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桜の木々にダイヤが孵化し始める
誇れるこの世に 二つの目だけで十分だ

I think 爽

夢や希望を視力検査の片目で描ける かもしれない
この張れる胸こそ不可思議の姿勢を正し始める
 ....
遠くの山が
見える日は

空気も澄んで
はりつめる

景色を切り取る
窓の枠

部屋の暗がり
差す光

窓の向こうへ
踏み出せば

額縁のない
風景画

溶 ....
あなたのこのみはなんだろう
と、おもいつつ
たまごを割り
しろみ

きみ
にわける
よく冷えた銀色のボオルに、ひしゃげた顔がうつり
かしゃかしゃと、撹拌されていく

こんげつのつ ....
雪に埋もれたまま青く影を落とし
家々は俯き黙祷する
気まぐれにも陽が歩み寄れば
眩い反射が盲目への道標

抱擁されるまま

冷え切った頬が温もり
辺りに耳が開かれるころ
頭の後方 梢 ....
幸せ について
語る

そうやろか
そうやろか
と 語る

わたしたちの姿が
幸せにうつればいい
雪のけしきにとけて
光る母の髪まぶしい
G7先進7カ国の
時間給会議が
本日AM5:00
高田馬場駅前に
停められた
トラックの荷台で
行われた
各国の代表者は
一日目の議題
これから始まる
長野県でのダム工事の
時給 ....
ブランコを欲しがったのは私
それを父にせがんだかどうかはおぼえていない

どうだ こんな大きなブランコ
どこにも見たことないだろう

校庭にあるブランコよりも
はるかに高い木の柱と
長 ....
禁忌だ
書かれてはならないフレーズだ
書かれることによって瞬間に
なんと矮小化するんだ
猥褻だ

文字で無く
生成する物、聞こえぬ音
秘密の力だ、力が
真空のような宙に流れる ....
              鍵をかけた秘密

              ガラクタの木箱

                *
 
              テレビの闇

  ....
新宿
人ごみの中
白いウサギが
紛れてた


何も無いと
きっと
わかっていた だけど
エサを探した


社会の
海は
深そうに見えて
とても浅い
       靜かな小夜の幕が落ち
       氷がカランと啼きました
       喉を刺すのは涙の小骨
       盃を重ねど取れませぬ
       刺さった小骨持て余し ....
字のない手紙をおくった

絵のないスケッチブックがとどいた

おと(な)しあながみちてゆくように
閉め切った部屋の窓硝子の温度差
水滴によって曇っている硝子表面
外界の寒さと此処は無縁の筈だが
独り曇った硝子窓を見つめている自分は
一匹の黒猫だ

雌なのか雄なのか去勢されてから
噸( ....
腹にタップリ
脂肪を蓄えているのは
ちょっとした
飢えや渇きに
耐えられるように
元々なっているからであって
たまたま砂漠に住んでいないとか
たまたま飽食の時代に生きているとか
私の預 ....
                   ?

 とある地獄のスーパー銭湯、小股の切れ上がったイイ男が、下半身をむき出しにして間欠泉を跨いでいた。強面の赤鬼拷問官に槍で脅されて、恥ずかしい格好を強制さ ....
粉のような雪がふりだした

ながめるだけの 白い景色は、
確実なうつくしさと 堅実な
冷たさがある


雪はもう 私の部屋のなかにも
積もり始める
だから
私は、
青い柄のスコッ ....
なぐさめが
嘘だと知っていた
けれど
この世の中に
ほんとのことなど
在るのだろうか

わたしの躰に産みつけられ
冬を越した
薄黄色い{ルビ卵=カプセル}が
もうすぐ
孵化を始め ....
冷たい風

花のかたちに似ている

= =  

偽善者はそっと船を出す

逆さまの煙に色をつけて

= = =    

成長して僕は

ここにいるよ
 
イヨマンテの夜をききながら

体をたぎらせ、心をたぎらせ、

床の中で小さく雄叫びをあげる





*YouTube イヨマンテの夜(伊藤久男)
  http://www ....
住みなれた街で
何をしているのだろう
僕は生きていく目的がわからなかった 
そして コーヒーを買った


そして 疲れた 僕はベンチで
詩を書いては 捨てるのは もう やめた
本を ....
母が達者で花咲いている 茹でてふやけて

むいて食べる

ほっこほこの里芋にっころ

喉がころころ鳴っており

何かおるのかな

うっすら朝もやけのなか

鳥の声と緑の香りがする畑の中から

里芋 ....
手をつないだら
あなたが見える
まあるい瞳で
わたしをゆるす
あなたが見える


手をつないだら
あなたが聞こえる
ひみつの言葉で
わたしを結わう
あなたが聞こえる


 ....
各駅停車で、春に向かう



このあたりは 四十年前より 毒々しい
昔はこの辺りのことを 武蔵といった
私は相変わらず 色白だ
恋人の八雲が人間の女にネコババされるのでの時間を ....
ふるさとで飲むペプシが美味い デブのかく
大量の汗に含まれる
電解質を利用して
発電を行うという計画が
マサチューセッツ工科大学
デブ生理学研究所で進められている
世界中から選ばれた
デブの精鋭たち25人
彼らが未 ....
母さん
ぼくは思いだしました
まだ若いあなたの
細くも強いその手にひかれて夏
緑に燃える蜜柑葉をくぐりどこまでも道はつづいていました
おばあちゃんのお家までねと
暑くて永い昼下がり
眩暈 ....
夜飯食った10分後に
腹減ったから
カップヌードルのデカイやつを
シーフードとカレーひとつずつ
食って直ぐに寝ようと思ったが
棚に置いてある
UFOのデカイやつが気になって
寝られないの ....
万華鏡で迷子になっている ただいま凧が
ひっかかりましたので
取り除く作業のため電車が遅れております
掲示板の文字が流れた

お父さんとこどもかな

そうあってほしいような
別に怒る人もない昼日中
正月もすぎ ....
salcoさんの自由詩おすすめリスト(3903)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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風景- シホ.N自由詩513-2-25
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手をつないだら- 千波 一 ...自由詩5*13-2-12
各駅停車で、春に向かう- るるりら自由詩17*13-2-11
ふるさとで飲むペプシが美味い- 北大路京 ...自由詩213-2-11
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