すべてのおすすめ
夕食のとき赤ワインを
ボトル1本飲むと
夜中に必ずお腹が痛くなって
トイレに3回は行くことになる
するとエリカ様が起きてきて
「またゲリピーなの!」
そして私がトイレの中から
かす ....
君と歩く朝方の冬の道
気の遠くなる距離感
吹雪け
命
そして、凍死してしまえばいいんだ
俺
自殺願望は甘いドーナツ
君を想うだけで
真ん中に空いた穴に
ダイブしたくなる
ゆ ....
三年は居ると思ったのに一年で帰ってきて
高校を卒業して都会で寮生活をしながら働いて
帰りたくて故郷に帰ったけど 親は怒った
だからお前には無理だから行くなと言ったのに
どこまでも行くと ....
交通事故が見たい、とかそんなこと考えてた
僕は鳥とか声とかとおんなじ場所を歩こうと思ってた
虹は西からやってくるの。
ん、別にどっちだっていい。
ある記念日に、昨日は今日の ....
高校の頃おかしくなった俺にお袋は向き合ってくれたよ仕事休んで
何をそんなに急いでるんだ何でそこまで生き詰まるん ....
さびしく光をめくる
冬の公園の夜
うろうろと
街を進んだ
車のバンパーに
暗い電球を乗せて
叫んだ
雪に埋もれた公園の池で
闇の飛沫が激しく踊り
死ね
街灯は
小道の向 ....
吹けば飛ぶような
餃子の皮に
餡を包んで
喰らわば喰らえ
生まれ京都市四条大宮(wiki調べ)
嫁は知ってる
おいらの食い意地
「今日は
夕飯作らないからね!」
何が何でも
行 ....
鳥は二足歩行です
足跡てんてん
小さくて
羽ある君の小さな跡に
視線だけでついてくいつまでも
てんてんの跡は
命を知らせ
自分のたってる場所にふいに
鼓動が響く
ぼくは四角
ころころ
ころころ
いろいろなひとに
ころがされる
だけど
ぼくは四角いから
簡単には
ころがらない
だから
みんな
ちからをいれて
ころがすけれど
やっぱり ....
適当な恰好で深夜一時のコンビニに入る
無差別級な人生について考えながら
適当に食べるものを物色する
変革の時に雪が降ると言う事について考えながら
適当に飲むものを物色する
今日はロクに仕事を ....
魚(とと)屋の裏の
軒先伝い
いつもの三毛が
銀渋屋根から
三軒向かいの
土蔵の屋根まで
尻尾引きずり
のそりのそり
土蔵の屋根は
少し高くて
いつもはそこ ....
カツと思うな
思えば太る
揚げてギトギトの
この衣の
奥に生きてる
柔らか肉が
とてもジューシーで
とてもジューシーで
私を魅了する
口で闘い
心で闘う
豚を相手の
この死 ....
渋めのジーンズ一張羅
安物のタバコすっぱすっぱ吸っちまって
自分の臭さを消している
アタシはもうやり直しも効かない
アタマを無くしちまったんだ
五体満足なんだが
脳みそだけ ....
山間から 金属的な反響音が聞こえる
ブランコのきしみのような音だが大きすぎる音だ
山に反響し どこから 背後から聞こえる気もするし
前方から聞こえる気もする
川岸に下りると クレーンが ....
お金
ならない
お金はキレイ
花のよう
鈍く光の沈む
夜のあんな猫背の
色した鉛の玉の鈍く
街灯にあんな空と
椋鳥の霊
そんな奴に
セキレイが近づく
白い頭と黒い ....
青空に顔を向けて
無邪気に咲いた早朝
陽射しが眩しすぎて
不甲斐なく萎んだ午後
無力を思い知って
力なく項垂れた黄昏
もう夢なんか見ないと
突っ伏して泣いた真夜中
花が落ち ....
ひとーつ、人より立派なちんぽを
ふたーつ、フリフリさせながら
みーっつ、見て見て見て見て
お願い、見て!と女子高生に言い寄っている
醜い中年男を
見習って
みんな一緒に
あっ!モ ....
女の子はミルクティ
黒い人は刹那が好き
大抵みんな空が好きで星が好き
だってそうでしょう
男はわりと"あたし"が好きで
女は破綻を否定しつつなんだか嬉しそうだ
....
七本目の指が朽ちて落ちた
....
風は 何をするのだろうと 見つめていた
風は そこで 言葉もないまま 流れていく
カラフルな 色の ビーチパラソルが 回る
いくつもの 色を あたりに ちらばせながら
海を渡ってやってきた鹿子さんは
真理さんのいとこだ
鹿子さんの瞳は太陽にぬれてて
それは曇りの日でさえそうだった
祈りだけそこに残った
未来はとおくむこう
扇型 ....
{引用=
君は
君を助けてくれる
寝言なんて
どこにもないと
君は思うかもしれないけれど
工事現場に不意に
ひろい闇が広がるように
鶴の毛が抜けて
猫がはみ出してくるよう ....
嘔吐物の中身は なんだろう
プロテアーゼ
たんぱく質
ビタミンB2
カルシウム
食前の錠剤
貴方との30分
ひと昔もふた昔も前みたいに霜柱立ったり
ちょっとした水溜りに氷張ったりするわけじゃないけど
それでも今どきの朝って起きるの辛かったりする
とりあえずは出かける場所があって
帰ってこれる場所 ....
怖くても
震えてはいけない
月曜の朝に
震えてはいけない
胸の分厚い脂肪と頑丈な骨の向こうにある
ちっぽけなポンプが
か細い悲鳴を上げようとも
決して震えてはいけない
震えることは ....
おじさんの葬式にいった
もう何年も無沙汰していたおじさんが死んだのだった
ぼくは棋士にはならなかった
おじさんはずっと独身だった
泣けてきた
幸せとはなんだろう
ぼくが決めることではな ....
シンプルライフを実現したい
あまりものをもたないくらし
美しいですね
それより
きみはなんで
女の子っぽいのかな
「ちょうだい」って首をかしげたら
何だってもらえるんだね
テレビつける ....
ぼく、生理がはじまった
おちんちんから血が出るから
ひにょうき科の先生に診てもらったら
おめでとう、と言われた
いやっほい
と、ぼくは宙返りをして
さっそく父さん母さんに報告した
....
海にゆく
そいえばふたりでいったことない
ふたりでゆけば
どんなオモシロ見つけるんだろ
そこで焚火したい
おなじ火みつめて
ぬれ新聞紙にくるんだサツマイモ
ア ....
京(みやこ)の雪は
帰省の翌日
天気予報にあったとはいえ
数年来の大雪で
暮れの街が大混乱
テレビのニュースでのみ見る
京の冬らしい姿に
立ち会えなかった
呑んでは ....
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