すべてのおすすめ
信号機に勝間和代よじ登る春ポジティブ  
 
61
 
窓口で明日のことを聞く
明後日のことはわからないと言う
 
犬の尻尾を握ったまま
数日が過ぎた
 
公印の刷り込まれた
きれいな色の証明書が届く
 
 
 ....
書く
泳ぐ
消す
打つ
飛ぶ
読む
走る
思う
有る
死ぬ
蹴る
射る
居る
着る
似る
干る
見る
強いる
悔いる
起きる
過ぎる
恥じる
落ちる
帯び ....
ずいぶんと
人生を過ごしてきたぼく
花吹雪が舞う
本通りを歩いていると
ぼくは
いきなり
わかってしまった
ぼくは
自分が
わからない


長い間
生かされてきたぼく
 ....
「みなさんはシルマリルリオンについて言及しようとした際に、
 シルマリオンと語を縮めてしまったり、
 シルマリルリルオンと語を増やしてしまったりすることは
 ございませんでしょうか」

拡声 ....
うさぎの足跡を
じっと見つめていた
長い月日をどこか
窓に ドアを
けれど 立たされた
手が 夜に
ひとりぼっち 縮む
手紙だった
記すためだった
ペンに捨て ひとり
存在を消 ....
(1)

餅にはモチベーションという派生語じみた言葉が存在するのに、
同じく米から作った食物である団子には、それに対応するべき
ダンゴベーションという言葉が存在しないのはおかしい

そう ....
「風が少し冷たいね」と笑いかけると
まだ早かったんだとふてくされた声
まあまあ、って君のポケットに忍び込む
合わせなくても同じ歩調と
規則正しい腕時計
まだ寝なくても良いの?と、
いたずら ....
自分でもよくわからないけど
確かに今
つながった

強さと優しさが
賢さと素直さが
力と繊細さが


つながった
繰り返し繰り返し、さっきから何度も電話のベルが鳴ってる
けれどどうせ逆回転のテープみたいなマネキンのひしゃげる音だから
僕は敢えてそれに取り合おうとはしない

ぷるるる、ぷるるる、ぷるるる、ぷ ....
 
 
なにも無い
遠いところから
君はやってくる

名前を持たずに
やってくる
君の名前を考えている

夜十時で閉店した
ジャスコの二階フロアを
エスカレーターの下から
少 ....
つべたい夜の中
その世界の話をします
震えた時の気持ち
正直に話せます

靴の中には雪が
最後の賭博をして
面倒な気持ちごと
命を譲りました

誰も顧みない
ちっぽけな硬貨
 ....
コオロギの 濁点のような生涯
悲しい肉色の 
西洋ツツジを切らさずに
昏々昏々 赤子と眠る
今日、僕は初めて詩を書く
初めての僕には、詩の書き方がわからない
何を書けばいいだろうか?
そもそも、詩に書き方などあるのか?
それすらもわからない
教科書もない
ルールもわからない
ま ....
見えない冷たさ
夜の手のひら
わたしわたされ
ひらめく見えなさ


指に映る指の影
花でくるみ ひとつ剥がし
鳴る夜の外
夜の外


やわらかな針
風 ....
   花

 匂う(少女の)
 匂う(少年の)
 街にはアナタたちが息づいてイル
 人は時々に氷のように
 輝き消え、溶け、反射し、再結晶し
 揺れ、 ....
何ものにならんかな

月にならんかな

地より仰ぎ見る

黄色い待宵草々

天を照らさんかな

人を喜ばさんかな

地より請い願う

夜の明るさ待宵草々
 ....
朝起きて呼吸のしづらさに違和感を覚える
出した声は絞め殺された鶏のようで
ああ、やっちまったな。と生温いため息
体はだるいが腹は減る。ここら辺が痩せない理由か
冷蔵庫の中には麦茶と酒とつまみと ....
アイツが迎えに来るよ



