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出した
出した
堪えきれずに
出したっけ
あの娘の
高度なテクニックに
送電線のカラスも
鳴いていた
一本だしの
恥ずかしい姿のよ
路地裏で
舐めた
舐めた
狂ったように ....
私にとってあなたは特別な存在
その雄大さ故に私達を翻弄する
あなたの巨大さで世界を見ると
私なんて砂の一粒とも同等だろう
そういえば
火星にあなたが居た痕跡があると聞いた
本当なの?
....
なつかしい激しさをおもいだす二月
ねえ、ぼくら踊ろう、手に手をとって
行ってしまうものたちをかなしむよりも
「きちんと見送っているから」とほほえみを浮かべてあげよう
のどの渇き ....
「夜の牙」なら知っている、
石原裕次郎や浅丘ルリ子の出てくる
日活アクション映画なのだけれど
否。ちがう、夜と牙とは別々だ
某日。夜さんは牙さんに
桃のような柔らかなお尻をガブっと噛まれ ....
しっかりと背筋の伸びた
背中を想い出す
負けず嫌いで前のめりな
背中を想い出す
スーツの ジャンパーの
似合わないポロシャツの
背中を想い出す
ブレない 振り向かない
....
僕より年上の君は、あの日
(つきあっちゃいけない・・・)
と複雑な女心を語ったけれど
一年ほど前に君は
仕事帰りに待ち合わせた
神保町の珈琲店「さぼうる」の
向かいの席に煌く ....
おかあさんのような雨がふる
おとうさんのような手のひらで
覆われたい
こどもの私として
覆われたい
雨の夜に
いくつもの中のたった
ひとつの家族として
覆われたい
めんどうく ....
みんなごめんね
おれしあわせになる
春の切実
夏の切実
秋の切実
冬の切実
宇宙のものまね
なんのものまね
もの ....
黒く輝く夜
遠く白亜の列柱が順次砂時計の白い砂のように崩れ流れる
流れる白い粉
その冷たさに打たれる 雪遊び
子供たちの数え歌が懐かしく頭から湧いて口先に零れる
まるで童心だ しかし
氷山 ....
ぐるぐる回転するジェットコースターに乗るデブに
かかる力をFとすると
F=mv2/r−μN−f
(m:デブの質量、v:ジェットコースターの回転速度、r:ジェットコースターの回転半径、μ:デブ ....
{引用=
氷解する
ゆるやかな原理
欲求にも
愛という仮説を立ててみる
、と
広がってゆく
小さな波紋
私は岸辺から素足を引いて
身をかたくする
むきだしの音
やさしい情動の ....
絶世の美男美女が言うフリーセックスと
まぁ十人並みの男女が言うフリーセックスでは
一体何が違うんだろう?
鬱屈した少年と根暗詩人と貧乏フリーターをこじらせて
彼女でもないのに一緒に住んでいる彼 ....
猪で思いだしたけど君とこの奥さん元気か?って
なんやそら君失礼な!
....
らんるを
ぼろと
よぶことすら知らず
無知のままにあって
自己顕示欲はつよいという
おんなが
しきんきょりにいると
めいわく
ちきゅうかんきょうにとって
めいわく
CO2とかだすか ....
こどもたちと
お母さんは
羽を伸ばして
ゆったりと幸せな気分で
一日を過ごしている
その姿は
昨日までとは
明らかに違う一家団欒
あなたが
この指の届かないところにいるから
....
私はもう一度自省する
この不安に辿り着いたなら、そこから逸脱するのではなく
きっと留まる やっと訪れた静寂 わたし以外のあらゆるものが
思考し、私を通して思考してる
ほら あな ....
待ってはくれない同調圧力の中でいつも
立ち止まっている石頭は
役割も忘れて反射だけを覚えている
"リセット!"
旅したり、叫んだり、たくさん食べたり
....
人差指の腹を噛む
ある痛みを他の痛みに置き換えるのは
人が持つ特技なのかもしれない
レモンをかじる
酸っぱくて涙がこぼれてくる
その涙は瞳から流れてきているのに
何となく軽 ....
日差しのない日に眠りに落ちていくのは何故だろう
一体 誰なのだろう 俺は
流れていく日の中で 風の流れる
そこで 様々なことを考えている
もみ消されていくものたちの中で
俺はいっ ....
丹波 余社郡(よさのこおり)管川(つつかわ)の人
瑞の江の浦の島子は
釣り上げた亀を妻にして
蓬莱山へ出かけたみたが※1
絵にも描けないいやらしさ。
魚比目之興、鸞同心之遊
タイや ....
時間がわたしを撫でたので
わたしはおとなになった
なにかをきめるたびに
時間がわたしを撫でたので
でも
なぜだろう
男の手が撫でると
すこし
子どもに戻る
{引用=
夜は閉じちゃった
漆黒を
塗り上げて
本当の夜はもっと
隙間だらけだったのに
閉じた夜の向こう側に
隠れちゃったお姫様
キミにはきっともう会えないからね
キミの好き ....
{取消=
目を開けたら何かがそこに立っている気がして
強く目を瞑る
突然シンクが音を鳴らす
暗い部屋に低い音が反響して足元から冷たくなっていく
そろり、と薄目を開けると
....
農業をする蟻ハキリアリをみていた
福山雅治が
素っ頓狂な声をあげた
列をなして葉っぱを運んでいる
きりとった葉っぱをミドリの帆にして巣穴に運んでいる
蟻の道が ....
ちゃんこ屋の暖簾をくぐりぬけ
見上げる両国の空に
誰が疑うのか
ガチンコを
わたしの大相撲
年6場所もあるから
助け合いは大切よ
見に来る人に
何故か目を伏せながら
土俵は燃えて ....
うれしいじゃないか
本曇りが薄曇りになっただけで
歌おうじゃないか
薄曇りに青空がのぞいただけで
叫ぼうじゃないか
....
その褐色の巨人は
毛髪からエレキを放電し
異様な叫び声を上げたり
心を揺さぶる言葉を呟き
その褐色の巨人は
無骨な太い指で
楽器の喉元を押さえ
楽器の内臓を掻き毟って
悲鳴を上げさ ....
大丈夫かなあ
そうつぶやく君に
根拠なく言う 大丈夫だよ
心でつなぐ手の二人は
裸で歩いていた冬の光りの中を
反対側のホームの手前で
そっと切り離す私の
カラダから抜け出させたカ ....
い ろ コンベア―に運ばれて
く も 詩 隠れている ね
ふ え キスの 唇から風
さかな 海の音符
とうめい ....
飯も女も喰わねぇで
生きているのは何でだ?って
....
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