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自由になろうとして
人を傷つけたから
償いとして
もっと自由に
なりたいと思う
男の心は
今の僕には
理解できない

理解とは時には
状況なんだ

自由になりたくて
歌うこと ....
光など差していない 過去の白い日に
また 君が そこで何かを眺めている
この 遠い 世界の中で
この 顔に 風を当てた
人としてひとり
何となく 景色に立っている
立ちつくす 一人 ....
一日、心から出なかった声を
全て集めて並べてみたとして
どれだけの意味が成るのだろう

パソコンに資料を打ち込みながら
屋上で煙草を咥えながら
昼飯を買いにいく道すがら
咳に咽んで泣きな ....
生きろと考えるから難しいんであって












死ぬなという事ならこれはいけそうだ





 ....
ジョナサンの光のなかで

ドリンクバーでリズムをつくった

客たちの喧騒に背を向けながら

しっかりと勉強した

バターソテーをフォークでつまみながら

客の移ろいもたまにたしかめ ....
施設の中庭のベンチで
ゆっくり日向ぼっこする
老人達の独りが
突然立ち上がって何かを叫ぶ

こんな筈ではなかったと
こんな方向でなかったと
こんな場所に来るはずではなかった
こんな終わ ....
空が高い

ここは関東平野だ

風のない晴れ

ここは関東平野なのだ

この町をぼくは歩いている

つくばエクスプレスで東京から埼玉へはあっという間・・・・でもなく

駅からタ ....
いつか働くと思っていたあの日の少年は
絵描きや物書きに憧れたりしていた
フリーターなんて言葉は知らなかったし
世間と云うものから見下される職業がある事も知らなかった
だってどの本にもそんな事は ....
機械を買った。
何の役にも立たない機械

球体を半分に切った形の
透明なガラスケースの中に
小さな羽根のついたモーターと
豆電球だけが配線され
丁寧にハンダ付けされた
小さな機械

 ....
青を知るくじらは
空を遠いとは思わない
美しく在ることをわきまえて
地球とともに命を謳歌する
視界を遮るあじの群れ
力強く求め跳ねる

ぶりんぶりん
{引用=
真夜中の森でひとり
花を散らす戸惑いのない指
(中心にある雌しべ)(囲むようにある雄しべ)
(覆う花弁)(支える萼)(茎)(光合成する葉)
すべてをばらばらに並べて
花のすべてを ....
 
 
会社の電話が鳴る
受話器を取ると
雨音だけが聞こえる
すぐに父親からだとわかる
何の前触れもなく
そして何も話さないから
電話の時は昔からそう
ずっとそう

受話器から漏 ....
それはうたかたのゆめ
やがて聞く
そらをゆわゆわとおよぐ球体に
青ざめた鉄塔が突き刺さる
デジャヴに似た

すべては朝に解けてしまう

憂えたアスファルト上では
砂塵がくるくると舞い ....
かみのけとかはある
人望とかみのけと
りょうほうないのより
よかった

すしやで
にせのすしを
たべたあと
えどですしやは
ファーストフード
といって
あたまをかたげ
はしを
 ....
林さんの御葬式会場は
林家斎場
何故か緊張感が無い

吉野さんの御葬式会場は
吉野家斎場
なんだか牛丼屋のようだ

一二の御葬式会場は
一家斎場
「誰の?」と云いたくなる


 ....
子宮にて

二人で過ごした

十月十日

ATGCが合致

希望

絶望

母の無念

父の断念

祖父母の・・・

私は

戸棚の中の

ミイラ

3 ....
(ねぇ、いくときは一緒にいこうね。
ひとつになりたいの…)

その日の夜、
、確か黄色い月)がスペードとハートをいったりきたりした。
仄暗い窓を揺らす冷たい風の音に、外気はしっとりと濡 ....
{引用=
小さな籠の中からこちらを見やる
黒々としたきよらかな眼
欲しがる言葉も持たぬ
やわい毛糸玉のような身体を掬い上げ
背筋に鼻先を埋めれば
滴り落ちる真水で濡れそぼる羽
愛すること ....
はだかんぼうな大銀杏の木
それでも寒々しさは微塵にもなくて

なんだか凛々しい

思わずさわりたくなって
てのひらで逞しい幹にふれてみれば

生きているんだ

木なんだから動きもし ....
「鬼は外!福は内!」
節分になると そういう声も聴きます。

豆を蒔くのも 畑や庭に撒くぐらいのことでしたら
1年のうち1日ぐらいは と我慢もしてきました。
 
「福は内、鬼も内」と言う地 ....
あの子が
シャボン玉を抱えて
わたしがみちみちと
はえている歩道に
立っている
唇の薄皮を摘み取って
よいことばを
鈴に詰めてしまった
火曜日の光景です

あの子は
三週間おきの ....
誰かと楽しむことを忘れ
誰かと感動することを忘れ

誰かに嫌われることを恐れた

僕は誰にも僕を見せず
誰かを見せていた

人は世界に一つしかないモノを笑い

人は世界に溢れている ....
{引用=
存在しないがゆえに
存在する

いくつもの
点滅する

沸点がないがゆえに
沸騰する

常夜灯のような

壁の
傷跡のような

おもむろに、
見つけてしまった ....
悲しいような甘さ
だ液に含んだキャンディをひとつ
あなたにあげたい

人の吐く息の波に
飛ばされてここにいるから
空が見えない

ふるえたように電話をかけた
いつもあなたに
揮 ....
東京の東の場末の少し前

相撲とりと競馬狂い
ちょっと一杯ひっかけようと、
そぞろ歩きの錦糸町南口

客引きの中国人の女やら
街頭ライブの若い子やらが
ネオンの極彩色にまみれながら
 ....
透け毛が一番
気になるのよ
ハミ毛だって
だってだって
お気に入り
コマネチ
Tバック大好き
お尻の割れ目も大好き
わたしは
わたしは
わたしはスキャンティ好きの
愉快な大叔父様 ....
あんたの笑顔が大好きで








 ....
どんなにひどくても
飛行機に乗ってれば大丈夫。

機内では一滴も飲まないし、

背もたれを蹴ってくる子供に
まあ、そろそろやめてくれやと
微笑むことだってできる。

なあご同輩、 ....
俺は粒あん派だが
嫁の母は
こしあんが大好きだ

好きなだけならいいが
粒あんのことを
下品だとか
気持ち悪いとか
さんざん孤蹴落とす

長期に渡り
生活費の援助を
受けている ....
ぼくはおちんちんがすきだ
ぼくのおちんちんはとってもやわらかい
だからさむいよるになると
ぼくはぼくのおちんちんをにぎったままねむってしまう
ぼんやりときのうやわらかな煉瓦にひら ....
salcoさんの自由詩おすすめリスト(3903)
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