もう随分と前に捨てちまった


あの手をふりほどいてやったはず




最近私を引き戻すために

記憶から今に飛んでくるの



お ....
俺だったのかと気づかされている
労働者ですらなくならされた時に
ロックバンドを畳んでは 公衆電話の前でため息をつかされた

感情自体を叫ばされるようなロック自体を見かけなくなったものだ 運送会 ....
朝 目覚めると、僕の身体の上には一つの箱が置かれていた。
それは薄汚れていて、大きい。降るとカラカラと音を立てた。
「奇怪だ、目覚めたばかりの僕にこんなものが用意されているなんて。
 奇怪だ、こ ....
止まない雨だった

優しいままでいられるほど嘘つきではないから
まだあまり汚れていない窓ガラスに向かって
冷たい視線を送り込む
反射した感情の行方を知っているくせに
しばらくそこに立ち止ま ....
さびしいなぁ


冷えた布団が
温くなっても
オレの心は


さびしいなぁ


寒空の下
きみは
木枯らしを抱いて
眠るのだろう


さびしいなぁ
花屋の店先に並んだ
色んな花を見ていた
人それぞれ好みはあるけど
どれもみんな燃やし尽くす

「その男は狂っていたのだろうか
花を街を 人をも
オイルをかけて火をつけて
燃やしていった ....
トント※1の笑い

遠くの空に一握の希望
RJのブルースに語る話はない。
近くの海に一片の愛情
SHのブルースに唸るフレーズはない。

ワクワクした空間に
言葉を埋めることが
唯一の ....
椅子の上に瞳は
氷の壁のように
置かれていた

向かいの椅子に座っていた烏のような女が
少女に声をかけると
置かれていた氷は溶けた
まるで氷ではなかったかのように

烏の烏らしい声は ....
横断歩道で飛び跳ねていたら
ユーウツに
アタマシバカレタ

歩道橋の上から
唾を垂らせば
いかめしい車達の頭に
反旗の鉄槌が下る

もうそろそろ青虫がサナギに成る時間だ

春のワ ....
裸眼視力 0.1なし

コンタクトをやめてから
度の厚いメガネは
常に手放せずにいた

けど
この頃

ぼーっとした裸眼が気持ちいい

慣れた自分の家
裸眼でもつまずくくらいだ ....
{引用=

眠っているあなたに ささやきかける
海峡の海鳴りがきっと
霧のような不確かな、消え入りそうな言葉を運んでくる
小さな螺旋の都に吸い込まれるように
淵をなくした深淵へと
言葉な ....
叫びだろう
耳を塞ぎたくなるほどの
{ルビ詩=うた}だろう
目を背けたくなるほどの
salcoさんの自由詩おすすめリスト(3903)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
かつまー- サトタロ自由詩110-3-15
「その海から」(61〜70)- たもつ自由詩510-3-14
澱(おり)2- within自由詩3*10-3-14
わからない- 寒雪自由詩110-3-14
私はございません- a自由詩310-3-13
投函2- 番田 自由詩110-3-13
グリン、コライダイン_イーピヨル、パタゴーヌ- a自由詩310-3-12
『入水』- 東雲 李 ...自由詩4*10-3-12
無題- 渡辺亘自由詩310-3-12
#16- 山口清徳自由詩2*10-3-12
- 小川 葉自由詩5*10-3-12
アルミニウムのインゴット- 竜門勇気自由詩3*10-3-12
dana- しべ自由詩410-3-11
はじまりの詩- kimkim自由詩410-3-11
冬と名- 木立 悟自由詩710-3-10
【A】_幸せにしてくれてありがとう_【B】- ヨルノテ ...自由詩1*10-3-10
待宵草- 蒲生万寿自由詩1*10-3-10
『解熱剤』- 東雲 李 ...自由詩2*10-3-10
過去の襲来- サワメ自由詩310-3-10
ダンボール- 番田 自由詩210-3-10
開封する- はるやま自由詩3*10-3-9
同心円状のバルコニー- 中原 那 ...自由詩1410-3-9
さびしいなぁ- 寒雪自由詩210-3-9
パイロキネシストの焼殺農業- ゼロスケ自由詩110-3-8
トント- ……とあ ...自由詩9*10-3-8
故郷- AB自由詩210-3-8
春・雑感- within自由詩12*10-3-8
裸眼- 森の猫自由詩4*10-3-8
ウミネコの部屋- 月乃助自由詩17*10-3-8
うた- sh自由詩4*10-3-8

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131