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くつがえりたる
そのエッジは斬って、裂きます。
 
手の内で
私を温めた
手の内の ハデスを
ブランケットにくるまれた
彼の丸みごと
つんざいて、
 
また飄々とした  ....
鏡は嘘をつくようだ

お風呂に洗面所があったから
引っ越す前だ

団地の頃だから
たぶん小2とかそのくらいの頃

「なんでボクはボクの中にいて
 アイツはアイツの中なんだろう」

 ....
何でもない、俺は、
思いを出るだろう。世界に、
青い、川を見つめ、
自分自身として、見つめている。

プールの、中で、
昔は、追いかけっこをしていたこと。
小さかった私は、ラムネを開けた ....
{引用=上滑りした会話が
水槽の中で泡を吐いた
外は
しみこむような雨
果実を一つ
大きな手が絞ったような


呼吸困難で
死にそうだと
酸素が足りないのだと
嘆く声が聞こえる ....
愛情は肉のかたまりのようです
二十をこえても十の少女のようだった脚を
愛情はたやすく女のそれに変えてしまった
胸にも腰にも腕にも愛情は柔らかく実って
腕のすき間から零れるような身体ではない
 ....
夜になると

傍にいるひとは

もっと近くに来て

遠くにいるひとは

もっともっと離れて行く
湖に溺れている豚
必死な形相
肺にあふれる涙
私は歩けないから祈った
永遠に沈黙が続くなら
壁に骨をぶつけ
音楽を差し上げます

青空を
深々と突き刺すスズメバチの群れ
赤く腫 ....
 1.花畑に咲く

{引用=もう朝は終わってしまった
ちいさな女の子の
やわらかな手のうえで



朝は終わってしまった
だれかの罪が
ぼくの眠りを食んで
プランターの中で育って ....
物事を決めることが苦手なくせに
わたしはいつでも答えを望んだ



夕闇に肌の色も溶け合うような
あやふやな暑い夏

ゆらゆら揺らめいたのは
空気なのか こころなのか

 ....
今では
ベルトの穴も
あけられないほど

太り
ブヨついた
おいらの腹回り

口さがない人を
人を気にしていたら
こんな風にはなりようがない

くちなしの
白い花
天ぷらに ....
降り止まぬ雨はないっていうけど
それで地固まったのかな?

多摩蘭坂から見上げる雨上がりの夜空は
満天の星降るって感じには程遠くて

やっぱ悔しいけどそれが現実なんだよね

それでも、 ....
木漏れ日が透明の窓を越えて
台所の裾を浸す
覆うものがないから、と嘆く声
窓からは遠い、それだから音声は近く
台所の散らばった腐った水に
音節のひとつひとつが反射する、
空き地に立つのが怖 ....
緑は濃くなり
植物のよろこぶ
梅雨がくる

あたしの
うまれた月
6月

あたしは
猫だから
雨はきらいだ

家の中で
雨音を聞き
うずくまる

キミは
どうしてる
 ....
大江健三郎言う所の『自意識過剰の病気』になって



何の事はねぇ只の統合失調症なんだけど





んでも昔の呼び名の方が凄味があって良かったよな ....
音楽の教科書の
バッハやベートーベンの顔にいたずら描きするのは定番
けれどもなぜか社会科の資料集が
消しゴムで消せちゃうカラー印刷だったのでした

それにふと気がついて
それでふと思い立っ ....
地方の映画館で、映画を見た。
素直な青春映画で、
批評家には馬鹿にされるだろうけれど、
わたしは好きだった。
客は、わたしひとりだった。
もし、わたしがその街へ、
出張で行かなければ、 ....
ここが僕の新しい寝床だ
うず高い廃家電のベッド
人懐こい重油の匂い
腹の虫をアジる革命のような
焼き立てパンの香りも
まさかここまで追ってきやしないだろうから
もう安心して唾液を胃に刺せる ....
私が星をすきだというと
触れにゆこうとあなたが言った
高い山にゆくでもなくて
広い海にゆくでもなくて
そこの川に連れて行く

私が月が見たいというと
君にあげるとあなたが言った
夜の外 ....
こころざしがみのりますように。






自分でありますように。





全部元通りになりますように。




私は私のまんまでさ

生 ....
かげろうのようにあなたが笑うので
髪を切ったり
鏡を磨いたり
靴下を脱いだり
コップを落としたり
ソファーで寝てしまったり

そんなささいなことまで大切になりすぎる

この恋は危険だ ....
セックスフレンドを募集します
できればオナニーの上手な女性を
スタイルとか拘りません
美人だとか可愛いとか
さして重要ではありません
ましてや学歴や
収入なんて
まったく気にしません
 ....
青空を
見ていると
心が落ち着いてくる

青空を
見ていると
何故だか
心が和やかになる

生きていく
力がわいてくる

青空は
広くて
大きい

何故だか
空を
 ....
知られずに死んでいった
ひとたちのことや
恐れずに失った
ひとたちのこと
果たせずに手放した
ひとたちのことや
踏み出せず諦めた
ひとたちのこと
ひとことに
 ....
雨の生糸で編んだ夜
街の灯りのビーズ揺れ
傘の上では獣の足音
軽やかに
六月の匂い 
たてがみやしっぽに乗って
運ばれる

鈴蘭を揺らす雨粒は
小粒のおいしいドロップス
だどもあの ....
詩について語り合おう
             鶏の首を絞めてから
            鍋にたっぷりの水をわかし
           たきぎの準備をしてから
          風呂を ....
ひゅるひゅる

へたなくちぶえふいて

あるく

いつか 笑って

うしろふりかえる

日まで
放った視線はもう戻らない
青いラインとなり視野の先へと伸びていく
たったいま不可視の場所は
あなたの瞼の裏です

略するでもなく連続で地面が傾いていく
朝へ朝へ
あちこちに梯子が突き立っ ....
ジョギングする人とすれ違った
ネクタイをゆるめた長身の男の腕をつかみ
バランスをとりながら女が自転車をこいでいた
こんな夜中にこんなところを男女で歩いているとは
ふたりはどれだけ寂しかったのだ ....
羽虫の妖精が
肩にとまっていた

指で弾いて 
空へ帰そうとしたけど
彼の眼は
地中に埋められた種を
見ていた

生も死も変わらないとしたら どうだろう?

透き通る陽気に
犯 ....
牛です私決めました出産ですお立ち会いのもと牛です私牛です出産です決めましたお立ち会いのもと出産します牛ました私です決めました私牛を出産します。


産まれました
白と黒の牛は仔牛と呼ば ....
salcoさんの自由詩おすすめリスト(3903)
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