつつ
びたみん剤を飲む
明日はきっとがんばれるから…

オリャンタイタンボ75
オリャンタイタンボ75
ア ....
(父、父、父、と泣く声が聞こえるがあれはなにか)
(息子の声か、ならば過去からの声か)
(父の声か、冥界の声か)
倒れたまま父は泣く
足をすくわれ転ぶ
父が「あかの他人」と呼ぶ人々から
湿 ....
宇宙の外がわのことを考えるのが

好き

果てしない気持ちになるので

心が宇宙になれた気がするので



考えても考えてても答えは

でなくて

まるで難しい数式について ....
鬱との戦いに疲れ果て、また、仕事についても悩み、
やっと気分的に落ち着いてきたので、
いま思う事を率直に書いてみようとおもう

ラーメンを食べ過ぎるとウンチが固くなり
肛門が悲鳴をあげる
 ....
黒の陰から
太陽の中へ出てゆこうとするなら
透明なゲートをくぐらねばならないよ
どんな不正直者でもくぐることはできるけど
ああ
真っ白な雲の中に
一筋の黒をみつけて安心する

海のない ....
salcoさんの自由詩おすすめリスト(3890)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
明日- たもつ自由詩610-7-22
記憶の個室- 瑠王自由詩9+*10-7-22
うつつと夢の間を縫うバスに乗って- 石川敬大自由詩1910-7-22
緑の言葉- 番田 自由詩210-7-22
私の夏の夢- 番田 自由詩210-7-21
詩の白いノート- 番田 自由詩210-7-21
imac(イマック)- 鵜飼千代 ...自由詩6*10-7-21
夕暮れ- 三上あず自由詩110-7-21
まるでおだやかな宿命みたいに- ホロウ・ ...自由詩3*10-7-20
お化け屋敷- ……とあ ...自由詩8+*10-7-20
ほら、今だって- くろきた自由詩310-7-20
外車で- 番田 自由詩210-7-20
ひかりに照らされた洞窟- 吉岡ペペ ...自由詩310-7-20
ただいま_- 蒼木りん自由詩110-7-19
*プライド- 藤鈴呼自由詩2*10-7-19
とある画家としての、夜- 番田 自由詩210-7-19
遠山- 「ま」の ...自由詩610-7-19
Delphinus_delphis- 黒い翼自由詩4*10-7-19
現象:或る七月の夜- 塔野夏子自由詩7*10-7-19
海の日の女- はだいろ自由詩2+10-7-19
野良猫のうた- 恋月 ぴ ...自由詩18+*10-7-19
タイガーウッズマスク- 花形新次自由詩1*10-7-19
(夏、とおい傷指す午前)- 「ま」の ...自由詩1*10-7-18
かくれんぼ- オイタル自由詩6*10-7-18
大人- ユダ自由詩210-7-18
オリャンタイタンボ- a自由詩110-7-17
書かれた—父- 非在の虹自由詩2*10-7-17
宇宙の外がわ- くろきた自由詩310-7-17
新米パパ(クズ)の子育て奮闘記_〜スィーツなキミ〜- akb48自由詩310-7-17
私なりの夏- 朧月自由詩410-7-17

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